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本・群ようこ 「ネコの住所録」

2013-03-31 06:07:31 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          ネコの住所録 (文春文庫)

 内容紹介
発売日: 1996/02
妻を自慢する雄猫、運痴の犬、グルメの鳥にクーラーで涼む蜂、痴漢に間違えられた鹿にいのししレース……抱腹絶倒の動物エッセイ

 ネコに限らず動物がたくさん出てきます。

単行本は1993年2月に出ています。その頃は今より町に動物はいたかも・・・

子供の頃、保健所の職員だったのかな?な、人が、網持ってネコや犬を捕まえていたのをみていた世代。ネコの虚勢なんてしてた?な、時代。

野良犬や野良猫がいた。そりゃ犬のが少なかったけれど・・・すぐ捕まっちゃうから。

今、外ネコにエサなんかやっていたら、町内会で回覧板がでちゃうんじゃないかしら・・・?ネコにエサをやらないでくださぁ~~~いっ!

そういえば、ハエもみなくなった。今の住まいではゴキブリも見ない。この前のところでも、みなかったわね。

でました猫又のお話! 鹿のお話にはふきだした。

群さんが動物好きなのは子供の頃から妙に動物がいたのでしたね。そっか、そうでしたか。

友達の知り合いの友達がイグアナを飼っているって聞いて、友達だったら見せてもらえるのに、友達の知り合いの友達じゃ、全然知らない人だから見せてもらえないわね。と、聞かなきゃよかった。な、お話聞いたことがありました。

あとがきに、この本を読んで、動物っていいなと思ってもらえたら、これ以上、うれしいことはありません。と、書いてあった。

動物っていいなぁ~って、思いました。うさぎのココアには先代のラビちゃんより長生きして欲しいです。って事は・・・10年以上よ  聞いてる?  ココちゃん  

  
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本・篠田節子 「ブラックボックス」

2013-03-30 06:56:36 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

  
        ブラックボックス

 内容(「BOOK」データベースより)
サラダ工場のパートタイマー、野菜生産者、学校給食の栄養士は何を見たのか?食と環境の崩壊連鎖をあぶりだす、渾身の大型長編サスペンス。週刊朝日連載の単行本化。

 二十歳過ぎた頃・・・読んだ?まだ!読みな!読む!・・・有吉佐和子の複合汚染を思い出した。

ハイテク農業?工業?で作られた野菜、その野菜をパック詰めする工場
別々に語られていたのが工場の出入り口でばったり出会った中学の同級生・・・ここから食の安全を考えさせられる話が始まる。

研修生として入国している外国人労働者を安い賃金で働かせている工場、そこで起こるさまざまな事・・・そんなことはちっとも知らなかった世界。研修生とはよく言ったもんだわ!

以前住んでいたいたところで使っていた駅では、早朝、外国人がたくさんマイクロバスから降りてきていた。
ちょっと先に工業団地があり、コンビニのお弁当やサンドイッチを作る工場があることを聞いた。そこで働いている方達だったわけで・・・この作品はフィクションですので、と書いてあっても、なんかリアルネ なんて読んでいた。

ゾッとすることも書いてあり・・・こどもが親のおかしなところをごそっと持って外に出る・・・?ちょっとアトピーだったから、むむ?いつから気をつけれていればよかったの?子供の頃から?そんなの不可能!なんて思った。

残留農薬は企業のひも付きではなく、非営利民間組織(NPO)によって運営されている分析センターだったから積極的な行動に出ることができたのね。囲われていたんじゃ不利な事は出さない。

地方で暮らしたときに〇協の話はたびたび聞いていた。自分の家で食べる物だから安全だよ、〇協に出荷しないものだから。と、野菜をくれていたお家の人はそういっていた。〇協って・・・そんなに悪?って思ったのもその頃。

小説ですからね 

昨今の風評被害で、絶対に買わない。基準値内だから気にしない。スパッと別れていると聞いた。
こっそり思っていればいいのに、生きがいのように煽っている人もいる。当初応援していたのにね。あのステッカーはなんだったんだ?

これはちょっと・・・読んでみて良かったよ!な、本でした。

 
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東京の橋 平久橋

2013-03-30 05:23:12 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川


平久川に架かる橋

「現橋架設年 平成5年(1993)3月小改修 江東区

昭和2年(1927) 長31.8m、幅11.0m1径間鋼製トラス橋 震災復興橋梁



西側橋台地に"波除碑"(なみよけのひ)あり。(都指定有形文化財-歴史資料) 寛政3年(1791)の大津波で多くの犠牲者が出たので、幕府がこの近辺を空き地にし住民の居住を禁じたもの。
平久(へいきゅう):旧町名平富町と久右衛門町の間にあったのでこの名称が付いたと言う」

2012 11月 下町散歩 
妙に橋に惹かれていたのは・・・きっとそういうことだったのだ!


