五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

そろそろお水取り

2011年02月24日 | 第2章 五感と体感
「写真・ルーブルで彫刻と遊ぶ」

東大寺二月堂で行われる修二会の季節がやってまいりました。

年に一度のこの行事は、2月28日から14日まで行われます。
昨日は、二月堂にお供えする「のりこぼし」の花ごしらえの日でした。
ブログに毎年書いているように思うのですが、「のりこぼし」は紅白の和紙で作られた椿のことを云います。

二月堂から東大寺大仏本殿裏に繋がる小路を歩くと懐かしい情動が湧きあがってきます。自分にとっての魂の故郷を感じる場所に立つと温かく包まれた安心感を覚えます。

お水取りが近くなると、心が躍り、その場に立ちたくなります。

2週間続く修二会の期間は、夜の松明だけが行われるわけではありません。日中は二月堂に一般人も上がることができます。そこで瞑目し作法、声明に耳を傾けると、一年廻った自分の体と心が浄化していく体感を得ることができます。
キリスト教では、春分の月の満ち欠けによって復活祭の日にちが決まりますが、仏教では日にちが決められています。
同じ季節に同じように自分を悔い改め、新しい自分を迎え入れ、新たに一年を過ごしていきます。
そう言った意味では、修二会と四旬節は同じような目的を思います。

今年の復活祭は4月24日。花まつりは4月8日。復活祭は春分後の満月が過ぎた日曜日です。今年は少々遅めです。

とにかく、
また、ワクワクする季節がやってきました。

今年も大いに反省し、大いに期待し、我が道を歩んでいきたいものです。

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