五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

目黒川のお花見(感受することについて)

2016年04月03日 | 第2章 五感と体感
目黒川のお花見(感受することについて)2016年4月3日

先日オープンした東急デパートを内覧し今時のデパートの在り方の御手本を観た様な気になり、銀座和光で開催されている人間国宝の各ジャンルの工芸作家の作品展で560万円の竹籠が欲しくなり^^;、老舗の煉瓦亭で元祖オムレツを女性同士の合い席で頂き^^、知人の個展に赴きルネサンスの時空に漂い^^;;、大崎で親しいシスターのお兄様の油絵の個展で大いに楽しみ^^;;;、さらにひと駅電車に乗り五反田へ^o^。
五反田から中目黒に向かって目黒川沿いおよそ3キロを歩き、お花見を楽しみました^^vvv

歩いた歩いた。

いつも車で走っていたり、ピンポイントで出かけている場所を繋げる様な道のりに、頭の中に納得する地図が描かれ、昨今話題になっている目黒川流域は確かに居住地として好感持てると思いながら、私のかつてのピアノの師匠である友人と、とめどもなくお喋りをし、足と口の運動に勤しむ休日を過ごしました。

桜を愛でながら辻邦生の小説「西行花伝」が互いの愛読書であることも解り、目黒川で、如月の桜を眺むる西行の心持ちと辻邦生の文体の美しさを語り合い、3キロの道のりは、人の多さを気にすることなく平安後期に時が飛び、彼女のフランス仕込みで育んだ音感的な感性が重なり合い、なんとも心地よい花見をさせてもらいました。
人の感性は素地もあるとは思いますがいくらでも養えるものであり、その人の興味の積み重ねと経験がとても重要なのだと思います。自分が何を知っているかを紡ぐ言葉の出し方と、どんな話題と繋げるかによって、人との会話が相乗していくことで自分の感性も育まれてゆきます。
直観による感受性は、理性と深い関係にあるようです。
感受するものを何らかの媒体に表現してゆくうちに自ずと自分の個性の美が構築されてゆくようです。だからこそ、学び続ける情動があれば、どんどんと感受する力も備わってきます。

見て、聞いて、触って、動いて、食して、養うものをぞんざいにせず、常々丁寧に扱いたいものです。
上澄みのものよりも心の奥深くに持つ核の部分がふるふると揺れる時間はなんとも佳き時であることよ。


◎○◎○◎講座生の皆様へ◎○◎○◎
琵琶湖の唐崎WSは、4月8日~10日です。9日は三井(みい)寺の遠足を予定しています。皆様と過ごす三日間楽しみにしています。

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