Mr.コンティのRising JAPAN

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北海道ファイターズ 王手

2006-10-26 | プロ野球
北海道ファイターズ3連勝で王手 !!

25日札幌ドームで行われた日本シリーズの第4戦、地元で連勝した日本ハムが 3-0 で中日を破り第2戦から3連勝でタイトルに王手をかけた。この日の中日打線は先発金村に始まりトーマス、建山、岡島そして Michael と日本ハムの繰り出す5投手の前に無得点。点が取れないのでは勝てない。26日の第5戦は恐らく中4日でエースの川上が出て来ると思われる。点が取れないのなら点をやるわけには行かないとばかりに、セントラル投手陣を代表する川上の完封を期待するしかないか?
我が愛するジャイアンツが日本シリーズに出なくなって久しい、そう、もう4年も経つ。小学生の時は毎年ジャイアンツがリーグ優勝をして日本シリーズも勝ち川上監督が胴上げされ、シーズンが終わるという事が“当たり前”と思っていた。1974年にジャイアンツの V10 が中日に阻止された時は本当にショックだった。その後22シーズンで11回ジャイアンツは日本シリーズに進出しているが、歳とともにジャイアンツなしの日本シリーズを容易に“受け入られる”様になってしまった。 そして最近ではジャイアンツ抜きのシリーズは第三者的な立場で楽しめるようになってしまった。 かつてはジャイアンツの V10 を阻止した中日、今回は6回目のシリーズで日本一となれば1954年以来の快挙となる。初戦はエース川上の好投で日本ハムを 4-2 で破ったが以降3連敗を喫し、52年振りの快挙も黄信号が灯り始めた。この3連敗の原因は何だろう?

バントが成功しない
日本シリーズの様な短期決戦では1点を確実にものにする戦術に重きを置かれる。日本ハムは今シーズンは送りバントの成功数155と前季の2倍近くになったらしく、それが優勝の要因のひとつとも言われている。中日のシーズン中の送りバント成功数は知らないが、落合が監督に就任してらい緻密な野球が随所に見られるようになったが私の中日の印象は“豪快に打ちまくる野球”。このシリーズを見ているとその“豪快な野球”の短所ばかりが目立つ。第2戦 2-1 と中日リードの5回裏無死1,2塁で打席に立った投手の山本昌のバントは日本ハム先発の八木の攻守もありセカンドランナーが封殺され、追加点の好機を逃し、逆転された直後の7回裏ヒットで出塁した先頭打者のアレックスを井上はバント失敗で送れなかった。一方の日本ハムは第2戦はシリーズタイ記録の4犠打を記録。特に2番の田中賢はバントを2つ決めセギノールの適時打(初回)と8回の駄目押しの2ラン本塁打を呼んだ。 第3戦も田中賢は初回と8回にもバントを決め得点に結び付けているばかりか、破れはしたが初戦も3回に送りバントを決めセギノールの適時打で森本を生還させている。シリーズでの通算犠打も6としシリーズ記録となったが、今季リーグ最多34儀打を記録したその実績をいかんなく発揮している。第3戦までの日本ハムの合計9犠打は1990年の西武以来のシーズンタイ記録。1990年の西武はジャイアンツを4タテしたシリーズだ。

1,2番の低打率
日本ハムは1番森本が4試合を通じて打率.467、6得点と好調でリードオフマンの役目を全うしており、2番田中賢も上述したとおりだ。中日は1番荒木、2番井端がさっぱりだ。第4戦こそ井端は2安打を放ったが第3戦まで共に11打数1安打ずつ。第4戦を終えて荒木が15打数1安打 .067 井端が16打数3安打 .187 特に荒木は第3戦の5回表、先頭打者の井上が内野安打で出塁しながら強攻策に出て併殺を喫し得点に結び付けられなかった。4回裏、日本ハムの攻撃では先頭のセギノールを歩かせたが続く稲葉を併殺に討ち取り後続を断った直後だっただけにここは確実に送る方策は取れなかったか? 
第4戦も1点のビハインドを追う5回表、先頭打者の井上が2塁打で出塁しながら、後続の荒木、井端が強攻策で倒れチャンスを生かせず、逆にピンチを切り抜けた日本ハムがその裏に追加点を挙げる事となった。 続く


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