五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分が追い込まれる

2018年03月10日 | 第1章 意識と知覚

写真;ミモザの日にミモザを飾る ;;;

自分が追い込まれる            2018年3月10日

職場や家庭で、自分よりも強い立場である人や、パートナーと任務を遂行しようとしている時に、自分が相手から蔑まれたり、無視されたりすることが続いてくると、段々と自己否定感が強くなってきます。
そして、「この仕事が上手くいかないのは、自分のせいだ」「私が居るからダメなんだ」等と、自分の存在に自信が無くなってくる現象が起きてきます。

自ら命を絶った人に対し、職場の上司が「個人的な事なのでコメントは差し控えます」とか「本人にしかわからないことなので、」と、世間にコメントすることは、法律を盾に教科書通りの事を言っているにしか過ぎません。
事の真相を吐露するわけがありません。

友達関係だけであれば、会わなければよいだけの話で、いくらでも避ける事ができますが、仕事や家庭では、ストレスがかかりすぎると逃げる場所すらも思いつかなくなっていくようです。
周囲が気遣い「あなたは、今、疲れているんじゃない?休んだ方がいいよ。」と声を掛けても、囚われが強すぎてその言葉すら耳に入らなくなるのです。
できることなら、自分が変だ、と自分自身が気付けるような知識を身に付けておくことは自分を守るための大切な道具でありましょう。

「自分が変だ」と思う前に、「相手が変だ」という視点を持ちつつ、「自己愛パーソナリティ」とはなんぞやということを知っておくのが一番の近道かもしれません。他者を追い込む人は、どうすれば人が追い込まれていくかをよく知っています。ならば、どうすれば自分が追い込まれていくかを事前に知っておけば、そのような事例に立ち会ったときに、その知識を思い出すと、追い込まれていく負のスパイラルの手前で自分自身を救うことができるはずです。

自分が負のスパイラルに入ったときに、誰からのアドバイスも聞こえてこない状態に陥る、ということも心に留めておきながら、自分を守る知識を身に付ける事は、これからの時代、ほんとうに大切なことのように思います。

社会の渦に巻き込まれている自分の命を、自ら絶対に絶ってはならないと、願い祈ります。

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表装作品展のお知らせ

日程:3月18日日曜日~31日土曜日12時まで 
場所:銀座プロムナードギャラリー (銀座三越下から東銀座の地下通路ギャラリー)に展示します。

今回私は、赤ちゃんや子供の手型や足型を和紙に取ってもらい、記念の御軸を中心に展示します。
銀座に寄ることがありましたら、お散歩ついでに通路ギャラリーを歩いてくださると幸いです。


公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年4月2日 鎌倉腰越講座
2018年3月20日 つつじが丘勉強会

4月6日~8日 琵琶湖 唐崎講座


NPOキュール講座 
東急セミナーBE講座

2018年3月16日13:30~15:30雪谷校
   3月23日10:30~12:30たまプラーザ校

3月18日 東急セミナーBE雪谷校にて 13時~15時まで
子育ての中の保護者のための生き甲斐の心理学講座を行います。


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