五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ヘンだと思ったら多面的に

2008年09月01日 | 第1章 意識と知覚
人の話を傾聴することは、とてもとても大事なことです。

互いの信頼感の中で相手の言葉のそのままを受け容れることは、基本といえることです。

ただ、「何かヘンだな。。。この人。。。」と思い、相手に対して「違和感」を覚えたら、自分が「ヘンだ・・・」と思う気持ちを大切にしたいものです。

「人のことを悪く思うのは失礼だわ」という思いと「違和感」は、すでに聴いている側に「理想と現実のギャップ」つまり、「アイデンティティの不統合」をもたらしているのです。

「あなたの言っていることは私に違和感を生じさせる・・・」
なんてことは、言ってる本人の前ではなかなか言えることではありません。
でも「ヘンだ」と湧き出す感情を抑える必要はありません。

そんなとき、いったん間を置き、多方面から相手をみてみるのが良いかもしれません。

9月も始まり、今年後半が始まります。
新たに始まる諸々のこと、自分に関わる人々、「嫌だ嫌だ!」と思う前に、色々な方向から見てみると、違った色が見えてくるはずです。

自分をいさめず、正直な感情を大切に・・・

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