五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

無心になる庭仕事

2007年05月03日 | 第2章 五感と体感
五月晴れ。春の日差しが初夏の日差しに変わっていくのを感じます。
急に紫外線が強くなり、日差しの強さが四月に比べると何倍もありそうです。

我が家の玄関は、真北にあり、門柱から玄関までのスペースは狭いのですが、結構手を掛け、私のお気に入りの場所に仕上がっています。

そこに、とうとう私の念願だった夏椿を植えたのです。

益々、気に入った場所となりました。

夏椿は、沙羅双樹ともいい、椿ではないのですが、夏に椿のような花を咲かせ、木肌が赤い斑となり、すべすべしているのが特徴です。
葉は、柔らかい木緑色で、夏の暑さを涼し気にさせてくれます。

朝から園芸ショップに出かけ、丸一日、ひたすら黙々と庭造りをしたのは何年振りでしょう。土に親しんでいると、時間を経つのも忘れて、植栽したり、種を蒔いたり、雑草を取ったり・・・。

そういえば、今日種蒔きしたひまわりは、名前が「ゴッホのひまわり」。他にも「ゴーギャンのひまわり」、「モネのひまわり」等がありましたが、、迷わずゴッホを選びました。ゴッホが描いたひまわり、そして病院の中庭を描いたデッサンは、プロバンスの刺すような光の中、無心で描いた彼の植物との会話のように思います。描かれた植物一つ一つにしっかりとした個性があり、それをくまなく描こうとした画家の苦しみも感じ取ること
ができ、強く私の記憶に残っています。

・・・そんな絵を思い出したのも、無心で土と遊んだからのようです。
兎に角、芽が出るのが愉しみです。
ゴッホの絵のモチーフのようなひまわりが咲くか否かは、今後の私の手の掛け方次第ですが、また改めてお知らせします。


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コメント (4)
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