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五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

置かれたところで

2017年01月01日 | 第1章 意識と知覚
置かれたところで、2017年1月1日

あけましておめでとうございます.

「置かれた場所で咲きなさい。」
なんだかんだいってもいつのまにやら、シスター渡辺和子のこの言葉は、自分自身に手向ける言葉として大切にしてきました。
「世界に一つだけの花」とも重なり、スマップ解散とシスター渡辺の帰天が重なったことに意味を感じる大晦日となりました。

歴史的な大事件で暗殺された父親を目の当たりにしたシスターの幼少期の体験は、お隣の国で騒がれている某人とも似た体験であり、私はシスター渡辺を崇拝しているわけでもありませんでしたが、この数カ月いつも意識の中に在りました。
自分と他者を信じ、置かれたところで花を咲かせてきたシスター渡辺と自分も他者も信じられない孤独の人生を歩んできた某人を比べ、できることなら前者の道を歩きたいものだと思ったり。。。

「なるほど。このことの兆しを会ったことも無い私が無意識に受け取っていたのね。」と、脳天気な解釈をしたら腑に落ちました。

愛と信頼は、かけがえの無い人に与えられたギフトでありましょう。

どこかで聞いた事のある某学校の校訓で始めさせていただきます。

「信、望、愛」

薄っぺらい疑いを持つよりも、人の本質の元に根ざしている望みを信じ持つ事の方が有益であることを改めて感じ取り、より良く新たな年を歩みたいものです。

そして、シスター渡辺和子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今年も佳き年でありますよう。
普段通りの当たり前を感謝しながら、酉年を歩みたいと思います。

......



2017年公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所
1月はお休み。
2月から2017年の講座が始まります。
2月7日 腰越講座
2月21日 つつじヶ丘講座

NPOキュールの公開講座

1月21日土曜日 渋谷のIMAにて「生き甲斐の心理学講座」
13時~16時 講座料3千円

NPOキュール東急セミナーBE講座
1月20日雪谷校
1月27日たまプラーザ校
(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)


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師走に入る

2016年12月01日 | 第1章 意識と知覚
師走に入る2016年12月1日

今年はどちらかというと表装に重きを置く時間が多かったようですが、来年はユースフルライフ研究所設立30周年の年となりますので、そろそろ会報や勉強会の具体的な計画を立てなくてはなりません。
「生き甲斐の心理学の教育普及」のために設立したNPOキュールも2005年から地道に活動が続いており、地味ながらも新たに出合う方々との交流は、私の生き甲斐にもなっています。なんと来年で設立12年。早いものです。
行政のどこからも支援を受けず皆様の年会費と勉強会の講座料で運営し、身の丈の勉強会を行ってきたことが長続きのコツだったかもしれません。
今後も会員の皆様に協力して頂きながら、コツコツ活動を続けていきたいです。

師走に入り、年間通して行っているユースフルライフ研究所・講座「腰越」と「つつじヶ丘」は、12月が最終回となります。

12月2日は宮城県山元町の勉強会。3日は、亘理での勉強会です。
常磐線の浜吉田~新地までの常磐線開通直前の訪問となります。

::::

勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
12月6日火曜日 腰越勉強会
12月20日つつじヶ丘勉強会

NPOキュールの勉強会
11月18日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
11月25日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校
12月16日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
12月23日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校


生き甲斐の心理学講座 NPOキュール主催
2017年1月21日日土曜日13時~15時半 
場所:渋谷区神宮前 渋谷のIMA
料金:3千円



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現実的な将来

2016年10月27日 | 第1章 意識と知覚
現実的な将来 2016年10月27日

今朝方、天の高いところから寒気が叩きつけるように落っこちてきた!と思うくらいの強風が垂直に落ちてきました。このような風が吹くと、「いよいよ冬の到来だ」と、心が引き締まります。

