五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

よきに はからへ

2013年04月18日 | 第2章 五感と体感
生きて、活動して、もろもろの問題解決をそれなりに行いながら人は生きています。

赤ちゃんだろうが、お年寄りだろうが、人ぞれぞれの解決策を求めて、それなりの落とし所に満足しながら、または居直りながら、はたまた「しょうがない」と溜息つきながら生きています。

幼い頃から各地で過ごした生育史を持つ私は、人をよぉく見る習性があります。そして、それなりの対応を計らいながら他者と付き合う傾向が強いようです。

個性との関係性に波風立てずに済ましたほうが楽ですし、異文化に身を置いた時、自分はよそ者であり、そのよそ者が定着した風習のコミューンに入るには、異質な自分を他者に刺激させることを避けようと気遣いします。

でも、段々と歳を取るにつれ、流動的なものから固定的なものへと自分の個性が定着してくると、異質なものに対する感情が敏感になってくるのは、自然な流れであると思います。

自分にとっての「よきにはからへ」(良いように計らえ)は、他者の「よきにはからへ」とは大分違います。

ドラマで、お殿様が「よきにはからへ」と言うと、家臣が「ははぁ~」と言って身を臥せます。

画策する家臣が、よき結果が生まれれば成功であり、判断を誤り命を失えば失敗なのです。

計らってもらう自分自身がどのように計らってもらいたいのか。。。信頼する家臣に「よきにはからへ」と言う大器をそろそろ身につけたいものですが、そんな大器を持つ人には、生涯成れないな、、、と、思いながら、今日も前に進んでいこうかな、と、貧乏症で「よきにはからう」側の私は、思うわけです。

私自身、「よきにはからへ側」になることのできない自分を痛感した数日間を過ごし、居直りのような気持も徐々に湧いてまいりました。、というわけで、苦笑。。。修行はまだまだ続きます。

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