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本・宮下奈都 「太陽のパスタ、豆のスープ」

2013-03-29 07:13:07 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

        太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ(やりたいこと)・リスト”の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。

 ドリフターズ・リストは・・・もう必要ないお年頃かもしれないけれど・・・と言っといて、何か書いています。 

こんなことって・・・あるのよね。訴えたりとかのお話ではないのがいい。

”豆はおいしい。豆は安い。豆は保存がきき、楽しく料理ができて、からだのよい。”
”世界中の人がこぞって肉を食べれば食糧危機は深刻になるばかりだけれど、豆なら大丈夫です。”

ロッカさんがとても  素敵  親戚にこういう人がいると・・・いいのよ。

明日羽ではなく今日羽ね~・・・思うかも。どちらも素敵なお名前

姑に女の子だったら葉澄!って言ったら、なんかハスッパと反対され、香澄って言ったら、すぐ〇んじゃいそうだと・・・男の子が生まれたときには夫婦で考え天神様で選んでいただき、相談せずにつけた。どのみちなんでもかんでも反対する人だったから~女の子だったらきっと 葉澄ちゃんか香澄ちゃん だった。なんてことを思い出した。
 
いいお話でした。 


 
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本・津村記久子 「ポストライムの舟」

2013-03-28 05:55:40 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          ポトスライムの舟 (講談社文庫)

  内容(「BOOK」データベースより)
29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが―。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。

 「ポストライムの舟」「十二月の窓辺」

淡々とした日々・・・はぁ、そうですかぁ・・・植物を枯らす私でもポトスは枯らさない、頑丈!
どこにでもあるようなないようなお話だけれど、なぜか惹かれた。どうして?
貯まったんだねー・・・

十二月の窓辺
表題の作品よりずっと良かった。パワハラだね~私だったら一発かまして、いちばん忙しいときに辞表出したかもね。と、出来もしないことを思ったりした。最も私がいた会社で、私はそんな経験はなかった。ただロンドンから帰って来たブッチョにはわけあって、ナガトみたいなことを思ったのは違いない。
ツガワとナガトの話しっぷりに惹かれた。久しぶりにOLになったようだった。
それにしても、そうだったのね。気がつきませんでした。

ポストライムの舟は読むのに時間がかかったけれど、十二月の窓辺はイッキヨミ!面白かった。

 
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本・アンソロジー 「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」

2013-03-27 05:19:54 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

        坂木司リクエスト!  和菓子のアンソロジー

  内容(「BOOK」データベースより)
読書家としても知られる坂木司が、今いちばん読みたいテーマを、いちばん読みたい作家たちに「お願い」して、作った、夢のようなアンソロジー。十人の人気作家による和菓子モチーフの新作短編集。

  空の春告鳥・・・坂木 司 / トマどら・・・日明 恩 / チチとクズの国・・・牧野 修 / 迷宮の松露・・・近藤 史恵 / 融雪・・・柴田 よしき / 糖質な彼女・・・木地 雅映子 / 時じくの実の宮古へ・・・小川 一水 / 古入道きたりて・・・恒川 光太郎 / しりとり・・・北村 薫 / 甘き織姫・・・畠中 恵

和菓子が食べたくなるのですが、それだけではなくお話が・・・

いちばん良かったのは、恒川光太郎さんの「古入道きたりて」恒川ワールド!一緒に山奥に入ってみました。

最近、どらやきが餡子ではなくフルーツが入っているのがあると聞いた。トマどらはミニトマト

チチとクズの国・・・生きたくたって生きられない人がいるのですから、生きてくださーいっ!

あっという間に楽しく読んでしまいました。 


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本・アンソロジー 「君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語」  

2013-03-26 05:17:06 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

        君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語 (ポプラ文庫 日本文学)

 内容紹介
一緒に桜を見に行かないか、と久しぶりに会う彼は言った。
照り付ける日差しのなか、一緒に暮らそうと君に告げる――

 一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。こちらは春から夏・・・もう一冊秋から冬
 
立春 原田 ひ香
雨水 大島 真寿美
啓蟄 栗田 有起
春分 宮崎 誉子
清明 小手鞠 るい
穀雨 川本 晶子
立夏 西 加奈子
小満 藤谷 治
芒種 原 宏一
夏至 三砂 ちづる
小暑 大崎 梢
大暑 中島 たい子

