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本・真保裕一 「デパートへ行こう! 」

2012-10-14 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          デパートへ行こう! (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
明かりの消えた真夜中のデパートにうごめく人影。その日に限って、なぜか居場所をなくした人々が集まってくる。よからぬ企みを抱く女性店員。生きる希望をなくした中年男。訳あり家出の高校生カップル。道を踏み外した元刑事…。悩める人々がつどう時、奇跡の一夜が訪れる。感涙必至の傑作、ここに登場。

 デパート好きですからね。それに、閉店後忍び込んで・・・なんてことを考えたことだってあります。貸切のデパートは楽しいだろうなぁ~と。でも、真っ暗だったんだ。 

この日に限って普段誰も居ない深夜のデパートがとんでもないことになっていたのね。
登場人物の正体が、へぇーそうだったの? えーそういうことだったの? 悪い奴がいたもんだ! と、少しずつわかっていくところが面白い。

そして事件は終結に向かうのだけれど 

54では、あらん、お母さん・・・感動の一話。これは、息子が居る私には涙なくして読めませんでした。当時3才だった息子が母親の言いつけどおり、待っていたのよ。64年も経っているのに・・・偉かったねー

老舗のデパートの心意気!
やっぱりデパートはデパート。夢も売っているからデパート。
到底手に入らなくても、路面店には行けなくても、デパートだったら、ふんふんと見ることができる。そして地下に行けば全国の美味しいものが並んでいる。

私にとって、デパートはなくてはならない場所。なくなってはいけないの。夢が消えちゃうから・・・とくにここ!ここはあそことあそこでしょ?   がんばれ


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本・長野まゆみ 「あのころのデパート」 

2012-10-13 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           あのころのデパート

 内容説明
昭和のよそゆきのお出かけとは、家族でデパートに行くことでした――。大食堂でお子様ランチを食べたら、屋上遊園地へ。かつて家族の贅沢な楽しみだったデパートも、時代と共に変わってきました。百貨店の成り立ち、包装紙のオキテ、店員のおじぎの角度や独特の言葉遣い、店内アナウンスや雨が降った時にかかる曲名まで、勤務経験者でないと知り得ないデパートの秘密いっぱいの愉しい読み物。

 目次 船にのって / 包む人 / 流儀と符丁 / よそゆきと、おでかけ / いまどきのデパート / 十時から六時まで / お客さまもいろいろ / 『暮しの手帖』がテストしたデパート / あのころにはもどれない

もっと楽しいデパートのお話かな?と思っていたら、お堅い感じのお話でした。

でも、世代が近いせいか、そうよ、そう、よそうなのよーが、あちこちに散らばってました。

地べたに座る、食品の入った袋を地べたに置く、あと、犬食いね ・・・ そうなんです。私も日頃からそう思っているのです。

そうなんだ。バーゲン時期デパート梯子しても、あら?あっちのデパートと同じだわよ~ほらこれ!なんてことがよくあるから。梯子しても意味ないのね。わかったー!

デパートにお勤めだったそうで、裏事情がわかって面白かった。特別食堂ってそうなの?普通に入って行っちゃっているけれど・・・

今度デパートに行ったら、ゴミ箱のぞいちゃいそうだわ・・・

あのー・・・男の子お母さんってそんな風に見られているの?
ターミナル駅のショッピングセンターで出くわした60歳くらいのおばさんを、「子どもはふたり。たぶん両方息子。だって、娘を持つと、こういう態度で、家庭内で君臨できないはずだから。息子は中高年を越えた母親の動向など、ふつうはいちいちきにとめないので暴走をゆるす。・・・」
はぁ、そうですか・・・と言っといて、反撃!したいけれど相手が本じゃ、やりようがないじゃないっ!男の子のお母さんがみんなそうだと思わないでねっ!て、やっぱり反撃してんの・・・
 

余談:大食堂での順番違いは、友人が友人から聞いた話では、自分のお客さんに早くもって行こうと、カウンターに出ると横取りして持って行っちゃうから、後の人のが早く来る。だったとか・・・その大食堂はもうないですものね。