昨日の生き甲斐の心理学某講座のテーマは、「自分の将来の不安について」でした。
先生、そして、久しぶりに再会した皆様、和やかに萩の名残を愉しみながら集えました事に感謝します。
ぼんやりとした不安感が、身体から来るものなのか?魂から来るものなのか?成育史上に育まれた考え方(心)から来るものなのか?を意識してみると、具体的な不安の現実が見えてくるように思います。
一体何が不安なのか?
そんなテーマを与えられたのも何かの縁。
私自身、ムカデのように何足も靴を履いているような生活を長きに渡り過ごしているわけですが、やはり体力的な限界も感じるようになりつつあります。
幸いあまりクヨクヨしない性格なので、多重な仕事と役割に耐えうる精神力はあるつもりですが、そろそろ体力を考えないといけない時期に突入してきたようです。
そのようなわけで、私の場合は「身体から来る不安感」を選択しました。

これ以上効率良く、簡略化していこうとすると、益々悩む時間、つまり決めかねる事を思索する時間の短縮が迫られそうです。
ドラマ「24時間」ではありませんが、「即断即決で行動する」ことの要領を良くするということになります。しかし、体力に自信が無くなってくると、この即断即決こそ鈍くなる感があります。
同時に、やらなきゃいけないことを徐々に先延ばしにしつつ、やるべき事を何とはなしに少なくしていく事も一つのやり方かもしれない、と、ふと、怠け心がそんな知恵を下ろしてくれました(笑)
そんな風に雲隠れしつつ、うやむやにする事を自分に許す事も公には言えない一つの方法かもしれません。
隅から隅まで自分で見渡す事よりも、誰かに託すことにもう少し要領良くなりたいものです。
改めて人を育てる事の大切さを感じています。

:::

江戸表具を愛する会作品展示
場所:銀座プロムナードギャラリー 「銀座三越~東銀座地下道のショーウィンドーギャラリー」にて
日程:10月15日土曜日午後~11月13日土曜日午前
私は、子供の晴れ着古裂でしつらえた掛け軸を展示。会のテーマで仕立てた掛け軸も展示中。
銀ブラついでにご覧くださいませ。


表導会 50展
11月14日日曜日午後~11月24日日曜日16時まで
有楽町&銀座 東京交通会館の一階ギャラリー パールルーム

::::

勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
11月1日火曜日 腰越勉強会
11月15日つつじヶ丘勉強会


NPOキュールの勉強会
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校
11月18日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
11月25日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校




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分配するモノ

2016年10月26日 | 第1章 意識と知覚
分配するモノ2016年10月26日

私の想像以上の富を得ている人がいらっしゃる中、その何十万倍も今日のパンすら買えない人がいる現実は、フランス革命以前であっても以降であっても、変わらないようにも思います。階級関係無く働き次第で富を得ることが出来るようになった時代は、考えようによっては荘園制度の時代よりも格差の壁が厚くなっているのかもしれません。
富の格差を計算して平均を出したところで何の意味も無いですが、私なんぞは平均を出したら平均以下の民草であろうと思います。

そんな民草の私でも、こりゃいかんな。。。と、思い、ピケティを読んだりしましたが、結論を言えば、結局は自分自身の幸福を思索するしかない事が自分の中で明らかになっただけです。

誰かが持っている何兆円の資産を話題にする事はバカバカしく、それよりも、私自身の今日のパンを買う事の出来る生活は、今日のパンを買う事の出来ない生活よりも雲泥の差があるはずです。
自分が分配できるものは、献金する一枚のコインも役立つでしょうが、自分の知恵と手足を使う事は、もしかしたら一枚のコイン以上の相乗効果をもたらす事もあり得るかもしれません。
「神様の手足になる」という言葉をよく聞きますが、最近この言葉が何故か頭を巡ります。
働いて、子育てして、家を買い、あれやこれやと邁進してきた時期が落ち着き、改めて「働く事の内容」を吟味してみると、私のできる事が神様の手足で他ならない事に気付かされます。
人にはそれぞれの時期があり、自分自身がその時期をタイミングよくキャッチ出来たら、きっと何かの分配が成されるのかもしれません。いや、もしかしたら、既に成されているのかもしれません。
やはり、自分が幸福であることが一番大切なことなのだな、とも思います。