アンソロジー・・・お初の作家さん7名

立春、雨水、啓蟄、清明 は良かった。  夏至は不思議なお話 


 
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本・群ようこ 「三味線ざんまい」 

2013-03-16 06:52:38 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          三味線ざんまい (角川文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
長年の憧れだった三味線を習い始めた著者。しかし、はじめて足を踏み入れる「和のお稽古ごと」の世界は、思いもよらぬ驚きと発見に満ちていた!西洋の音楽からは類推不可能な旋律、三味線にもれなくついてくる「小唄」の苦労、はじめての発表会での緊張や、和ものお稽古に特有のしきたりなどなど―。次々と襲いかかる試練をクリアして、ついに名取となるまでの道のりを軽妙に綴ったエッセイ。

 2年で名取・・・? びびびっくりっ!超びっくり! 三味線の世界ってそんなん?
日舞は首振り3年とか言われていたけれど、日舞の言うところの名取とはちがうの?何年もやっていて、おさぼりすると代わりにチビッコの私がお師匠さんのお相手していたけれど、その祖母は名取じゃなかった。三味線って難しいよ。たった2年で名取ぃ?・・・しつこい 

もっとも、知らない事はわからないのだから、これであっていますっ!と言われたら、やはり そですか・・・

ってなわけで、お稽古日記

お稽古は大人になっても、子どもみたいに宿題やって練習して・・・大人になりすぎるとなかなか、なかなかだから・・・べつにいまさらプロになったり先生になったりなんて・・・思っている人はいるかもしれないけれど、私は違うから、ほどほど。ほどほどを認めない先生だったらきっとバイバイした。これがお稽古続いた理由 

群さんのお師匠さん・・・素敵。しかも浅草。祖母のお師匠さんも浅草。俳優の岸田森に似ていた。玉三郎が出てきたときには玉三郎にも似ている。って話だったけれど、岸田森と玉三郎・・・

で、、同じくらい驚いたのは、チェリストの藤原真理さんとお友達?お家に遊びに行ったって、いいなぁ・・・さすが作家 


 
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本・垣谷美雨 「ニュータウンは黄昏れて」

2013-03-15 06:12:37 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

         ニュータウンは黄昏れて

 内容紹介
出口なし、人生も台なし! ローン地獄、建替え問題、娘の将来……「住」に翻弄される家族の真っ暗な現実を描く長篇小説。バブル崩壊前夜、都心から1時間の分譲団地を購入した織部家。広大な敷地には緑があふれ、「ニュータウン」と持て囃されたが、築30年を越え、妻の頼子は理事会で建替え問題にかかわる。が、住民エゴで理事会は紛糾、娘の琴里は資産家の男とつきあい、一家は泥沼から脱出を試みるが……。社会問題を炙り出す気鋭の長篇エンターテインメント。

 このあたりの事はよく知っている、何枚もハズレ葉書持っていたから、ふむふむと読んだ。

琴里のお話は結局仲良し三人組がみんな・・・ね。三人目が賢かったってこと?
岡山のおばあちゃんお話は勉強になった。建て替えとはそういうことなのね。そんなことまで保証するなんて知らなかった。
それに、仮に敷地だけ売ったとして、そこにパチンコ屋やドッグランなんか出来ちゃったら嫌よね。確かに・・・

東西ドイツが統一されたときの話・・・西はお金持ちなのにホームレスがたくさん、で東は貧しかったけれどホームレスはひとりも居なかった。で、絆のある国になぜかホームレス・・・

埼玉県ってタ〇リが ダサイタマ とか言っていたから? 何をおっしゃいますのやら・・・ふふふっ!いいところなのよ。都心まですぐなんですからね。ここに出てくる川口なんか川渡っただけで、東京さっ!と、東京向いて生活してる私が ムキッ!となって、どーだっ!と、珍しく褒めました。

お母さん、たいやきからの転身はお見事でした。

マンション派です。そっかぁ~と、とても楽しく読めました。そして、どんなところに住んでいても大切な者、物、事が大切にできればいいのよね。と思った。

自分の黄昏れを心配するお年頃 

 
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本・平安寿子 「神様のすること」

2013-03-14 07:10:58 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

         神様のすること

 内容(「BOOK」データベースより)
物語を書くことにしか情熱が持てない安寿子が、40歳間近で願ったことを、神様は100パーセント聞いてくれた。願いが叶うまでの、長い長い物語。

 宗教の本ではありません。エッセイのような小説のような・・・

”老いた親と同居しているすべての人に、お見舞いを申し上げます。たいへんですよねぇ。”

みんな大変と思えば、自分だけが大変なんじゃないって少しは救われる。

”歳をとるって、こういうことなんだ。死ぬって、こういうことなんだ。と、勉強できる。これは、大きい。”

そう、とてもとても大きなことだと思います。だれでもいつかはむかえる事だから・・・心して 

”「介護した人は介護されずに死ねる」特典がついているらしく思われる。”

だといいなぁ~・・・だったら私は介護されずに死ねる。ヤッホーだ!