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本・山本甲士 「そうだ小説を書こう」 

2012-10-12 07:10:15 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           そうだ小説を書こう (小学館文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
山本宏司は、会社を左遷され、妻と離婚しひとり佐賀へやってきた。彼は、対話を拒絶する息子のために小説を書くことで父と子の絆を回復しようと試みるが、問題山積。自分が書いた文章の何がよくないのかさえ判らない始末。そこで彼は、佐賀に住むプロ作家に教えを請うのだが…。試行錯誤を繰り返しながら、新人賞を受賞してプロデビューするまでを描き、主人公と共に小説を書く技術が修得できるという希有な「小説指南小説」。平凡な男が、曲がりなりにも思いを遂げた物語である。山本ひろし名義で刊行された『君だけの物語』を、改題し、大幅に加筆改稿した。

 「そうだ小説を書こう」という小説 

対話を拒絶する息子って、なんで?って読んでいたら・・・わかる。父親たるもの酔っ払って説教するなんて、言語道断!しらふでやりなよ。我が家では酔っ払っているときに子供たちに説教始めたり、偉そうな事言ったとしても、酔っ払いの言うことなんか聞くことないからと一蹴。母である私が酔っ払いが嫌いってだけで、こういうことになるのです。
酔っ払いがでぇきらいなそのわけは、短大の謝恩会の帰りに振袖を着た私に新宿駅で絡んできた酔っ払い、そう!あんたのせいだ。ま!そんなことはどうでもいいんだけれど・・・

このお母さんの判断は私と一緒。まだ息子は小学校2年生。しかもこのお父さん、家庭の事を顧みずにお仕事、お仕事。
で・・・保険会社勤務で頑張っていたのに左遷。って、所からお話が始まります。

左遷の理由は、保険会社ですもんね。だろうな!です。「海賊とよばれた男」を読んだ後だったから。

あの騒ぎがあったころね。

そんなこんなで、書いてみたお話を息子に送ったら、対話を拒絶する息子は喜んだの。
その後も書いた原稿を送ったところ、「いつも読んでいる児童図書より面白かった」電話を掛けてきてくれた、久しぶりの息子の声。それを応募するも、全部・・・没!

稚拙な文章が(私になんか言われたくはないでしょうが、備忘録ってことで・・・)徐々に小説家らしくなっていく様はとても面白い。
小説家になりたい人がそんなにたくさん居るんだ~と・・・ 生業とするのには厳しい世界。

ドラマや映画になるようなのを書いて、 一発飛ばせばあと楽じゃん。素人が要らぬことを言っております。

最後に書かれている小説「君だけの物語」は、とてもいいお話! あっ、小説だ!と得した感じ。

「読みやすい小説はページを次々とめくらせる力がある。」そう、はまると時間を忘れて、それから、それから?とページをめくっているのよ。そして、終わりに近付くと寂しくなって、あーあ、終わっちゃった。

本屋さんでジャケ惹かれ~図書館で買ってもらった・・・何で「そうだ小説を書こう」ってのにバケツと作業員・・・

山本甲士さんがマッチョだったんで、ちとびっくり!なんとなく、ほにょいヤサオトコを想像していたから・・・って、すいません 


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品川・高輪散策 歴史的建造物

2012-10-12 06:22:52 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川




               旧東海道あった建物 二棟  





      日本ペイントのレンガの建物は全部は見えなかった。



 

                    高輪教会 

「現在の礼拝堂は1933年(昭和8年)に建設されたもので、旧帝国ホテルの設計者として有名なフランク・ロイド・ライトの門下であった当教会員の設計によるもので、日本で最初に建てられたライト式建築の会堂で、2004年に「東京たてもの百選」に選ばれました。」教会ホームページより



                   高輪消防署 

「この建物は昭和8年(1933)12月28日に落成したもので、近代建築の遺産(ドイツ表現主義)として東京都文化デザイン事業により保存建築物に指定されています。」高輪消防署二本榎出張所
ホームページより
内部見学は申し込めば出来るようです。

 お散歩は高輪だけでも良かったような・・・と、言ってみたりして ・・・ 


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本・小路幸也 宮下奈都 「つむじダブル」

2012-10-11 06:12:42 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           つむじダブル (一般書)

