五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

猫のバルちゃん

2013年04月19日 | 第2章 五感と体感
関わる学校の管理事務所を過ぎるとけっこうな山の上り坂があり、その脇に修道院が建っています。

ある守衛さんとの朝のご挨拶は「今日はバルちゃん来てますか?」です。一人の特定の守衛さんだけになついている猫のバルトロマイ(名前)は、その守衛さんの膝の上でまったりとしていることが多いからです。昨日はその守衛さんがいらっしゃいました。
そんなわけで、いつものご挨拶をすると、「今日は居ないんですよ。先週気に入らないことがあったらしくて、指を爪でひっかかれて、それから来ていないんですよ。でも、元気に修道院のあたりを歩いていますよ」という答えが返ってきました。

「あらまぁ。。バルちゃん、きっと何かがあったんでしょうね~」と、私。

まるで夫婦喧嘩の話を聞いているような気分で可笑しくなり、にやにやしながら坂道を上り始めると、バルちゃんが私の方にやってきました。いつもなら私を遠目に眺め、見過ごしていくのですが昨日は違いました。
いきなり、私の足元にゴロリと転がり腹を見せて、「遊んで遊んで」と云わんばかりにゴロゴロし始めたのです。

「へぇ~。。。珍しいこともあるもんだ」と思いながら、暫くの間お腹を擽って遊び相手をしました。

ひとしきり遊び終わり、私が振り返りながら手を振ると、いつまでも尻尾を振ってご挨拶するのです。
しばらく歩き、また振り返るとじぃーっと私を見つめています。そして、また手を振ると尻尾を振るのです。

猫の乙女心は解りませんが、やっぱり誰かに甘えていた猫心を思いながら、人も然りと、またにやにや。。。

甘えられる私も「いやぁ~~、、たまらんなぁ~~」と、後ろ髪引かれるつつ仕事場に向かいました。

はやく仲直りできることを祈りつつ。。。十二使徒の一人の名前である「バルトロマイ」は男ですが、いくら男名を付けられても女の子にゃん。^^;

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