Mr.コンティのRising JAPAN

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ウズベク か クウェートか?

2005-08-17 | FIFA World Cup
今夜行われるアジア地区ワールドカップ予選。唯一消化試合でないのが、ウズベキスタンの首都タシュケントで行われる ウズベキスタン VS クウェート のゲーム だ。3月のクウェートシティーでの試合ではホームのクウェートが 2-1 と手堅く勝利し、2勝点リードしているクウェートは引き分けさえすれば バーレーン との Play Off となるが、アウェーのパフタコール競技場での試合の厳しさは覚悟している事であろう。個々の能力ではウズベキスタンが秀でていると思う。 Lokomotive Moscow 所属のGK Alexey Polyakov, MF Vladiir Maminov,DF Oleg Pashinin は所属先の都合で出場出来ない(Pashinin は協会が交渉中だが)しかしエース シャツキフ は所属先の Dynamo Kiev が早々と Champions 杯で敗れたので?合流する。かつての重鎮 カシモフ はメンバー入りせず。これは3週間前から指揮を取る様になった Bobby Houghton 監督の選択か?この Houghton 監督は スウェーデン のマルメFC を1978-79 欧州チャンピオンズカップの決勝まで導いた実績がある。そして何より心強いのは パフタコール競技場に詰め掛ける 50,000 人の観衆だ。 対する Kuwait も6月の韓国戦の惨敗を受けて監督がルーマニア人 Nihai Stoichita に交替した。かつては名門 Steaua Bucharest の監督を歴任した。 クウェートサッカー 協会会長 Sheikh Ahmed Al 氏もこの試合への”投資”は惜しみなく、オーストリア、スイス でキャンプを張り、UAE, カタール エジプト を招いて4カ国トーナメントを開催。しかし、UAEには 1-1 の後PK戦で破れ、カタール には 0-1 で敗れた。 そしてその後ドイツ、ギリシアのクラブチームと3試合を行うが戦績はいまいち。ブンデスリーガ2部の アーヘンと 2-2で引き分けた後、何と ギリシア の3部チーム Vyzas Megaron とスコアレスドロー。そして1部リーグの強豪 PAOKサロニカ には 0-1 で敗れた。この5試合で勝ち星無し、しかも無得点試合が3試合と不安を募らせるだけの結果となった。ウズベキスタン、クウェート、共に監督はこの試合から指揮を取る。
ワールドカップのチケットの売れ具合を見ると国別のパックになっているTeam Specific Ticket ではクウェート分は日本同様売り切れ、しかしウズベキスタンはまだまだ余っている。クウェートが敗れればウズベキスタンのT.S.T.が一気に売れてくるか??