 内容説明
本邦初!? 人気作家二人がつむぐ話題の合作!
小路幸也が兄の視点、宮下奈都が妹の視点で描く、家族の「ひみつ」の物語

小学生のまどかと高校生の由一は、年の離れた仲のよい兄妹。ふたりとも、つむじがふたつあり、お母さんは「つむじダブルは幸運の証」と子どもたちに話している。ある日、まどかがひとりで留守番をしていると、ひとりの女性から電話がかかってきた。お母さんは知らないひとだと言うのだけど、なんとなく様子がおかしくて――兄妹それぞれの想いが胸に響く、やさしい家族の物語。

僕も宮下さんも、地方で暮らす普通の親です。
二人で描いた<家族の物語>、一生の宝物になりました。――小路幸也

自分ひとりだったら決していかない方向へ物語が広がりました。
妹まどかと兄ユイチのパートを合わせると、わくわくが溢れ出します。――宮下奈都

 すごい秘密が隠されていました。

どうってことのない日常が楽しく描かれ、まさかこれが続く? なんてことはあるわけない。人一人が現れると物語が始まって動き出す。必要のない人間なんてひとりもいない・・・ですよ・・・ね。

秘密があったってこの家族は大丈夫ね。みんなとびきりやさしい。


櫻井華子さんが訪ねてきたときに話題になっていた、クドウのエンガディーナ って・・・

もしかして・・・クドウ さんのお菓子ですか?

シュークリームを買いに銀座のお店には行ったことがありますけれど・・・
と、読書中にまたしても食いつきました。 


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ロシア ペトロザヴォーツク 夕食後 駅までお散歩

2012-10-11 05:13:55 | 2012 ロシアの旅


 



 



 



 

 

 

 



 

 





町には若い人がたくさん。といってもわんさかいるわけではありません。人を避けて写真が撮れますから・・・学生街でもあるそうです。

日曜日の夕方に到着して月曜日の夜には出発してしまう、ほんのちょっと滞在したきれいな町でした。

夕食後はまだまだ明るい。スリの心配もそれほどしなくて良いとのことだったから、プラプラ歩いて片道40分くらい・・・ちょっと遠いけれど ペトロザヴォーツク の駅まで行ってみた。駅に到着したのは8時15分頃・・・最後の写真は夜の9時すぎ・・・白夜のなごり

出発する前、夜行列車に街中観光と時間調整に大きなスーパーにも連れて行ってもらいました。

もう帰るのか?  キジ島はどしたぁっ!

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本・村上春樹 「パン屋再襲撃」

2012-10-10 06:43:59 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

            パン屋再襲撃 (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
堪えがたいほどの空腹を覚えたある晩、彼女は断言した。「もう一度パン屋を襲うのよ」。それ以外に、学生時代にパン屋を襲撃して以来僕にかけられた呪いをとく方法はない。かくして妻と僕は中古カローラで、午前2時半の東京の街へ繰り出した…。表題作ほか「象の消滅」、“ねじまき鳥”の原型となった作品など、初期の傑作6篇。



パン屋再襲撃
夜中にお腹が空きすぎて、昔、パン屋を襲撃したけれど失敗に終わった?襲撃ってワケじゃなくいただいちゃった。それを2週間ほど前に結婚したばかりの妻に話したの。だからと言って・・・ファミレス行けばいいじゃないね?襲われたマックもお気の毒だし、なんで妻が散弾銃持ってる?
???で面白い!

象の消滅
そうなんだーと、読んでいて、はぁ・・・?!消えた?表題になっているんだからわかってはいたけれど、その消え方は・・・見ちゃったのね。でもきっとだれも信じないってのは・・・そう思います。どこ行っちゃったんだろうね。こういうのシュールっていうの?なんて思った。このお話・・・好き。

ファミリー・アフェア
僕と妹の話

双子と沈んだ大陸
山羊のメイ・・・私の姪は五月生まれで名前はメイ、メイのおばの〇〇って覚えてください。って自己紹介をした人がいたな~なんてことを思い出した。

ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界
ふーん・・・

ねじまき鳥と火曜日の女たち
へぇ、その路地に妻はよく行っていたみたいなのね・・・で、「いつもいつもそうよ。じぶんでは手を下さずにいろんなものを殺していくのよ」猫は帰ってこない、電話には出ない・・・

