五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

相手のどこを信じるか?

2008年07月06日 | 悔いのない人生とは?
今日はとある市との協働事業のプレゼンの日でした。来週にも集まりがあり、ホッとはしたものの、まだ、結果は出ないので、気は緩めません。そんなことより、また、私のまっしぐらな性格を発揮し??熱く語ってしまいました。反省といえば反省。私らしいといえば私らしい・・・。ともかく、またやってしまもうた、というセルフイメージです。

自分の中に「いつか必ず私たちに賛同してくれる」という信じる心があるようで、次がだめならその次に、というしぶとい心意気!は健在です。

そのことが「甘え」というならそれまでですが、どこかの部分で、「信頼感」を信じているのだと思います。

私のこの思いは、どこからくるのかなぁ~、と帰りの電車でつらつらと考えました。

思いつくのは、「転校生経験」。環境の変化による適応性。

毎回自分を紹介し、能動的に友人を探さなくては、どうにもならない。
相手にばかり求めていたら、それは、ただの我が儘にしか過ぎない。
どうすれば、人から嫌われないか。それを察知するのが、ちょつぴり早い。

そんな自分の成育史からくる性格形成と自己概念に、今日はニヤリとした一日でした。

・・・そして、帰る途中立ち寄った書店で「O型の人が読む本」を立ち読み。
その本の帯に、「O型、来るもの拒まず」と記されていました。

なるほど、「去る者追わず」も記していただきたかったのですが・・・


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数字は物語る

2008年07月05日 | 悔いのない人生とは?
明日は、あるところで来年度における市との協働事業案のプレゼンがあります。
数週間前に企画書を書き、提出した段階で、肩の荷が下りたような気がして、そのことに触れずして、日々を過ごしてきました。

「えっ。。本番は7日じゃん!」

気分が慌て出したのは週明け。でも、他の仕事の締切が迫っており、それどころではなく、ようやく仕事が片付き、改めて、原稿を書こうとした日、NPO法人ライフリンクが中心になってまとめた2008年自殺白書が公表されました。

昨日の話です。

生き甲斐支援のためのカウンセリング教育事業を、今までは身近な方々を対象にしていましたが、この学びの良さを知っていただくためには、まだまだ努力が必要です。

「あなたの生き甲斐ってなぁに?」
私たちは、この問いかけをとてもとても大切にしています。

昨日HPにアップされた白書は、膨大なデーターです。心という見えない世界をカタチにしていこうとしている私たちには、大きな希望が湧いています。
心の問題を公費で活動するには、現象が起きていても立証するものがなく、皆、気づいているけれど、手を付けられない領域であったように思います。

自殺の原因は、一つではありません。複合的な原因が重なっています。

ただ、データのカテゴリーに、「生き甲斐喪失」という言葉が見当たらなかったのは残念ですが、予防医学的に、早期段階での教育の場が必要であることは、数字を見て明らかだと思いました。

数字は嘘をつきません。
驚くべく悲しい数字です。

自殺予防対策を巡り、このデータを各市町村が受容することから、いろいろな動きが出てくると推測しています。

私たちも、「個人の生き甲斐」を学びの核にすることで、それを求めている方々のお役に立てば、こんな嬉しいことはありません。

一つ一つの知恵は、手をつないでいけば、必ず大きな知恵となっていきます。
豆粒のような、小さな団体でも、知恵の一片として必ず役に立つと信じています。

明日は、そんなことを話そうかな。
ブログのおかげで、原稿の下準備ができました。感謝。。。

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印象の言語化

2008年07月03日 | 第2章 五感と体感
生き甲斐の心理学では、五感や体感を言語化する習慣をつける修練を積みます。

絵を観た時、音楽を聴いた印象、好きな風景を見たときの印象。

感じることをダイレクト表現するのはなかなか簡単なことではありません。

そんな時に便利なのは、比喩的表現です。

自分の思考と感情と行動から生まれた比喩的言葉には、自分の経験がすべて含まれています。
経験が自分の言葉を紡んでいきます。

人との関わりでも同じです。
無機的に人と付き合うなんてことはあり得ません。
必ず、相手に対し、何らかの印象を持ちながらお付き合いしていきます。

直観というのはとても大事なことですが、簡単に一面だけを見て、「好きとか嫌い」と判断するのは、少々気が早すぎるかもしれません。

長年の付き合いから見えてくる傾向もあれば、何かの出来事で、意外な印象を持つこともあるはずです。

人との付き合いの中で、何か違和感を感じたら、その人を動物に例えてみたり、植物に例えてみたりすると、個性のおもしろさが見えてくるように思います。

ちなみに私自身を動物に例えると、「牛」でしょうか。。。
「馬!」と云いたいところですが、「牛」です。「猫」とも云えます。

植物に例えると、グラジオラス、牡丹。

たぶん、私を知らない方は、それぞれの経験で、私の印象を思い浮かべることでしょう。

私を知っている人は、さてさて。。。

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