:::

江戸表具を愛する会作品展示
場所:銀座プロムナードギャラリー 「銀座三越~東銀座地下道のショーウィンドーギャラリー」にて
日程:10月15日土曜日午後~11月13日土曜日午前
私は、子供の晴れ着古裂でしつらえた掛け軸を展示。会のテーマで仕立てた掛け軸も展示中。
銀ブラついでにご覧くださいませ。


表導会 50展
11月14日日曜日午後~11月24日日曜日16時まで
有楽町&銀座 東京交通会館の一階ギャラリー パールルーム

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勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
11月1日火曜日 腰越勉強会
11月15日つつじヶ丘勉強会


NPOキュールの勉強会
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校
11月18日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
11月25日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校


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希求する

2016年10月06日 | 第1章 意識と知覚
希求する2016年10月6日

自分が求めているものを現実に叶えようとする時、修練したり、学んだり、工夫したりしながら、叶えるものを求めていきます。

希求するものが修練したり学んだりしながら育んでいけるものであれば、イメージがある程度はっきりしているはずですが、希求しているものが愛であるとそうそう上手く事は運ばないようです。
「愛されたい自分」のイメージが強く、それを相手に求めて、自分が満足したいと思えば思うほど、自分のイメージしている愛とは違うことで、どんどん不満な心が芽生えていきます。
特に親への愛の希求が配偶者や子供、友人達に及ぶと、自分自身の問題であることに気付かない限り、いつまでもいつまでも希求し続けていきます。

何かが出来ないのは、親のせいだ。
親が小さい頃○○をしてくれなかったからだ。
等等、
小さな事を含めて、私自身もそんな「たら、れば、」は、生育史の問題として沢山携えながら生きてきましたが、「希求する愛」と「天のおおいなるもの」を結び付けながら希求する愛を思索して、検討してゆくことで、自分自身の孤独感の問題として捉えられるようになってきたように思います。

いつまでも希求し続けていたら、宙ぶらりんです。
希求し続けるどこかの過程で、一旦何かに帰依することは、とても大事な人生の一こまであるかもしれません。
帰依する内容、人によって色々です。

一端、そこに留まり落ち着けば、また新たな扉が見えてくるはずです。そこから改めて扉を開いて見えてくるものを検討してゆけばよいのです。

一気に希求するものを叶えることを望むのは、赤ちゃんであれば、当然の事でしょうが、生育していけばいくほど、叶えるものの過程を段階踏んでいくことの知恵がその人の生きる力になっていくはずです。

自分の希求度の満足、不満足度、、、はてさて如何なものでしょう~。


勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

チャリティーコンサートのお知らせ:
10月9日日曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
料金1,500円 



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逃避 14の防衛機制

2016年09月14日 | 第1章 意識と知覚
逃避 フロイトの14の防衛機制 2016年9月14日

「逃避」 現状が苦しいので、他のものにエネルギーを出して現状の苦しみを回避すること。

例:家庭が面白くないので、仕事に打ち込み憂さを忘れようとする。
テキスト95

逃避を悪いものだと思えば思うほど、深い逃避から抜けられなくなるようにも思ったりします。
自分の身体と心の風通しを良くするためには、逃避をほどほどにし続けていきたいものです。
逃避という言葉に罪悪感を持つならば、逃避を別の言葉に置き換えてみるのも良いかもしれませんが、その前に自分が持つ罪悪感という概念を少しばかり立ち止まって意識化してみると良いかもしれません。
ただ、もろもろの逃避をすることに対する罪悪感が「全く無い」とあれば、これもまた思索の余地があるようにも思いますが・・・。

上手な逃避は、人間関係や役割遂行の自分との距離感を改めて考えてみる事もコツかもしれませんし、自分がどうであれば健やかな状態であるかをイメージしつつ、逃避したい対象との関係性を改めて捉え直してみることも一つの方法であるかもしれません。

