Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

Old Firm NAKAMURA

2005-08-20 | EURO Football
今日20日 Iborx 競技場で Old Firm こと Glasgow Derby が行われる。これはご存知の通り Protestant ( Rangers ) vs Catholic ( Celtic ) の宗教代理戦争?とも言われており欧州での屈指の好カード。そこに日本の Nakamura が出場する。今は宗教抗争的な意味合いは薄いらしいがそれでもこの日だけは Grasgow を二分する一日となるらしい。しかし、勝利がより必要なのは ストラカン 監督であろう。Celtic は昨季は最終戦で Rangers に優勝をさらわれ、今季開幕前の Champion League では早々と姿を消している。一方の Rangers は3回戦で スロベニア の Anorthosis を破りそうで、次のラウンドが見えてきた。それだけに Celtic こそ、Derby での勝利だと。だが、Rangers に無くて Celtic にあるその大切なものこそ 66-67 シーズンの欧州チャンピオンズカップで勝ち取ったタイトルだ。リスボン で開催された決勝戦ではい イタリア代表として ワールドカップに3度出場した名 DF ファッケッティ 率いる インテル を 2-1 で破った。その立役者は伝説の ウィンガー Jimmy=Jhonston 彼はスコットランド代表としては目立った活躍は無く 74年ワールド杯ではメンバー入りをしたがピッチ立つ事は出来なかった。しかし、Celtic が1966年から9連覇した時のメンバーで今でもサポーターから愛されている。 今回のこの伝統的な Derby で地元で最も注目されているのは中村では無いようだ。それは Celtic の ストラカン監督で、かつての Tema Mate であった Rangers Alex McLeish 監督との”対決だ”それは ストラカン監督が今回 "Derby dabut " であることも手伝っており、" 5年前当時 Rangers の監督であった Advocaate ( 後にオランダ代表監督 )がその Derby Debut の開始28分でFernando Ricksen を替えたように、ストラカン監督が Poland では King of Stricker ーとされている£270万で移籍してきた Majiec Zurawski に同様な事をするのか?”と言うことが話題になっているとか? だが、この試合後、地元紙に NAKAMURA の大きな見出しが躍っている事を願う。

準優勝おめでとう

2005-08-20 | 京都西高校
京都西高校のみなさん。準優勝おめでとうございます。本当におめでとう。良くがんばってくれました。ここまで来たら優勝を、と言う気持ちは皆さんが他の誰よりも強く持っていた事でしょう。悔しかった気持ちもみなさんが最も強く感じているところだと思います。 
しかし、私はおめでとうございます。胸を張って母校に凱旋してくださいとしか言えません。そして感謝の念も。君達の人生はこれからです。そして今日の事が今後大きな糧になるはずでしょう。
学校および野球部関係者の方々もお疲れ様でした。スポーツは薄い紙を一枚一枚丁寧に積み重ねて、高い目標に向う様なものです。これまでの道程に敬意を表します。そしてこれからもそのたゆまぬ努力は続けられる事でしょう。

しかし、最後に解ったことは、関東の人って本っ当に関西がお嫌いなのですね?昔、東北地方を訪問したときに正面から”関西人は嫌い”と多数の方に言われた事もありましたが、今日の試合で京都西高校がそういった人間の標的にされるのは許せない。 ここはスポーツに敬意を表し決勝戦を戦った駒沢大苫小牧高校とわが母校の両者に拍手を送ると言うマナーを勉強してもらいましょう。


京都西高校 決勝進出 !!

2005-08-20 | 京都西高校
本当に大変な事になった。我が母校京都西高等学校が何と今夏の全国高校野球選手権大会の決勝戦に進出したではないか。私は野球部出身では無いが、高校時代は同校水泳部に所属。野球部の連中とも親しかった。在校生時代はあと少しのところで甲子園出場はならなかった。その悲願達成は私が卒業して大学生をやっていた時の1984年選抜大会。1回戦は快勝したが2回戦では桑田、清原擁するPL学園に完敗した。それから20余年、途中甲子園から遠ざかった時期もあったが、全国大会の決勝戦へ進出するようになった。ターニングポイント は3回戦関西戦の上田君の打席だ。といっても9回の彼の適時打ではなくその前の打席だ。8回表、4-10 とリードされていた西高は無死満塁とチャンスを掴むが後続2者が討ち取られ二死満塁。ここで上田君が代打起用された。0-3 となった後、相手投手も踏ん張り 2-3 と上田君を追い込む。通常ここで打者は打ちに出たいところだが、上田君は四球を選び押し出しで1点を返すと言うよりも次につなぎ、同点への連打を導き出す。満塁とはいえ、6点差。心理的には圧倒的に相手投手有利の場面であるが、よくボールを見極めてくれた。そして西高はその試合を大逆転でものにし、彼の選んだ四球から決勝までの道が繋ったと言える。
はっきり言って京都西高は抜きん出たスーパースターはいない。こういった選手がいないと全国制覇は容易ではない。決勝戦の駒大苫小牧戦での苦戦は必至だ。しかも苫小牧は大阪桐蔭に競り勝っての決勝進出だ。京都西高の数少ない advantage は”ここ40年近く、夏の大会での連続制覇が無い”というジンクスだ。だが、京都西高校の誇れる所は、私学でありながら露骨な選手獲得を行っていないということだ。あくまで、正門から試験を受けて下さい、というスタンスだ。 
だが気に入らない点を一つ。昔は京都西高校と呼ばれていたのに今は”京都外大西”と。これは京都外国語大学の事だが、私が高校時代は受験戦争のまっただ中。しかし、京都西高の偏差値は高くは無かった。(といっても救いようのないパーチクリン高校でもなかったが)私が3年生の時に大学側は”大学のレベルアップを計りたいので、西高からの付属枠を減らしたい”と通達してきた。確かに偏差値60以上の京都外大にとって付属の偏差値途上高は邪魔であっただろう。 私は結局付属の恩恵を受けずに必死に勉強をして外大に入たが、入学後の大学職員の西高蔑視は想像を絶するものであった。
その後、西高は関係者の努力が実り、甲子園に出場したり偏差値が上がったりそして他のスポーツ、弓道(元々全国クラス)水泳(五輪選手を輩出)陸上(今冬の駅伝は京都代表候補筆頭)空手(卒業生に世界選手権3位がいる)と全国クラスになり知名度も上がった。すると大学側は突然付属大学風を吹かしはじめ、学校名に外大の名前を入れさせられるようになった。私も大学時代は体育会(サッカーでも水泳でもないが)に所属し、全国クラスの選手にそして卒業後は実業団(2年で挫折)にも挑戦した。しかし学生時代。大学からの援助は皆無。 まぁ大人なんてこんなものさ。
しかし明日の決戦に臨む選手達そして野球部員全員にはこう言いたい。悔いの無い一日を送ってくれぃ。例え敗れても、今夏の事はかけがえのない思い出になり、後の長い人生の糧となるであろう。在校生は思いきり応援してあげてくれ。力の限り。俺も応援する。そして母校の発展をねがってやまない。