五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

障子張り

2006年12月26日 | 第2章 五感と体感
我が家には、和室がありません。
なるべく広いリビングが欲しかったため、和室で区切らず、一階はリビングのみ。

その代わり、リビングにある二間の長さの出窓に障子を入れました。

「生き甲斐の心理学」のカウンセリング教育活動は、私の生涯続けたい「私の生き甲斐
」でありますが、もう一つ、足掛け13年続いている「表装」があります。

「表装」とは、掛け軸や屏風、障子、襖を総称して指す言葉です。

そんな儚いプライドがあるために、アイロンで簡単に張れる障子用和紙には、目もくれず、今年も従来の和紙を購入し、江戸時代から伝わる糊を使い、悦に浸ろうな~んて思って始めたのが不運の始まり・・・。

いつもなら、すんなりと張れる和紙が上手に張れず、やっ仕上がり、翌朝見ると、一部が剥がれているのです。

よくよく考えてみると、この江戸時代から伝わる糊は、今まで障子張りに使ったことが無く、しかも、乾燥した時期にしては、和紙の湿りが足りなかったようです。

仕方ありません。また、やり直し。結局、今年のクリスマスは、障子張りに時間を費やしてしまいました。もう少し、本を読んだり、書き物をしたりすれば良かったと反省しきりです。

クリスマスを満喫してから、作業すべきでした。

先を焦らず、「今やるべきこと」、「今楽しむこと」を優先したほうが良さそう。

こんなことも、あるさ。

気を持ち直し、お正月を迎えるまで落ち着いて暮らします。


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コメント (4)
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