裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

ノヴェンバー・ステップス

2010年10月16日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン
昨夜遅く、NHK「芸術劇場」でサイトウ・キネン・フェスティバル松本(録画)の小澤征爾を観た。体調を崩し、出演が危ぶまれていたが、チャイコフスキー「弦楽セレナード」第1楽章、病み上がりの痛々しいほどの小沢、時々椅子に腰を落としながらの演奏であったが、鬼気迫る指揮、7分そこそこの小品とは思えないすばらしい演奏であった。
続く武満徹のノヴェンバー・ステップスは若手指揮者下野竜也、小沢の直接指導の下の代演であったが、これもすばらしい演奏であった。現代音楽が好きでない私でさえたやすく感動してしまった。早速ノヴェンバー・ステップスのCDを買いに行かねばならないだろう、が、田舎では、ツタヤでは手に入れることはできないだろう。
悪貨は良貨を駆逐する・・・少ない客のために売れない商品でも置いてある、品揃いの多い、音楽に詳しい店員のいる良質のCDショップ、書店はことごとく消えてしまった。
あとはAMAZONのお世話になるしかない・・・
今年、初めて薪ストーブに火を入れる。心地よい暖かさ・・・
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