五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

24節気72候の小満

2013年05月21日 | 第2章 五感と体感
最近、めっきり夜が苦手になってしまい、朝方の生活となっています。24節気72候の立夏が過ぎ、今日21日は「小満」。

小満とは、「万物次第に長じて天地に満ち始める」 歴便覧の万物盈満(ばんぶつえいまん)からきている言葉だそうです。

草木が繁り、蚕が眠りから覚め桑を食するとうになり、そろそろ梅雨がやってくる頃。

昨日の雨で今朝の湿度は高く、しかも繁る草木の香りが空気に混じり、重たい匂いの中に包まれている体感を感じます。
しかも、夜の明ける前あたりから鳥がちゅんちゅんと鳴き、自然界が一層賑やかになってきました。

一年の営みの中で、目に見えて草木が成長する時期です。
人の営みも、それと同時に忙しくなっていきます。

森羅万象に目をこらし、耳を澄まし、香りを聴き、大地の恵みを味わい、草木茂る土を触り、「暮らす」ことを大切にすることこそ人の営みと言えるのかもしれません。

そういえば、小学生のころ、学校から預かった蚕を育てるのに学校の裏庭の桑の木の森に入り桑の葉を採ったことを思い出しました。あの頃は常駐の用務員さんが居たから、学校の庭はいつも綺麗に整えられていました。懐かしい事を思い出した小満の朝です。

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