五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

わけがわからず・・・

2008年12月07日 | 第1章 意識と知覚
表装は、職人の世界です。
だから、「見て覚えろ」です

解らないことがあったらとにかく聞く。これが、コツです。
でも、「解らないということが解らない」ので、質問もできない。

だから、ただひたすらやり続けて数えてみたら年数ばかりが経ってしまいました。
質問ができるようになったのは、ここ数年です。
「わけがわからない」とはこのことです。しみじみそう思います。

カウンセリングの学びも同じです。

色々な事柄が紐解くようになるには、ずいぶんと時間のかかる学びです。

なんでも簡単に手に入る時代ですが、技術とか学問の体得は、そんなわけにはいきません。

携帯やパソコンや、諸々の機械に翻弄されつつも、まずは、自分の脳味噌を「わけのわからぬもの」に使ってみようじゃありませんか

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掛け軸の作品展

2008年12月06日 | 第2章 五感と体感
年に二回の毎年恒例、作品展が始まりました。
今回は、仕上がりが良くなく、むくれ気味で会場に。。。
「仕上がりが良い」なんてことは、畏れ多くて云えませんが、ともかく不満な出来なわけです。

そんな気持ちも展示してしまえば、「もう、どうにでも言ってちょうだい
という気分に入れ替わってしまいます。

師匠に「仕立てが悪い」と言い訳がましく訴えると、一言「その人の成りだから・・・」と明るく返答されました。



人の感情と接する仕事をしている私にとってこんな「ガーーーン」とくる言葉は、他にありません。

忙しいことは全く理由にはなりませんが、一つのことに集中する瞑想的な時間が足りないのは自覚済みです。

開き直ったついでに今日は表装の先輩方と思う存分表装の話題で右脳を活性してきました。

奥さまの「書」を掛け軸にされた方が「まったくうちの女房は、金にならないことばかりしてる
と愚痴を言われました。
間髪入れず「それは、Tさんも一緒じゃないですかぁ~、、、輪をかけてお金にならないじゃないですかぁ~アッハッハァ
、、、と、周りの女性陣

「表装三昧」想像すると夢のような生活です。
よい表装に触れる美術館の旅をしたいし、
裂地の色や織り、取り合わせを味わうための旅もしたいし、
しつらえの決まりごともまだまだ良く分かっていないし、歴史の勉強はもっと深めなくちゃならないし。。。
アトリエの中で、手を合わせながら、しみじみと作業したいし。。。

ひとつひとつ、何事も・・・
焦らない、何事も・・・

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真夏の大感謝祭DVD

2008年12月04日 | 第2章 五感と体感
夏の続きです。
サザンオールスターズが夏に行ったコンサート「真夏の大感謝祭」のDVDが発売されました。
当然のことながら桑田さんオタクの息子は、受験勉強そっちのけで三時間泣いたり笑ったり、踊ったりの三時間を存分に楽しんでおりました。

我が家は日産スタジアムから歩けば40分のところにあり、好運なことにこの夏のコンサートは風に乗って聴こえてきました。もちろん、オタクの息子はコンサートにも参加。
茅ヶ崎と横浜で育ち、青山に住んだ私もまた、息子とは違う想いが湧きあがります。茅ヶ崎からキラーストリートです。。。そして、また湘南に通う縁ができました。

「いとしのエリー」
夏のコンサートでサザンオールスターズは無期限休止。
その数カ月後、桑田さんのお姉様が逝去されました。
「いとしのエリー」は姉を想って作った曲と聞いています。
病のお姉様に向けての歌声は、まるで神様が降りてきたようです。

「希望の轍(わだち)」
情熱の重さは夜の凪~・・・この歌詩がなんとも好きです。
子供の頃から現在の自分。そして、これからの自分は、まさしく希望の轍で天まで繋がっているように思うのです。

「ホテルパシフィック」
ホテルパシフィック、私の思い出の建築物のベスト5には入ります。
茅ヶ崎の海岸に忽然と建つ違和感ある建物。小学生のころ、「なんて寂しげな建物なんだろう。。。」と感じた印象が今も変わることがありません。その寂しげな建物で、よくボーリングをしました。

思い出やら、想いやらに重なり、本日は息子の誕生日です。
彼の希望の轍はこれからさらに彼自身が引いていくもの。
いろんな道があるでしょうけど、きっと乗り越えていくことでしょう。
それと、アジアの関係でお世話になり、長くお付き合いさせていただいた編集者のOさんのご冥福を祈ります。

天に向かって、湧き出す想いの多い一日となりました。

「真夏の大感謝祭」
さーて、勝手にシンドバットが始まったので、このへんで・・・

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腰越勉強会最終

2008年12月03日 | 悔いのない人生とは?
江の島を臨む高台の会場での勉強会。
今年の2月から12月まで10回行われました。

鎌倉から江ノ電に乗れば、稲村ケ崎から腰越までは、目の前が湘南の海。
天気がよければ大島も見えます。もちろん富士山は絶景です。
藤沢から江ノ電に乗ると、江の島駅から腰越の路面を体験することができます。

公開講座にしたおかげで、遠方からいらしてくださる方も多く、皆さん、帰りがけに漁港に寄ってしらすを買ったり、藤沢駅で冬になると出店する湯河原のみかんを買ったり、美味しい魚料理に舌鼓を打ち、勉強会に来ているのか、遠足にきているのか、「もう、どちらでもよい」と私自身も思ってしまいます。

とはいっても、世話人である「ブログランキング3~5位をキープしている生き甲斐の心理学」先生のゆったりとした語り口の中で、勉強の経験年数関係なく友好的に勉強会が繰り広げられています。

それぞれの暮らしをされている参加者の皆さんが、月に一度、一つのテーマで自問自答する貴重な時間です。
一つのテーマから湧き上がる感情や思いは、人それぞれ。個性の美です。

ひとりひとりの言葉は、成育史から醸し出す尊いことだまとなって、口から発せられます。
共鳴し合うことだまが、波長に乗ったり降りたりしながら、自己の感情と向き合うことで新たな気づきに目覚めていきます。

生きた心理療法の勉強とは、こういうことではないでしょうか。

大先生の論文とか、自分の身の丈に合わない事例研究を勉強するよりも、自己を通して学ぶことで体得へと導かれます。(一生のかけての修行ですが)

人の発する言葉の先にある、見えないものを見る力は、そんなところから生まれてくるのだと思います。

来年も二月から始まります。

皆さんと、美味しいお菓子を頂きながら、人と人の繋がりを大切にしてくことができれば、勉強会の効果は倍々となっていくことでしょう。

今年一年、ありがとうございました。
来年の勉強会で皆様にお会いできるのを心待ちにしています。

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