逃れる事の出来ない事に関しては、人それぞれ抱えているはずで、変えられない現実を変える事に望みを託す事よりも、全く違う環境に身を置くことでバランスを取ることも逃避の上手な使い方でありましょう。
自分が置かれている現実に囚われ過ぎていることで、軽やかな逃避を自分自身に許していないとしたら、ほんとうに勿体ない。。。と、思うのです。
自分の身体と心は、自分自身のものであることを改めて意識してみると、逃避の意味が見えてきそうです。

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✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会報は、これから編集作業に入ります。10月半ばに編集完了の予定です。

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摂取の安心感 フロイトの14の防衛機制⑫

2016年09月13日 | 第1章 意識と知覚
摂取の安心感 フロイトの14の防衛機制⑫2016年9月13日

「摂取」自分の中に自分以外のものを取り入れて安定を図る事。テキストP97

例 智恵子の好きだった彫刻を懐に入れていた高村光太郎。彼は亡くなった妻を心の中に取り入れて寂しさを克服する。

我が子を摂取し、自分から離さない親であるとか、妻や夫を摂取することで安定を図るとか、友達を摂取する等、「人」の摂取は、無意識のうちにやっていることのように思います。良くも悪くも自分の中に取り入れることは、誰しもやっていることでしょう。

高村光太郎のように「物」を摂取することを思い巡らしてみると、私は随分携えているように思います。
神仏習合キリスト教、ヒンドゥー教、に縄文の神等等。。。
我が家の祭壇と称する場所には、神々が賑やかにおられます。
お出かけ用の「お守り」も小さな袋に詰まっています。
自分が携えているだけでも安心しますが、無い事に気付くと、ちょっぴり心が揺らぎます。

今、誰しも否定できない「摂取」は、スマホでもあるかもしれません。
あれば、安心。
なけりゃ、不安。
SNSでのやりとりも然り。
常にやり取りしていないと不安になる。。。
自分が摂取という防衛機制の一つの理論に当てはまる事を受容しておかないと、ずるずる、だらだらと摂取に取り込まれていくかもしれません。
それから逃れられなくなる状態になると「依存」にも繋がるでしょう。

自分の摂取の傾向を早めに認めておくことも上手な防衛機制の使い方かもしれません。

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退行して振り出しに戻る

2016年09月10日 | 第1章 意識と知覚
退行して振り出しに戻る 2016年9月10日
フロイトの14の防衛機制10

退行 現状が苦しいので幼少期に戻って快楽原則にひたりたい心理。(テキストP94~)

小学生の3,4年生の頃までは、親の目の届く範囲で暮らしているようにも思いますが、段々と親の見えない子供の世界が確立していきます。
親の庇護の元で安穏に暮らしている場合もあるでしょうが、親に甘えたい気持ちがありながらも、それが中々叶わない状況の子供も存在しています。
どちらにしても、中学生ぐらいになると、退行という現象は、あまり珍しい現象ではないように捉えています。
子供と大人の狭間の時期に、一旦、退行という状態になることで、大人っぽい事を言ったかと思うと急に幼児の様になったりすることも、人の成長の上でとても大事な通過儀礼と云っても言い過ぎではないように私は思います。

中学生、高校生の大人子供の精神状態は、個性を確立してゆくための大事な経験でありましょう。

子供のように甘えていたい時期に、それを身近な人や両親に受け容れてもらえないと、いつまでたっても退行の処理に固執し、退行から解き放たれません。
それが、いつしか記憶の底に沈んで、大人になっていくと、諸々な依存現象が表出していくようです。

甘えたい時期に無防備に甘えられる子供は、とても幸せかもしれません。
自立する時期に上手に親が子の手を離すことができたら、きっと、その子は、社会の中で自分のバランスを取り、自分で自分の事が処理できるようになるでしょう。
なかなか、難しいことかもしれませんが、私自身もやり残した感のある幼少期を思い出すと退行から解き放たれていない一人かもしれません。
自分の退行の事例を意識化して受容できると、何かのきっかけになるようです。

