Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

帰国後 オーストラリアでは 男女五輪予選

2006-09-22 | Aussie & Kiwi
帰国して4日目、日本は秋らしい快適な日々。しかし、夜はまだ蚊がぶんぶん。子供の時は9月下旬に蚊の羽音で眠りを妨げられることなんてなかったんだけど。これも地球温暖化のせいか? 
移動が東西でなく、北上するだけのオセアニアからの旅の良さは時差が殆ど無いこと。しかし、帰りの飛行機は夜に出発して日本に到着するのは朝。会社の規定でエコノミークラスしか乗れないので満席の機内ではぐっすり眠れるはずも無くこれでは時差ぼけと同じ疲れが体に残る。やれやれ俺も歳だなぁ。 
ワールドカップのおかげでオーストラリアサッカーに興味を持つ人も激増中だとか。私の周りにも昨年末にオーストラリアとの対戦が決まって以来 Socceroos の事を訊いて来る人が増えたものだった。 
再来年の北京五輪に向けて先日組み分け等が決まった。 今回からアジア地区予選に参加することとなったオーストラリア代表。 シード権も何も無いので男女揃ってRound 1 からの登場になるが、この Round をシードされていない国々にとってオーストラリアは厄介な存在であったに違いない。

Olyroos は 14のタフな試合が待っている。 
男子23歳以下の五輪チームは Olympic と Kangaroo を合わせた造語 Olyroos と言われている。Round 1 では20カ国から10カ国に絞られ、日本を含めたシード国14カ国の待つRound 2 に臨む。Olyroos は台湾とホームアンドアウェー戦を 2月7日、14日に行なう。 まぁここでは余程の事が無い限り…と思われる。 Round 2 の組み合わせは以下の通り。

Group A バーレーン、クウェート、カタール、シンガポール(シンガポールかパキタン 多分シンガポール)
Group B 日本、マレーシア、シリア、香港 (香港かバングラデッシュ多分港)
Group C オマーン、レバノン、ベトナム(ベトナムかアフガニスタン,多分ベトナム)インドネシア( インドネシアかモルディブ 多分インドネシア)
Group D イラン、サウジアラビア、ヨルダン(ヨルダンかキルギスタン、多分ヨルダン)オーストラリア(だと思う)
Group E イラク、北朝鮮 タイ(タイかトルゥクメニスタン多分タイ)ミャンマー(ミャンマーかインド 多分ミャンマー)
Group F 韓国、UAE, ウズベキスタン( ウズベクかタジキスタン 多分ウズベク) パレスティナ(パレスティナかイエメン 多分パレスティナ)
それぞれの上位2カ国がRound 3 に進出できるが、ホームアンドアウェーになる事が決まったのか?Match Day は既に決まっている。
2007年2月28日、3月14日、3月28日、4月18日、6月6日

上記の通り Round 2 でも Olyroos はイラン、サウジアラビアのどちらかを最低でも破らねばならない。これはタフなグループだ。ヨルダンもイージーな相手ではない。日本は比較的?恵まれたか?希望的観測をもって Round 3 に進むのは下記の12カ国 と見た。
バーレーン、クウェート、日本、マレーシア、オマーン、レバノン、イラン、オーストラリア、イラク、北朝鮮、韓国、ウズベキスタン。 ひょっとしてタイが地元の利を生かして Round 3 にでて来るかもしれない。
Round 3 は4カ国ずつ3つのグループに分けられ、各組1位のみが北京五輪出場権を獲得できる。恐らくアテネ五輪に出場した日本、韓国、イラクがシードされると思う。ただイラクがタイに食われればイランあたりがシードされるか? こうやって見渡すとこれら12カ国はアジアの列強揃い。 Graham Arnold コーチは “ It is very very difficult draw … “ とコメント。同じことは日本にも言えるだろう。開催国の中国が自動出場なので心配されたアジア枠は合計4確保出来る事となったが(ソウル五輪の時はアジア枠は韓国を入れて3カ国)これはワールドカップよりもタフな予選となる。オーストラリアはソウル五輪以来5大会連続出場を果たしているが、アジア予選の Round 1 からのスタートとなる今大会はどうなるだろう?ちなみにアジアで5大会連続出場を果たしているのは韓国のみ。やはりアジアの“虎”だ。日本もここで4大会連続出場を決めたいところだ。
Match Day は2007年8月22日、9月8日、9月12日、10月17日、11月17日、11月21日

一方の年齢制限の無い女子。Matildas がアジア予選に臨むがここでも Round 1 からの登場。12カ国が4カ国ずつ3つのグループに分けられ上位2カ国がシード国、北朝鮮、日本の待つ Round 2 に進出する。

Group A 韓国 香港 ヨルダン インド
Group B タイ、モルディブ、シンガポール、ヴェトナム
Group C 台湾、オーストラリア、ミャンマー、ウズベキスタン

そして私の希望的観測では Round 2 は下記の通りになるのでは??

Group A 日本(シード)タイ(B組1位) 香港(A組2位) ヴェトナム(B組2位)
Group B 北朝鮮(シード)韓国(A組1位)オーストラリア(C組1位)ミャンマー(C組2位) 

C組はウズベキスタンの存在が不気味だが Matildas の Tom Sermani 監督は先のアジアカップで対戦したミャンマーの力を“侮れない”とコメント。また台湾はかつてアジアでは女子サッカーの列強だった。またC組の勝ち抜け2カ国が北朝鮮の待つ Group B に同時に入る事に “It’s a little surprising…. “ とコメントを残す。何しろ北朝鮮は先の FIFA U-20 大会で優勝している。 FIFA の大会でアジアの国が優勝するなんて初めてじゃないかな?日本は抽選に恵まれたと言わざるを得ない。しかし、彼女達は五輪予選よりも今秋のワールドカップ最終予選で頭がいっぱいであろう…..

そしてキューウェルの記事を見つけた…..