五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

助けを呼ぶタイミング

2016年11月16日 | 第2章 五感と体感
助けを呼ぶタイミング2016年11月16日

人は心と身体と魂で成っています。
自分のどこかがヘンだ。。。と、思いながらも心に秘めてヘンだと思うところに気を向けない場合もあれば、ヘンなところを冷静に見極めて次の行動に移ることもあれば、不安感ばかりを他者に訴え、しまいには八つ当たりしたり。。。

自分自身の心と身体と魂との向き合い方が自分自身で始末が付けられるのが理想ではありますが、自分の内から湧き出すSOSを然るべき人にタイミング良く出す事が出来るようになることも自分がより良く生き延びてゆくための方法でありましょう。

身体の中心である丹田に気を据えて、自分のなんらかの不安の領域と向き合うと、どのように自分自身の始末をつけるかが見えてくるのです。同時にそれはメメントモリ(死を想う)も繋がっていきます。

「全てを自分一人で解決する事は難しい場合がある事」を頭の隅に意識しておくことが出来ているだけでも、助けを呼ぶタイミングを図る事ができそうです。
一人で解決することが難しいと思った時にどこまで自分ができて、どこから他者に頼るかの判別さえも出来にくくなっているかもしれません。でも、そんな時も頼れる誰かにSOSを出すことが解決の糸口になり、自分の混乱が整理されてゆくこともあるはずです。

新約聖書の「サマリアの女」は、まさにそんなタイミングの女性がキリストである事を知らずに出会います。
自分が助けを呼んでいる事にさえ気付かず、それを日が照りつける真昼間の井戸端でハタと気付かされる女性は、絶妙なタイミングでキリストと出会ったのです。
案外無意識の自分の行動を他者が見抜くケースの方が深刻であればある程多いかもしれません。

「助けを呼ぶタイミング」、
とても大事なタイミングのように思います。
自分のどこかにタイミングを図る意識があれば、必ずそちらの方に向いていくことを信じてはいますが、やはり信じていたいものです。


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表導会 50展
11月14日日曜日午後~11月19日日曜日16時まで
有楽町&銀座 東京交通会館の一階ギャラリー パールルーム

中島史子展 
12月10日土曜日~22日木曜日 横浜中華街 ギャラリー1010
私が表装した作品も展示予定です。

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勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
11月15日つつじヶ丘勉強会
12月6日火曜日 腰越勉強会
12月20日つつじヶ丘勉強会

NPOキュールの勉強会
11月18日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
11月25日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校


生き甲斐の心理学講座 NPOキュール主催
2017年1月21日日土曜日13時~15時半 
場所:渋谷区神宮前 渋谷のIMA
料金:3千円









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