五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

良かれと思う思い込み

2011年02月23日 | 第2章 五感と体感

「ルーブルで彫刻と遊ぶシリーズ」

我が子を信じる親の気持ちは、親である私もよく解ります。
そこには「自然に信じていること」と「信じようと努力していること」が混在しています。。

我が子の身の丈を観ることが出来ず、親の理想ばかりが先行し子供を理想と現実のギャップに追い込んでいったり、
自分の親や伴侶との感情転移や投影の対象が我が子であるケースは少なくないように思います。

母親もしくは父親が子供に自分の心の内をなんでも喋っている、としたら、その内容を受け容れるだけの許容量が子供にあるか?ということを、ちょっと、頭の隅に記憶しておくとよいかな、と思います。

子供は親の心の内の解釈の傾向を学習し、学習したものに対する防衛機制を身につけていくようです。

無意識に身につけた防衛機制は、いつしか自分のバランスを保つために、身体症状に出たり、家庭以外でうっぷんを晴らしたり、いろいろな現象として表れてくるように見受けられます。
良い悪いの問題ではなく、自分が生き延びるために必要なものを補い、要らないものは捨てながらバランスを取るようです。私も同じことをしています。

子供と向き合う前に、自分と両親との関係から生まれた自分自身の防衛機制を点検してみると、「良かれと思っていた思い込み」に気付くかもしれません。

「どこまで喋るか、どこまで見せるか、どこまで黙っているか、どこまで見せないか…」
「ほんとうに言いたい事を言っているのか?それとも我慢しているのか?」

学年末をきっかけに、自分の心の点検をしてみる、というのは如何でしょう(^^)/

子供の成長を喜びながら、親である自分自身の成長を楽しみたいものです。

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