五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

心と身体で感じてみる

2008年05月17日 | 第2章 五感と体感
今日の○○新聞に、急増するうつ病患者の記事が大きく出ていました。

ほんとうに苦しい思いをしている方には、記事の締めくくりの文章に心を痛めた方も多いかもしれない、と思いながら読みました。

苦しいものは苦しいのです。
苦しくない人が「わがままだ」と安易に記事にすることは、控えて頂きたいと思いました。

ただ、その記事にもあったように、心療内科に行かなくても、自分自身で解決できる人も確かに多いはずです。

「生き甲斐の心理学」の中にストレス曲線という言葉があります。

先日もブログに書きましたが、不安感を放置していると怒りー身体症状ーうつー錯乱と益々苦しい状態になります。

「今、いったい自分はどの状態にあるのか。」

不安感?

怒り爆発?

身体症状に出てるか?

うつになっているのか?

判断がつかないくらい錯乱してる?


このように、まず、自分の心と身体に問うてみるとよいかもしれません。

たとえば、眠れないという身体症状に出ている場合。。。

眠れない理由は、恋人にふられたから?仕事で疲れすぎているから?試験がうまくいかなかったから?、、、
そうやって自問自答しながら、眠れない理由を言葉にして頭で巡らしてみると、それだけで、「意識」にあがり、少しは楽になるかもしれません。自分の不安感を放置していると、ますます不安が深くなっていくと私たちは教えられました。

昨日のブログにも書いたように、私がストレスを感じているのを他人は知る由もありません。大人である自分の身体と心は自分で管理するしかないのです。

自分の内に答えがあります。

だからこそ、心と身体で感じることを大切に。。。

私たちのNPOは、予防医学的な活動を行っています。
「NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会」を是非ご活用ください。

ブログ「生き甲斐の心理学」もよろしく。

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