裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

オオハンゴンソウ

2009年08月16日 | 磐梯高原・山・森・花
秋元湖堰堤下のオオハンゴンソウが花盛り。この風景も美しいと思う。今や特定外来生物に指定されている嫌われ者。その経緯は同じアメリカ大陸からやってきたブラックバスと似ている。強い繁殖力ゆえに在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして、外来生物法によって国や自治体が外来生物の防除を必要に応じて行うことを定めている。裏磐梯でもこの夏、オオハンゴンソウの一斉駆除作戦が実行されている。
だが何か釈然としない。果たしてこれらの動植物によって在来種が滅んでしまうのか?彼らは地球外生物ではないのである。オオハンゴンソウは明治時代に園芸植物として日本に持ち込まれている。もう彼らに日本の居場所を与えてもいいのではないだろうか。初秋の風にゆれ、美しく咲くオオハンゴンソウを見ながらそう思う、かわいそうに思う。
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