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理由と言い訳で正当化する 「合理化」

2016年09月05日 | 第1章 意識と知覚
理由と言い訳で正当化する 「合理化」フロイトの14の防衛機制⑥

躾だと言い訳するが、実は憎い。
愛するが故、我が子を叩く。
そんな理由を言い、実は本人の生育史上の何かが行動となり、感情となり、考え方を構築するのですが、この理由と言い訳じみた「合理化」して、自分を正当化して、自分を生き延びさせていくことも、自分自身が生き抜くために必要な防衛のようです。

でも、躾と言い訳しながら、自分に秘めた本音の感情が隠されれば隠されるほど、一層酷く子供を躾け続けてゆくのです。

理由と言い訳で合理化を図りながら自己を正当化することについて、自分の事例に当てはめてみると、どうでしょう・・・。
私も色々ありそうです。
「合理化」については、ここで書くと誤解が生じそうなので、勉強会にて言語化したいと思います。

今日から、各方面で勉強会が始まります。
夏の出来事を語り合いながら、皆様にお目にかかるのを楽しみにしています。

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✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
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知性化でもやもや解消 

2016年09月04日 | 第1章 意識と知覚
知性化でもやもや解消 14の防衛機制⑤ 2016年9月4日

知性化: 感情をなまのまま表出するのが怖いので抽象化して表出する事。
(生き甲斐の心理学テキストP94)

「本音を出せず、抽象的な表現しか出来ず、自分も相手ももやもやした状態になり、自然と相手が離れていく。」そんな図式は、身近に沢山ありますし、私も少なくは成りましたが、細々とは常に経験しています。
抽象的な表現が文学的であったり、専門用語であったり、独自の文化をひけらかしているだけでは、人は遠巻きになるばかりでしょう。

確かに知性化によって言葉を抽象化することは、他者から嫌がられる大きな理由の一つでもあるかもしれませんが、的がズレていなければ、知性化も使いようです。
いちいち他者に伝達しなくても心の中で、自分の思考と感情と行動を心理学用語で照らし合わせていくことで、腑に落ちることとなれば、もやもやは随分解消されていくようです。
相手の素性をいちいち詮索せずに、「ああ、抑圧の深い人なのかしら。。。?」、「意識的に我慢していらっしゃるから、抑制の強い人なのかな?」とか、「何でも良い様に解釈しやすい人だなぁ~昇華が上手な人かしら?」等等と推察していくうちに、自分の心に湧き立つ不安感が減少していくのです。

余計な井戸端会議で、他者の噂話をするよりも、ある程度の理論的推察をすることで、自分がこれ以上負の感情になることを避ける事も「知性化」という防衛機制のなせる技です。
理論の用語を知ることは、もやもやした感情の解決の糸口になるはずです。
私自身も学ぶことで言葉を知り、「もやもや感」が極端に少なくなりました。
知性化を上手に使って、すっきりとした心持ちで暮らしたいものです。

口に出す言霊を大事にしたいものですね。。。

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✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会報は、これから編集作業に入ります。10月半ばに編集完了の予定です。

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抑圧と抑制

2016年08月31日 | 第1章 意識と知覚
抑圧と抑制 フロイトの14の防衛機制②③ 2016年8月31日

云いたい事を我慢したり、自分の感情を外に意識的に出さないようにしたり、つまり自分の感情や思考していること、行動する事の湧き出す情動を抑える事を「抑制」だと私は解釈しています。(意識している状態)
自分が自分の意思で抑制していることを続けているうちに、いつしか抑制している事が自分の個性として馴染んでしまい、ストレスが自分の深いところで蓋をしてしまって、ある日、何らかの身体症状とか、行動や言動に反応として出る現象が起き、その現象に自分が気付かない状態であったときに、「抑圧であろう」と推察します。(無意識の状態)
自分自身の抑圧が深い時には、自分自身で意識はできません。本人が自分に怒っている現象について意識できていれば、解決の糸口が見えてきたといって良いかもしれません。

