五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

風に耳を澄ます

2015年04月26日 | 第2章 五感と体感
「人の本音を聴く事を自分ができていると思うなかれ。」
しみじみと思う今日この頃です。
今際(いまわ)の際(きわ)に立ちながら行きつ戻りつしている時に、果たして自分の本音なんぞをしっかりと意識できるのだろうか?と、考えると、どうも初志貫徹している人以外、殆どの人が、心模様も行きつ戻りつのような気もします。
これは、あくまでも推測です。私自身が今際の際に立った時に、「元気な頃、そんな自問自答をしたもんだなぁ」と、思い出すだけでも大したものかもしれません。
今際の際に立つ本人が、安心して天に召されるには、やはり、周りが本音であろう何かを推察できた方が、互いに悔いの無くその時間を過ごすことができるのではないか、と思うのです。でも、これは、あくまでも理想です。

人は、自分の究極的な孤独と向き合う時に、何を目指すのでしょう?
できることなら、その人を脅かすような対象人物にはなりたくない、というのが、私の本音でもあり、自分が信ずるものを携えて天に昇って頂きたいと願うのです。

「風を聴く」つまり、「風(ルン)を聴く」ことは、魂を聴くという意味でもあり、「魂」という言葉を一つの概念で表現する事は難しいことであるので、「風を聴く」、「風に耳を澄ます」と云う心がけで充分なのかもしれません。
私には思いもつかない「信じるもの」を信じて今際の際に居る人もおられることも忘れてはなりませぬな…。

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