 「パン屋再襲撃」と「象の消滅」が、わかりやすくてお話も良かった。あとはちとむずかしい・・・


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絵本・皆川博子 「マイマイとナイナイ」

2012-10-09 07:32:50 | 図書館本 読書備忘録 
                      怪談えほん 

         マイマイとナイナイ (怪談えほん2)

 内容(「BOOK」データベースより)
マイマイは、弟のナイナイを右目にいれて、そっとまぶたをあけた。皆川博子と宇野亜喜良による美しく、怖い物語。

 ひら~り ひら~り と、白いお洋服を着て飛んでいるようなお話

絵本たって、怪談絵本です。
怖い絵本・・・絵本だからと言って子供のための物とは限らないでしょぉ~~~

まぁ  ちっさい! あら、可愛い・・・くない。

おしまいのページにむかって。 無理!無理だから・・・

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本・伊坂幸太郎 「夜の国のクーパー」

2012-10-08 00:13:17 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           夜の国のクーパー

 内容紹介
この国は戦争に負けたのだそうだ。占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない――。これは猫と戦争と、そして何より、世界の理のおはなし。どこか不思議になつかしいような/誰も一度も読んだことのない、破格の小説をお届けします。ジャンル分け不要不可、渾身の傑作。伊坂幸太郎が放つ、10作目の書き下ろし長編。

 1/4ほど読んで・・・よくわかんない  
お返ししましょ! に、伊坂ファンが まぁ、いいから最後まで読んでみっ!で、読んでみた。そして見事に振り落とされていた。。。

ねこがしゃべっていたのはわかった。鼠までしゃべりだした。

杉の樹が蛹なって・・・杉のクーパー 暴れるらしい。そのクーパーと戦う兵士に選ばれ・・・

そんなわけのわからないもの・・・いいから早く帰っていらっしゃい!・・・お母さんの気持ち。

拡散・・・私の好きな不思議の世界とはずい分と違う不思議が漂っていた。

伊坂作品はアンソロジーで読んだだけ。重力ピエロ は映画で観た。他の読んでみっ!って言うから・・・そのうち 


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本・有吉玉青 「南下せよと彼女は言う  旅先の七つの物語」

2012-10-07 06:35:38 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           南下せよと彼女は言う: 旅先の七つの物語

 内容(「BOOK」データベースより)
情趣溢れる街並み、思わず息をひそめて見た美術館の絵画、ふとした出会い、大切なひととの思い出、自分を見つめ直した夜…。旅の情緒と、旅先の人間模様が、心温まる描写とともに美しく繰り広げられる七編の物語。

 アムステルダムたち / 橋、燃える / 秋の休暇 / 添乗員のクリスマス / ピアッツァにようこそ / 南へ…! / 永遠の一日

アムステルダムたち 
高校時代の男友達3人で中の一人の両親が赴任中のオランダを訪ねるお話。お相手の澪は・・・
フェルメールね、マウリッツハイス美術館展とベルリン国立美術館展 行こうと思っているうちに終わっちゃったっけ。
何度か上野の森まで行ったことは行った。なっが~い行列を見て、又今度・・・帰ろ、帰ろっ!
オランダのコーヒーショップとカフェの事は書かれていませんでしたね。

