月刊誌「ならら」二月号
日本橋 奈良県ショップに紙衣「かみこ」展示中。 東大寺二月堂の修二会の期間練行衆が身に着ける着物です。和紙の着物です。展示されている着物は修二会の期間着た着物です。裏地あり、綿が入っておりました。保温性抜群です。
奈良のお水取り 2018年2月10日
立春が過ぎ、寒さの底の真っ只中、私が幼い頃二年間住んでいた福井は大豪雪。
半世紀前は、雪に閉ざされることが前提での工夫と暮らしが幼いながらも見えていましたが、暮らしが便利になるにつれて起こる問題も変容してきたようです。
なんといっても、大通りと住宅地の除雪の差が酷すぎるのが、ほんとうに気の毒だと思いながら報道を見聞きしています。
5歳から7歳まで二年間だけ住んでいた割には、記憶が鮮明で、福井県大野市の借家は、大野の駅に近く大通りに面していたので、除雪はされましたが、家の前は二階に届くまで雪が積まれ、庭側の敷地は屋根の雪を落とすため、いずれにせよ一階は真っ暗になっていました。
古くて大きな家だったため、一階の天井はかなり高めで、陽が出た時の二階の南側の部屋との違いは、最たるものでした。
陽の当たる暖かな南側の部屋でぽかぽかしている体感は未だによく覚えています。
そのようなことを思い出しながら、私がそわそわしだしているのは、奈良のお水取りが近くなってきたからです。
今週は連日神田から銀座にかけてに行く用事があり、毎度の事ですが、奈良県直営のお店に寄り、今回は、雑誌「ならら」を購入しました。
今月号の「ならら」は「東大寺二月堂修二会 悔過(けか)と祈りの声明」の特集です。
久しぶりに新たな情報を読みたく、いつもは奈良のどこかで頂く雑誌を、購入しました。
ページを開くと、あら不思議。
奈良の空気がふわりと五感に伝わります。
二月堂の堂内から聴こえてくる声明が香の薫りと共に蘇ってくると、いてもたってもいられない情動に掻き立てられるのです。
「奈良のお水取りが済んだら春がやってきますね」
という、このご挨拶は、関西では決まり文句です。
冬の厳しい環境に住まう人々も、僅かでも春の兆しが見えてくると、希望が湧いてきます。
お水取りまでもう少し。。。
「春よ来い。早く来い♪」と、鼻歌歌いながら、週末を過ごしたいものです。
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