テキストの86頁~を参照して頂くと、解りやすいかもしれませんが、自分自身の事例を当てはめてみると、自分の抑制の傾向が見えてきやすいはずです。
自分の抑制の傾向を意識化することをしてみると、段々と抑圧による何らかの自分の傾向が見えてくるのです。
自分の傾向に対する思い込みが自分自身で頑なに強ければ強いほど見えにくいかもしれません。
他者から指摘されて、五臓六腑で納得できるものではないようです。

生き甲斐の心理学の勉強会では、諸々のテーマを使用しながら、ゆるりゆるりと学んでいきますので、続けていると時が叶えてくれるものかもしれません。

「知識は知なり」です。知を得る事で、自分と向き合ってゆく過程で、理に適うということもありそうです。

抑圧と抑制は、とても大事なテーマでありましょう。



::::
✤ユースフルライフ研究所の会員の皆様へ:
通信講座のユースフル通信20号の編集が完了しました。台風10号が治まりましたので、そろそろ発送致します。年会費の用紙も同封致しましたので、宜しくお願い致します。

✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会報は、これから編集作業に入ります。10月半ばに編集完了の予定です。

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上手な逃避

2016年08月30日 | 第1章 意識と知覚
上手な逃避2016年8月30日 

フロイトの14の防衛機制①「逃避」

生まれてから今日までの自分の人生において、何らかから逃避する事は、無数にしているはずです。
人に言ってもあまり信じてはもらえませんが、幼少期はとても無口な子供でした。喋るようになったのは小学生になってからです。
持って生まれた性格もありましょうが、環境によってこの現象が形成された事は間違いないようです。
じっと観察して考察する傾向が深かったので、幼少期の「お一人さま放浪散歩」で、家庭内での自分の立場の何らかについてバランスを取っていた事も確かなようです。
旅に出ることの情動が強いのは、幼少期からのお一人さま放浪散歩の名残りでありましょうし、そうやって逃避をしながら、自分を今日まで生き延びさせてきたのでありましょう。

やるべきことをやらずに逃避することや、やらなくても良い事をついついやってしまうことの情動を上手に逃避し回避する事や、関わることで自分の心身に痛手をもたらされる事を上手に逃避するにしても、自分の逃避傾向を自覚しておく必要がありそうです。

「自由にのびのびと」という境地は、多分、14の防衛機制を自分なりにコントロールできてからの課題であるようにも思います。
自分自身の感情の取り扱いを自問自答しながらもう少しフロイトの14の防衛機制の理論を考えていこうと思います。


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✤ユースフルライフ研究所の会員の皆様へ:
通信講座のユースフル通信20号の編集が完了しました。台風10号が治まりましたら発送します。年会費の用紙も同封致しましたので、宜しくお願い致します。

✤NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会員・賛助会員の皆様へ:
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の会報は、これから編集作業に入ります。10月半ばに編集完了の予定です。

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的と現実吟味

2016年07月14日 | 第1章 意識と知覚
的と現実吟味2016年7月14日

何事にも云う事が出来そうですが、目的がいつしか諸々の欲に囚われて散漫になってしまうと、自分だけでなく周囲が混乱していきます。

初志貫徹。自分が目的としたいことをシンプルに志すと、自分も周囲も混乱が生じにくくなるようです。

信頼関係を築きたいのか?
お金を儲けたいのか?
社会的な地位が欲しいのか?
ほんとうに社会に貢献したいのか?
はたまた、
経済優先なのか?
成長を遂げた結果の成熟した社会を求めているのか?

現在の自分の環境をよくよく眺め、吟味している自分であるか?
もしくは、過去の成長に囚われて現況を吟味する事ができず、ひたすら膨らませていくことに固執しているか?

