五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

風習の記憶

2016年04月02日 | 第2章 五感と体感
風習の記憶2016年4月2日

昨日、永平寺の特集をテレビで見ました。
父親の仕事の関係で、永平寺に近い大野に二年間住み、その時の異文化体験が私の原型になっています。
テレビで修行僧が托鉢をし、少し離れた町まで托鉢して巡る様子が映し出されていました。
一軒一軒を巡りながら托鉢するお坊さんが、我が家にやってくると、鉢に小銭を入れ、母の後ろにくっつきながら眺めていたことが鮮明に蘇りました。
半世紀も経っているのに、記憶は鮮やかです。

年を取れば取るほど、幼い頃の記憶と少し前の記憶の体感に差異が無くなってくる事に気付き始めています。
痴呆になると、昔の事はよくよく今の事のように覚えており、語りもスムーズであることが不思議でありましたが、最近、人の記憶の傾向がそのように仕組まれている事に宇宙の神秘を感じるのです。
その内、宇宙創世の記憶までが体内から蘇る日が来るんじゃないかしら。。。と、思い、その日が来るのを楽しみにし、期待もしています。

幼い時に行った永平寺の記憶がそのまま自分の原型と繋がっているので、あまり粗野に扱いたくないという思いもあり、未だに永平寺を再訪してはいないのですが、大野に暮らした時期から半世紀という節目を目前に、北陸新幹線に乗って行ってみたい気持ちが湧いてきました。

前々から目標にしていた還暦に禅僧が持つ漆の食器セットの応量器を求めるためにしっかり貯金を致します。「托鉢貯金」とでも名付けましょうか^^。



◎○◎○◎講座生の皆様へ◎○◎○◎
琵琶湖の唐崎WSは、4月8日~10日です。9日は三井(みい)寺の遠足を予定しています。皆様と過ごす三日間楽しみにしています。

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