裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

ひょっとするとあれは夢だった・・・エジプト・トルコ・ギリシャの旅

2009年09月24日 | 

残った長旅の疲れ、シルバーウイークの疲れ、か・・・10時過ぎ起床、お天道様に申し訳ない、と思いつつパジャマのままブランチ。そして・・・
25G、およそ7時間のハイビィジョン映像、旅のビデオをぶっ通し観る。
ラマダンの深夜のカイロ、無秩序、信号機のない道路、溢れる車、クラクション。車の流れを縫う様に横断する歩行者、ミナレット、ラウドスピーカー、早朝の祈り、騒音、悠然たるナイルの流れ、肉屋の店先に吊る下げられた肉塊、プラスチックゴミの土手を流れる運河、ナツメヤシ、鮮やかな花咲くアカシア、機銃を持った警官、熱砂、遺跡、指先を擦る警官・・・そしてイスタンブール、青きボスポラス海峡クルーズ、白き対岸の家々、モスク、宮殿、ハレム、奇岩、遺跡、登る満月、明け行く奇岩の大地、日輪、静に上昇する熱気球、絨毯、ブルーの宝石、モスクそしてまたモスク、異常気象、豪雨、列車ストップ、1,000kmのバス移動、深夜の国境越え、パスポートコントロール。水の出ない寝台特急、ギリシャ、奇岩の上の修道院、雨のアテネ、エーゲ海、晴れ行くエーゲ海、クルーズ、白き家、青きエーゲ海、メタクサの香り、ビスタチオの味わい、島々、抜けるような青空の下アクアポリスの丘、白き神殿・・・長旅は終わった・・・
私は寅さんシリーズが好きで全48作品のDVDを持っている。中でも41作、寅次郎、心の旅路が好きでこれをよく観る。ひょんなきっかけで寅次郎はウイーンに行くことになる。旅路の疲れ、帰国後、寝て暮らす寅次郎、目覚め妹さくらに、しかしなーさくら、俺は本当にウイーンに行ってきたのかな~、ひょっとしたらあれは夢だったのかなー
今の私はこんな寅次郎の心境と同じものがある。ヒョとしてこれは長い夢を見ていた・・・それほど現実とかけ離れた、今やおぼつかない記憶となってしまっている・・・

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