橋、燃える
子どものいる駐在員と不倫して・・・あら、ま! 景色が綺麗なだけにね~・・・
ツアーは年配夫婦でしたか・・・景色はスイス

秋の休暇
フランス一人旅。お母さんのお友達に再会って、だけじゃないけれど・・・

添乗員のクリスマス 
「サンタと出会うクリスマス 三都物語・8日間」40歳男性添乗員のお話。ドイツ、チェコ、オーストリアを巡ります。一人参加のミツルと共に・・・

ピアッツァにようこそ
ピアッツァだからイタリアッ!42歳女独身 イタリアには一人で来たけれど、ひょんなことから男女4人でヴェネチア。 

南へ…! 
オー、これは表題の・・・妻の葬式の翌日に日本を発った・・・はぁ!?
子どもはできなかったから、退職金は残さなくてもいい。スペイン語を習い始めて楽しみにしていたのに・・・
ちょっと知りあった方から、同じようなお話を聞いたことがあった。
仕事で忙しくしていたから、退職したら奥さんとたくさん旅をしようって話していたんだって・・・でもその前に奥様は・・・
その方は一人でツアーに参加され、奥様と行こうね!って言っていたところをあちこち出かけていました。飲みながら、こんなことになるとは思わなかった。後回しにしちゃいけないことって、あるんだよ。奥様いなくなっちゃったし、子どもも子どもじゃなくなったから働く必要もないしと定年前に退職したと・・・なんか、思い出した。
教会のステンドグラスは文字が読めない人にも布教するために必要だった。と、近くにいた日本人ツアーのガイドが言っていたのね。
その教会はラ・マンチャで風車の中から出てきた男に言われたトレドにっ!
これは・・・切ないけれど、すっごくいいお話。 

永遠の一日
ハワイのオアフ 子供の頃住んでいたからと、新婚旅行で旧友にあう。ってお話。

著者の有吉玉青さん お母様が亡くなられた時、お若いのに気丈に振舞っていたのを思い出した。


 
  どこかへ  行きたーいっ! ・・・ 行ってきたばかり 

今年は散財につき、海外はしばらく自粛(収入のない私だけ)! だからタダの本 とは・・・図書館の本なんだけれど、それを読んでおとなしくしている。

来年は結婚30周年・・・たぶん  ディズニーランドが30周年ならそうなのね。
金婚式なんて、ありえないでしょ?どっちか居ないわね。と・・・あなたは居ない!と言わないところは 「南へ・・・!」を、読んだからに違いない。で、どこに連れて行く・・・?「南へ・・・?」


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本・中脇初枝 「きみはいい子」

2012-10-06 05:12:38 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          きみはいい子 (一般書)

 内容(「BOOK」データベースより)
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。心を揺さぶる感動作。

 みんなこの町に住んでいます・・・連作短編集・・・テーマは虐待

 サンタさんの来ない家
大学出たての新任先生は1年生の担任に・・・小学校の先生は競争率が低い。知ってる。楽だからって高校の先生、小学校よりは楽だからと中学校の先生。
学級崩壊しちゃった。でも、親に虐待されていた神田さんをこの先生が救うのよ。 神田さんは神田君、男の子・・・今は男女とも さん なのね。出席簿も男女混合。
息子たちの時代のある年の運動会。徒競走で走ってきてゴールテープの前でいったん停止。みんながそろっていっせいにゴール。信じられなかった。親席がざわざわ、変だよねっ!
誰が言い出したのかってことになって、翌年は普通の徒競走になった。なんてことを思い出した。

 べっぴんさん
親に虐待されていた子がお母さんになりました。。。はなちゃんのママは近所のおばあちゃんに救われたって・・・

 うそつき
PTA会長の優介のお父さんが語っている。

 こんにちは、さようなら
いちばん響いたおはなし。いつかは・・・そう遠くない・・・

 うばすて山
おかあさんはずっと先生でいたかったのかしら?もし子供が生まれていなかったら、夫が単身赴任にならなかったら・・・定年までいたのかな。
私も年子の子供たちがうんと小さい頃、上の子に、下の子と同じに笑って。って、言われてハッとして、ごめんごめんとギュッとしたことがあったのを思い出し、ドキッ!とした。


ここに書かれている虐待って、どこかではきっとあるんだろうな、とは思ったけれど・・・
悪いことしたり、間違っていると親が思ったらきつくしかるのは当たり前だと子育てして来た・・・が、ちょっと行き過ぎるともしかして?

