裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

Gilbert Nabonnand

2008年05月19日 | Roses
ギルバート・ナボナンドが咲く。あまり期待していなかったがその美しさ、ティーローズらしい美しさに愕く。1888年ギルバート・ナボナンド育種、自らの名前を与えるほどお気に入りのバラであった、と想像できる。バラの歴史を辿ればこの美しさは偶然の産物ではない事が解る。
モダンローズの歴史が始まった19世紀、フランスのリオン。ナボナンドはまさにその地、リオンのギヨ農場(2代目、GUILLOT、Jean Baptiste Andre 1867年、La France育種)で働いていたのだ・・・その後コート・ダジュールに自前の農場を設立し、次々とティローズの名花を生み出す事になる。1878年General Schablikine、1879年Mlle Franziska Kruger、1888年、Gilbert Nabonnand、1892年Archiduc Joseph・・・なるほどなー

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