五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

過去の教訓

2020年03月06日 | 第1章 意識と知覚

鎌倉 長谷寺:::::::

過去の教訓   2020年3月6日

新型コロナウィルスを意識しだして、
一か月以上が経ち、
外での仕事やイベントが完全に中止となってから
一週間。
学校が休みとなり、近所の子供たちが
外で遊んでいる姿を見ると、
私が小学生だったころの
「○○ちゃん、あーそぼ!」
という声掛けが、懐かしく思い出されます。

いまや、世界中に広がってしまった
新型コロナウィルス感染。
そんな中、感染者が拡大している
イタリアの家庭では、お母さんが子供に
「ペスト流行」の時代の話を子供に聞かせているそうです。
今、子育てしている世代は、20代から40代の人たちが
中心でありましょう。
それでも、学校で習い、家庭でも教育されてきた、
ペストの話を、子供に伝え、
「過去の教訓を活かして、お外でご飯を食べたり、
街にでたりしないで、
病気の伝染が治まるまで、家で自分の命を守るのよ」
と、「なぜ学校や繁華街に行けないか」を
子供に説明をしているそうです。
さすが、歴史の国イタリアだなぁ~、と感心しました。

有事の際、
その有事と向き合うことをすることは、
小さな子供にとっては、
とても大切な教訓として、
記憶に残るはずです。

なぜ、今、ここでこうしていなくてはならないかの
理由を、言葉で説明することは、
とても大事な事でありましょう。
「一緒に学んで、
一緒に考える。」

人類が繰り返してきた
伝染病との関わり方を
学ぶ良い機会です。

私の場合は、たまたま周囲に
研究者やら医療関係者がいたので
病原菌の話題は、
とても身近なものでした。
食事をしながら病原菌の話をすることも
当たり前の事でした。
その上、転校した小学校の担任の先生が
超がつくほどの潔癖症で
いつも、ビニール袋に消毒したガーゼを持ち歩き、
黒板に字を書く毎に、そのビニール袋から
ガーゼを出し、手を丹念に拭いていたことばかりを
覚えています。
妹もその先生の脅迫的潔癖症の教えを100%信じ、
家に帰ると、何度も手を洗っていました。
私も手洗いに関して丹念なのは、
その先生のお陰かもしれません(笑)

無菌な生活は、あり得ません。
幼い頃から、外で遊び、
野の花を摘んだり、砂場で遊び、
野山を歩き、母の握ったおむすびを食べ、
海や川で水遊びをして、色々な虫や動物と
触れ合うことは、
自分の身体に抗体を作る大きな役割になっているはずです。

怖い怖いと感染症の話題を忌み嫌い、
避ける事よりも、
人類が歩んできた
人間と菌の関係を、
学ぶ良い機会ですね。

この時期を問題と向き合いながら
過ごすと、
きっと、危機管理にも敏感になりましょう。
知恵を育みながら、
私も学んでいこうと思います。

今日も、よき一日を!

・・・・・・・

NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 3月20日  13:30~15:30雪谷校
2020年 3月27日   10:30~12:30たまプラーザ校
講師:越


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:4月7日(第1火曜日)
時間:13時~15時半


小金井植村講座
場所:小金井 桜町病院の修道院
日程:4月22日(この回のみ水曜日)
時間:13時~15時半

講座日程は、NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会報
及びユースフル通信でご確認ください。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひな祭りのぶつやき | トップ | 自分は何が不安か? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

第1章 意識と知覚」カテゴリの最新記事