今、子供にやらせたい放題でちっとも叱らない親がいるけれど、家に帰ってこんなことしている親もいるのかしら?なんて思った。

あんまり酷いのを見ると、ピンッ!としないとわかんないんじゃない?って思う人です。
男の子しか育てたことないから、女の子の事はよくわからないけれど、本当はみんないい子なんだよ。きっと・・・と、きれいごと言っている場合じゃない!だからちょっと読んでみてよかった。


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ロシア ペトロザヴォーツク 夕食前 住宅街をお散歩

2012-10-06 00:00:04 | 2012 ロシアの旅
 

 

 



      

 

歴史あるロシア正教の教会があると聞き、ホテル近辺の散策の前にちょっと住宅街へ行ってみました。

人口が少ないので歩いている人にもほとんど会わず。住宅街ですからね。

教会の前にいた ほどこしを・・・の女の人にコインを渡して入っている方がいたので、そのようにしたら、なにかお祈りをしてくれました。ロシア語わからないけれど、たぶんそう。

教会の中は女性は髪を隠さなければなりません。入り口にあるスカーフを・・・

ホテルに戻り、記事が逆になっておりますが、湖畔散策をして、夕食です。

夕食後もまだまだ明るいので、私たちが近所を散歩している間にお急ぎ駅まで行って来た方が、明るいからまだ大丈夫と・・・じゃ、行ってみよう。で、2時間ほど街中散策を・・・


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碓氷峠のめがね橋

2012-10-05 07:00:50 | ときどき森へ・・・






通称めがね橋の碓氷第三橋梁

高原の家からの帰り道、軽井沢から旧道に入り峠越え・・・いつみても  美しい 









  

「現在は横川駅からこの橋までの旧線跡が遊歩道「アプトの道」になり、橋上の手すりや国道18号へ通じる階段などが整備されている。また、2012年3月に碓氷第三橋梁~旧熊ノ平駅間1.2kmの延伸工事が完成し、4月1日から横川~熊ノ平間、全長5.9kmとなった。」

延長された旧熊ノ平駅までは国道からこの階段を上って行くと行けます。パッと見、さほどでもないからと上っていたら案外大変な事となり、なんだ坂、こんな坂と騒いで上っていったら、頂上に人がおいでで。駐車場に車が止まっていたのだからわかることだけれど、うっかり  

こんにちは♪とごあいさつをしたら、お猿がいることを教えてくれました。大きな猿だから気をつけたほうがいいですよ。と・・・
そりゃ大変、皆さんもう下りちゃうんですか? 
では、わたくしどももご一緒に・・・すたこらさっさと、退散!

2010年5月に歩いています・・・ アプトの道 

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本・村上春樹 「風の歌を聴け」

2012-10-05 00:01:32 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

                      風の歌を聴け (講談社文庫)  

 出版社/著者からの内容紹介
村上春樹のデビュー作 1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない。群像新人賞を受賞したデビュー作
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

 いきなりハートフィールドがエンパイア・ステート・ビルの屋上から飛び降りた。なんて・・・

電車が走らなかったから、走り出すまでの間に読み終わった。他に本は持っていなかったから、帰りの車中でも読んでいた。
きっと面白かったのだと思うけれど、備忘録を書こうと思っても・・・書けない。って本なのだきっと。そんな本もあるんだと思った本。

 装丁も作品の一部だから大きく貼っていたのだけれど、これ・・・小さいのしかなかった。 

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本・畠中恵 「ちょちょら」

2012-10-04 00:13:26 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          ちょちょら

 内容(「BOOK」データベースより)
兄上、なぜ死んでしまったのですか?千穂殿、いま何処に?胸に思いを秘め、困窮する多々良木藩の留守居役を拝命した新之介。だが―、金子に伝手に口八丁、新参者には、すべてが足りない!そして訪れた運命の日。新之介に、多々良木藩に、明日はくるか。

 畠中作品は何冊か読んでいるけれど、ブクログには全部★3つが並んでいる。途中はきっと面白いんだろうけれど、最後まで来ると3つになっているみたい。と、ヒトゴトのように・・・

で、この作品は優秀な兄上が突然自害した結果、弟である平々凡々では足りなく平々々凡々々と説明されてしまった新之介が、播磨の国、多々良木藩の江戸留守居役となり江戸城でお仕事するってお話。

お菓子を食べる集まり?上下関係のゆるそうな「甘露の集」で、新之介の妹のお菓子が・・・なんてのもあり・・・これって・・・

簡単に言うと・・・新之介の成長物語

つづく・・・なんて感じでしたが、どうなんでしょうね。

あれ?なかなか妖が出てこないねー・・・しゃばけシリーズと勘違いしていました。

鳴家や屏風のぞきが懐かしい。


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