裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

拍子抜け

2009年01月31日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン
風雪が激しくなると覚悟していたが、風なく穏やか、時々雪。スキー場のリフトを止めると、連絡が入ってきているのが嘘のような静けさ。秋元地区だけ無風なのか?
昨夜偶然BShiで映画『ラヴェンダーの咲く庭で』LADIES IN LAVENDERを観る。ジュディ・デンチ 、マギー・スミス の演技のすばらしさはともかく、イギリス西部コーンウォール地方の風景、映像の美しさに魅せられてしまった。長く記憶に残る作品になるであろう。
映像といえば話は飛ぶが、同じNHK、大河ドラマの相変わらずの粗末さにはびっくり。『篤姫』の評判の高さを耳にし、今回期待して『天地人』を観た。相変わらずの張りぼてのチャチなセットのスタジオ撮影、まるで学芸会。役者の力み、熱演がかえって映像空間の粗末さ、空々しさを強調する。多くの人が大画面、地上デジタルで映像を観始めていることを関係者は承知しているだろうに。なぜ一見して安易なスタジオ撮影と解ってしまう粗末な映像作りを続けるのだろうか?制作関係者は視聴者をなめているのだろうか? としか考えられない。
韓国ドラマを最近観る機会がある。多くは短時間、低予算で制作されていると聞く、が、こんなにひどい映像を見せられる事は少なく、作品に寄せる関係者の激しい情熱、より良い作品に仕上げようとする強い意欲を感じとることが出来る。いろいろ制約も多いことだろう。だが、タレントをただただ並べることだけではあるまい。どうして十年一日、安易な制作態度を変えようとしないのだろうか?感じ取れるのはふんぞり返った傲慢な制作者の態度しかない。
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