オオハンゴンソウ

秋元湖堰堤下のオオハンゴンソウが花盛り。この風景も美しいと思う。今や特定外来生物に指定されている嫌われ者。その経緯は同じアメリカ大陸からやってきたブラックバスと似ている。強い繁殖力ゆえに在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして、外来生物法によって国や自治体が外来生物の防除を必要に応じて行うことを定めている。裏磐梯でもこの夏、オオハンゴンソウの一斉駆除作戦が実行されている。
だが何か釈然としない。果たしてこれらの動植物によって在来種が滅んでしまうのか？彼らは地球外生物ではないのである。オオハンゴンソウは明治時代に園芸植物として日本に持ち込まれている。もう彼らに日本の居場所を与えてもいいのではないだろうか。初秋の風にゆれ、美しく咲くオオハンゴンソウを見ながらそう思う、かわいそうに思う。

晴朗な夏の日・・・

やっと夏の日、晴朗な夏の日がやってきた。短い夏の日が・・・
だが、すぐ後を追いかけるように秋がそこに見える・・・
（早朝の甲府沼から）

キアゲハ

昼過ぎ、コンビに買い物。表通りの混雑を避け、裏通り。予想に反しR459、五色沼の駐車場付近の混雑はなく、スイスイと拍子抜け。こんなに天気がよいのに、今年の夏はいったいどうした事か？
主人の本業が忙しく、手入れされない荒れた庭、初秋を思わせる風が吹き抜ける庭、キアゲハがダリアの花の周りを飛び回り、盛んに蜜を吸引している。
ここの主人の営業管理能力ゼロが災いし、きょうは能力以上の仕事をしなければならない。この蝶の様に軽やかに、舞うように、美しく、すばやく仕事が出来たらいいのだが・・・
到底無理な話だ。

カサブランカ

今年もこのユリが咲いてしまった。一年があっさりと過ぎてしまった・・・早い、過ぎ行く時の速さ・・・カサブランカ、白いユリ、香り、すでに去り行く夏・・・なぜだろうか？万感迫り来るものがる・・・

ダリア咲く

久しぶり、晴れ。気分がよい。芝刈り。
今年の春植え込んだダリアが初めて咲く。
萎びた小さなサツマイモ、数種、果たしてこれで芽吹くのだろうか？
周りの宿根草の芽吹きに埋もれ、存在を忘れていたがいつの間にか芽吹き、ぐんぐん成長し、それがダリアだと知った。そのダリアの初めての開花・・・
どんな種類のダリアを植えたかすっかり忘れてしまったが、あと2,3種類は咲くはず、楽しみな事である。

ツダンホンシン

春には気付かなかったツダンホンシンが咲いている。こんなバラもあった。
不遇な、美しさを主張出来ない控えめな・・・何かとてもかわいそうな気がする。一番目立つウッドデッキの上に移動してやる。ライトアップすると一番目立つ場所、スポットライトのあたる場所に・・・

今日もまた・・・

朝から雨、遥か遠い台風の影響を受けているらしい。
用事があって急ぎ猪苗代に下る。表から眺めた磐梯山、すっぽり厚い雨雲に包まれている。この雨では、お越しいただいているお客様がお気の毒でならない。
明日は雨もあがり青空ものぞく予報、当たってほしい。

アキアカネとミス・アトウッド

アキアカネがエントランスに置かれているミス・アトウッドのつぼみに止まっている。今日も朝から雨。今年の夏はおかしい。トンボもこの天候、いい加減にしてほしいと思っていることだろう。アトウッドが花開くころには涼やかな秋風がススキの原の銀色の穂をなびかせる季節になってしまう、磐梯高原の短い夏は終わってしまう・・・

窓越しの庭を見ながら・・・

ペンション業が忙しくなると庭に立つ事が出来ない。
バラ咲き乱れる庭、香りあふれる庭を夢想、ほんの一時ぼんやりと窓越しに庭を眺めるのがせいぜい、ふと気分転換するのがせいぜい。
やりたい時にやりたいことが出来る生活に大いなる生活の充足感はない。フラストレーションは必要なのだ、大いなる喜びの前には・・・毎夏のことだ。解りきったことだ。

アガパンサス

ブルーの筋の入ったアガパンサス、昨年植え込んだこのアガパンサスも幼く、花を見ることが出来なかったもの。今年初めての花、とても美しい。
来年はさらにいろいろの種類のアガパンサスを植えようと思う・・・

レンゲ沼

珍しくパンを買いに曾原湖に行く。何かのんびりした気分になり、レンゲ沼に立ち寄る。この時期この沼にくることはない。湖面を吹き渡る風、仕事を忘れ、どこか飛んでゆきたい。
9月、まだまだ先は長いなあ・・・（レンゲ沼）

晴朗な夏日

午後からすばらしい青空、気温もすっきり上がる。いよいよ短い晴朗な磐梯高原の夏到来だ。
夕暮れ、カラマツ林を通り抜けた夏の光が伸び過ぎてしまった芝生の上で軽やかに踊っている・・・

梅雨が明けたような？

天気がよい。梅雨明けか、と思わせる。そうあってほしい。太陽が出るとすぐにコンテナのバラの新芽はぐったり。雨が降っても鉢の中に入る雨水はわずかだ。いやいや始めた作業、１０リットル（10kg）の重いジョウロであちこちにある鉢の水遣りには、とても疲れる。そんな時、隠れるように咲いているスブニール　ド　ラ　マルメゾンを見つける。雨に特別弱いマルメゾンが咲いている。雨続きの中でこんなに美しく咲いている。　
すっと疲れを忘れる。

アガパンサス

昨年植えたアガパンサスが咲く。寒さに弱い、と承知しており、裏磐梯の寒さに耐える事が出来きないだろうと。だが、植え込んだすべてが宿根し、春に芽吹き、そして白花の開花。どんな種類のアガパンサス？保存してあるタグを今、調べるほどの気力はない。そのうちに・・・

スッキリしない・・・

曇天、天候がおかしい。磐梯山は今日も山頂は雲に覆われ、見ることが出来ない。
すっきりと梅雨が明けてほしい。いいことは、とても涼しい、過ごしやすい。
だが、夏がこれでは。日照不足、農作物が心配、１２，３年前の冷夏を思い出す。その年、猪苗代ではお米がまったく実らなかった・・・