Mr.コンティのRising JAPAN

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今日の日韓戦は雨の中で

2010-05-24 | 夏季五輪

ワールドカップ に向けての大事な調整時期に日韓戦が入ったその理由はただ一つ。今の韓国代表の力が日本代表を上回っていると大韓蹴球協会が見積もっている他ならない。そうでなければ韓国側は例え対戦が決まっていてもいかなる理由を探してキャンセルをしてくるはずだ。過去そういう事は数回あった。しかしそれはそんな昔の事でも無かった。
だが実際今の韓国代表メンバーを見てみるとそれは納得させられる。
2月の東アジア選手権で惨敗を喫した日本代表。確かに大会に掛ける準備期間が短く韓国の選手達のコンディションとは明らかに違いがあった。しかしそれを割り引いても。俊輔、長谷部、本田らを加えても今の韓国代表の方が力は少し上だろう。
朴智星 ( Manchester United ) 、朴主永 ( AS Monaco ) 、李青竜 ( Bolton ) 、奇誠庸( Celtic )金南一( トムスク )そして車ドゥリ ( Freiburg ) ら欧州組6人を含む陣容。 昨年日本がアジア予選に阻まれた FIFA U-20 でベスト8メンバーの李昇烈( FC ソウル)、具滋哲(済州)、金甫(大分トリニータ)らが候補に残っている。 ACLではK-League 4チームがベスト8に残り J-League 勢は全滅。  2002年大会のベテラン選手達 李雲在、李栄杓(アル・ヒラル)金南一朴智星そして安貞桓。更に怪我で前回のワールドカップ を棒に振った李東國らが揃い。ベテラン、若手そして攻守に技術。非常にバランスの取れたチームと思われる。 おそらく史上最強の代表チームではないか? 

2002年大会のベスト4とまでは行かなくても1次リーグ突破は可能だと思う。少なくとも韓国、オーストラリアは組み合わせを見ても日本よりその可能性は高いと思う。 
初戦のギリシア戦が何とかなれば、アルゼンチンは無理としてもナイジェリアあたりとは結構やるんじゃないかな? 著名な日本のジャーナリストの数人も
“今回の韓国は面白い”と言っておられる。 

岡田ジャパンはこういう”格上の相手”に結果を見せて、これまでの不安(私はそんなに感じていないけど)を一掃させてほしいものだ。

今回の韓国代表候補26人と今日の試合のスタメン予想は下記の通り。 

GK李雲在(イ・ウンジェ)水原三星、金永光(キム・ヨングァン)蔚山現代、
  鄭成竜(チョン・ソンリョン)城南一和

李雲在は3大会連続の出場を目指す。だが彼を脅かす選手が出てこない事がこのポジションのタレント不足を意味する。5月16日のエクアドル戦では鄭成竜が起用された。第1GKの李雲在が不調なので金永光のスタメンも考えられるが、勝負を重視するなら李雲在だろう。 

DF呉範錫(オ・ボムソク)蔚山現、車ドゥリ(チャ・ドゥリ)フライブルク、
  金東進(キム・ドンジン)蔚山現代、李栄杓(イ・ヨンピョ)アル・ヒラル
  趙容亨(チョ・ヨンヒョン)済州、郭泰輝(クァク・テフィ)京都サンガ、
  李正秀(イ・ジョンス)鹿島アントラーズ、金亨鎰(キム・ヒョンイル)浦項

2月の東アジア選手権の日本戦に出場した姜敏寿 (水原三星 )、朴柱昊(ジュビロ磐田)らがメンバーから外れた。そしてワールドカップ予選にも出場しポスト李栄杓と言われた金致佑(FCソウル ) もそけいヘルニア(脱腸)手術後コンディションが上がっていないという理由で外れた。ワールドカップ 予選でのDFラインは李栄杓、趙容亨、郭泰輝、李正秀だった。しかし東アジア選手権の中国戦では李栄杓以外はベストメンバーで揃ったDF陣が中国の高さと縦への早さに翻弄され3失点で惨敗。続く日本戦は趙容亨、呉範錫、姜敏寿 そして朴柱昊で臨み勝利を収めた。その中から姜敏寿と朴柱昊がメンバーから外れたのでそれだけ日本の攻撃陣は脅威がなかったという事だろう。 
注目は2002年では攻撃的選手だった車ドゥリ。右サイドバックのポジションで生き返った事からそして最終テストを兼ねてのスタメン起用が考えられる。そして見てみたい選手(だけど今日は活躍してほしくない)。 
5月16日のエクアドル戦では趙容亨、郭泰輝、呉範錫、金東進 らがスタメン。日本戦はそれ以外の選手が使われると思う。 
李栄杓が左サイドバック。李正秀、金亨鎰がCB。そして右サイドバックが車ドゥリ。と予想する。個人的には愛する京都サンガの郭泰輝に会いたい、いや見たいんだけど。 

