五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

風土

2011年11月05日 | 第2章 五感と体感
それぞれの土地には、それぞれの山があり、そこにはご神体とされた神の山があります。

高い峰に亡き人を重ね、空を仰ぎ、手を合わせる・・・

恐れるのではなく、畏れるのです。

ひとつの地域で、先祖代々、生まれ育ち、そこで結婚し、子供を産み育て、暮らし、死んでゆく人生。その人生そのものが美しいのです。華美なものは、綺麗ではありますが、「美しい」という言葉には、もっと大きなものが含まれています。

地形や気候、植物、生き物、人々によって織り成された風土の個性は、そこに足を踏み入れなくては体感し得ません。

昨日も早池峰の風土記を放映していました。再度拝見し、しみじみとその場に立ちたくなりました。

風を感じ、土を感じ、風に触れ、土に触れ、自分にどのような感覚が体感されるのでしょう。

自分の住まう場所とは違う異質感を無性に欲する情動は、自分に宿る流浪の遺伝子が無意識に欲しているのかもしれません。

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