自分自身の舵取りも日本の舵取りについても的を絞るにあたり、さして違いは無い様に思います。

高度成長期に生まれて育ってきた私の世代は、膨らませて突き進む事で邁進してきた環境をよく知っています。
そして、社会に出て、家庭を持つ頃には、膨らませて突き進む事は叶わないけれど成熟しつつある社会の中で周りをみる余裕を持った生活を営んできたような実感があります。

固執した的なのか散漫した的なのか?
現実を吟味したうえでの的なのか?

梅雨明け前の湿度の高い気候の中であるからゆえに、カラリとした的に矢を当てたいものだと、思う今日この頃です。
ドンキホーテが見ていたものを改めて思い巡らしつつ。

☆☆ ☆☆
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優先順位

2016年07月06日 | 第1章 意識と知覚
優先順位2016年7月6日

夏休み前は、試験が目白押し。学生はやるべきことが明確ですが、社会のしがらみを抱え出すと、何が自分にとって最優先が見えにくくなってくるようにも思います。

少し先の事や将来の事がごちゃごちゃとしだしたら、とりあえず、今日やるべき事を悔い無くできるように心掛けることが良いようです。

少し先の事を心配しても今日が終わらなければ明日になりませんし、明日になればどうせ「今日」なるわけですし。。。

今の積み重ねと今日の積み重ねを大事にしようとすれば、いつしか今やるべき事が見えてくるでしょうし、自分の役割の整理も見えてくるように思います。

自己の身体は一つなので、他の人に代わりを務めてもらうわけにはいきません。
そうであるからゆえに、自己の身体を壊さないように気遣う事は、とても大事な事でありましょう。

自分の役割の整理が上手く出来れば、自ずと今日を楽しむ事ができるようになるようにも思います。

今日も楽しく晴れやかに心掛けつつ、梅雨の季節をからりと過ごしたいものです。


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夏至を祝う

2016年06月24日 | 第1章 意識と知覚
夏至を祝う2016年6月24日

今年の夏至は6月21日でした。
江戸表具を愛する会も21日からでしたが、搬入時間は土砂降りの雨。こんな雨の搬入は初めてでしたが、午後になるとそれまでの土砂降りが嘘のように晴れました。
世田谷美術館は砧公園にあるので、最寄りの用賀駅からは遠く、少々不便な場所です。でも、環状八号線沿いであるため車で来ると便利な場所でもあるのです。私は、横目で悠々とした多摩川を眺めながら運転するのが大好きなので、第三京浜を使わず、のんびりと多摩川の土手多摩堤通りを走って美術館通いをしています。
22日も午前中は雨。時間を追うごとに雨が上がり、曇りではありましたが、明るい夏至翌日の日暮れをのんびりと走って家路に着きました。

一年で一番日の長い日であると同時に、冬至から日が延び、頂点に達し、夏至を境に冬至に向かって日が短くなっていくのです。
当たり前の事のようですが、よくよく考えてみるとこの地球の規則的動きが、奇跡に思えてきます。

奇跡的な規則性で宇宙に存在している事を意識すると、自分自身も奇跡の一つの存在であるような心持になります。

人が生きて、死んでゆくことの意味を考えるために、宇宙は人に考える力を与えたのかもしれません。不思議な事ですが、思考を巡らして自在に行動する生き物が何種類も存在していたら、きっと地球はとうに滅亡していたようにも思います。

何故自ら死んではいけないのか。
自分は何のために生きているのか。
最近、私の周囲の若い人々にこんな話題が同時多発的に起こっています。時期的な共時性ということでしょうか。
そんなことを考えている10代の人々と語り合う機会を頂いている事も何かの縁です。夏至のあたりに相応しい自問自答でもありましょう。
「思索する知恵を与えられた人に生まれたことに意味を求める事」自体に意味がある事を共に考えていく事ができれば、きっと私も何かの役に立てるのでは?と思っています。

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作品展のお知らせ

6月21日(火)から26日(日)
世田谷美術館 区民ギャラリーにて 「江戸表具を愛する会」

私の表装個展:
7月5日(火)から9日(土)12時半~19時半
京橋 メゾンドネコ


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