MF 金正友(キム・ジョンウ)光州尚武、辛炯(シンヒョンミン)浦項、
   奇誠庸(キソンヨン)セルティック、金南一(キム・ナミル)トム・トムスク、
   具滋哲(グジャチョル)済州、金在成(キムジェソン)浦項、
   金甫(キム・ボギョン)大分トリニータ、朴智星 マンチェスター・ユナイテッド
   李青竜(イ・チョンヨン)ボルトン 

欧州勢、J-League勢そして ACL でもお馴染みの顔ぶれがならぶ。今日の日本戦では2月の東アジア選手権とは全く異なった陣容となるのではないか?
ボランチには奇誠庸と金正友ではないか? エクアドル戦は奇誠庸、辛炯、金在成、朴智星らがスタメンで起用された。足首を痛めながらエクアドル戦90分フル出場した金在成は日本戦は大事をとって出番はないと思う。そして朴智星は前半のみで退いたので日本戦の出場は予想される。
今回は左に朴智星。右に李青竜の Premiership 組はそのままで、ボランチには具滋哲と金正友ではないか? 勝負にこだわるのであれば奇誠庸、金南一の欧州勢を使ってくるかもしれない。特に奇誠庸は所属先の Celtic ではあまり出番が無いのでコンディショニングの為にスタメンで使われるかもしれない。 
朴智星、李青竜と日本の中盤とのマッチアップも楽しみだ。出来れば愛する京都サンガを卒業した朴智星はフルで使ってほしいなぁ….何しろ彼が代表のレギュラーになって初めての日韓戦だから。( でもあんまり活躍すんなよ ) 
彼の親友、松井がこの試合欠場が決定的だ。これは朴智星も残念だろう。

   

FW 李東国(イ・ドングク)全北現代、李根鎬(イ・グノ)ジュビロ磐田
   安貞桓(アン・ジョンファン)大連実徳、李昇烈(イスンヨル)FCソウル
   朴主永(パクチュウォン)ASモナコ、 廉基勲(ヨム・ギフン)水原三星

26人迄絞り込まれた代表候補はあと3人落とされるのだが既にDF選手4人が落とされているので MF, FW から3人が落とされることは必至。 そしてメンバーを見てみるとFWから2人は落ちそうだ。東アジア選手権では中国戦が李東国と李根鎬、日本戦が李東国と李昇烈の2トップ。 ACLの Adelaide United 戦で延長戦の末決勝ゴールを決めた李東國は当確とみる。他には怪我で日本戦出場が危ぶまれる朴主永、実績のある李根鎬は当選確実。 エクアドル戦は李東國と廉基勲の2トップがスタメンで66分に李東國にかわって李昇烈、が起用された。 廉基勲は81分にMF金甫と替ってベンチに下がった。 こうしてみるとスタメンは李根鎬は確実。そしてもう一人は安貞桓或いは朴主永のいずれか。 特に安貞桓はメンバー入りを掛けての出場機会が与えられると思う。 したがって朴主永先発で安貞桓が後半投入ではないか?
それにしても朴主永の躍進はすごい。北京五輪予選前後から彼のプレーは同世代の日本人選手よりも1枚上手と思っていたけど、ここまでやるとは....
日本も内田、香川あたりは負けていないゾ。 でも香川を何で外した??

     


そして予想スタメンの布陣は下記の通り。 

        李根鎬          朴主永


 朴智星                        李青竜

        具滋哲           金正友


   李栄杓    李正秀    金亨鎰    車ドゥリ

               GK李雲在

キックオフまであと数時間。早く雨がやまないかなぁ……

     



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