五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

三渓園で拓本

2022年08月23日 | 悔いのない人生とは?






三渓園 表装展で拓本     2022年8月23日

6月の個展から二か月が過ぎ、
あれこれと課題が重なっていましたが、
8月20日に三年ぶりに開催された夏の横浜金剛会
(横浜能楽堂)で、夏休み集中稽古の甲斐もあり、
出来ないなりに喜びの感情を持つことができました。



21日は、もともと講座の予定でしたが、
能の会で大勢の人々と関わることもあり、
キャンセルさせていただき、
三渓園で開催されていた美大生と表具師のコラボ
作品展を見る事ができました。

表具師に作品をしつらえてもらう経験は、
美大の日本画専攻でもほとんど無いことは、
以前から聞いていましたが、
このような展覧会は、現役美大生のよき経験ともなり、
掛け軸にする作品が。どのようなものなのかも
学ぶことともなり、表具師の皆さんが
真摯に作品と向き合い、工夫を凝らした
掛け軸に仕立てられているのを見て、
身が正される思いがしました。

しかも展覧会は、園内の鶴翔館で行われ、
襖や障子の敷居を利用した板を作り、
そこに作品を掛けた展示だったため、
和室を利用した展覧会としては、
理想的な作品の見せ方でした。

この展覧会のために丁寧に準備をされたことが
よくよく見て取れました。

そして、
この展覧会では、三重塔の瓦を拓本にするワークショップも
開催され、私も参加。
久しぶりに拓本をし、夢中になりました。
京都加茂町、燈明寺の
本堂と三重塔を移築し、三重塔は三渓園の
シンボル的存在となっています。

その三重塔に使われた瓦を拓本出来るというのだから
三渓園の太っ腹さに感銘を受け、
空いていたこともあり、三枚も拓本させていただきました。
たぶん、私が選んだ一枚の瓦は、
室町ぐらいのものでは?と思います。




作業することに集中すると
脳がすっきりとリセットされます。
余計な情報がシャットダウンされるので、
一つの事だけに集中する時間が、
私の解放の時間なのだと、しみじみ思い、
楽しい時間を過ごしました。

仕舞にしても、表装にしても、
コツコツ続けることが一番大事な事で、
やめたらお終いであることを、
しみじみ思う週末でもありました。

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2022年9月2日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2022年 9月16日
13:00~15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12時~15時
日程:2022年10月11日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)


○○○○

ユースフルライフ研究所
通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了しました。
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2022年8月25日(木)

★植村先生の講座

1町田修道院
日程:
2022年第一週9月6日㈫

2小金井植村勉強会
日程:2022年9月20日火曜日

◎◎
町田勉強会
10月7~9日







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