第一話 母の死を待って

第二話 すれ違う二人

第三話 傷跡の必要

第四話 二人の恵子

第五話 心残りはひとつだけ

第六話 陽気な骨

第七話 天国への階段

お母様が入院中、べらんめえになったって書いてあったから、私もそうなったらって話題にしたら、入院していなくてもべらんめえでしょ?と、言われてしまい、あら、そ?

お稽古の先生の話も、そうそういたいた・・・エレクトーンの先生の金切り声を思い出した。月1でそれはやってきていた。その後のお稽古でもはじめてフルートを習った先生はそれ系だった。それ以降は先生に恵まれてそういうことは一切ない。

私もこうやって語るのかな・・・?

”母は、なかなか死なない。私はそのことに慣れた。夢とうつつがごちゃごちゃ。”
「よくなることのない年寄りを診る医者に、何か期待されては困る」・・・そんなこと言われたんだ・・・って、同じような事を最近言われた!年寄りではないけれど・・・病気は診るけれど、人はみない。

だ・か・ら・・・病気になっちゃダメなんだよ!!!医者と関わらない生活をしないとダメ!!!って教えてくれた人がいた。お産以外で入院したことがなかった奥さんの看病で思ったんだって。冷たくなった奥さんを返されて、あれは医療ミスだった!と断言していた。

ま!医者も人間・・・いろんな医者がいます。その方は、運だよ!信用できるのは町医者!とも言っていた。が、普段病気しないから町医者とは関わっていないのです・・・

八十三歳寿命説・・・すっごい! じゃやっぱり途中まで行ったのですね、本当に帰って来た?

お父様は一番いい形で息絶えた。いいなぁ~私もこれがいいなぁ~・・・が、お母様は・・・なかなか逝かせてくれない。って・・・

”人の死を見送る重苦しさに比べたら、自分が死ぬほうがよっぽど楽だとさえ思う。” 
まったくもって、しみじみ  同感

ということは・・・あの方法も一概に悪とは言えないのかしらね。

いろんなことを考えましたよ、 アリンコほどの脳みそでも・・・読んでよかった。

 
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本・石田千 「きんぴらふねふね」 

2013-03-13 06:04:39 | 図書館本 読書備忘録 
                    読書備忘録 

         きんぴらふねふね

 内容(「BOOK」データベースより)
ひとり暮らしは、食べたいときに食べたいものを作って四季折々の、身近で大切な、「食」の習慣と記憶たち…最新エッセイ集。

 話しっぷりがなんとも心地よくて好きなのです。

美味しそうなお話がたっぷり。ちょちょいと手間をかけているのです。
ヨーグルト・ポムポムね? メモメモ

わらびとりね~・・・つくしとりならしたことある。やっぱり指先が・・・

立ち食い競争・・・発車4分前で駅そばは食べない。食べちゃうなんて、びっくりです。

さしいれ・・・病気の時にドアに?いいお友達がたぁくさんいるのよね。でも、ツンとしていて面白い。

お酒は好んで飲まないけれど、読んでいると・・・


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本・川上弘美 「夜の公園」 

2013-03-12 06:55:35 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           夜の公園

 内容(「BOOK」データベースより)
寄り添っているのに届かないのはなぜ。恋愛の現実に深く分け入る川上弘美の新たな世界。

 登場人物にひとりでもきっつーいのが居たとしたら・・・どろどろの昼ドラみたいになるのかしら?が、なぜか生々しいけれど、ぼんやり。

夜の公園にいるのはリリ、その夫はリリの親友と不倫。
リリが夜の公園で知り合った男の子とリリの夫と不倫している親友はその男の子の兄と・・・因みにリリの親友は独身の教師。ちょっと複雑だけれどつながっている・・・節操がない女の話!とひと言で片付けるるわけにはいかない。

悟と暁の兄弟にいたっては・・・年上女に振り回されて気の毒。殺意が芽生えるのもわからないでもない。

こんなのは小説でしかないか味わえないから、案外 ふむふむ と読み終えた。
そして息子達がこんな女に引っかからないことを願ったって訳。

で、リリの行く末が気になっちゃったのよ。こうして川上弘美さんにはまっていった・・・

ほろほろと・・・


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四国の旅 おみやは大塚国際美術館のチョコレートとキャンディ

2013-03-11 19:16:51 | まとめて 国内の旅








 入れ物が気に入った・・・ちょいと裏を見たら モロゾフ だったから            



 昨日の空は、大気が白くかすんで霧のように見える煙霧(えんむ)が発生したもので、乾いた微粒子により、水平方向で見通せる距離が10キロメートル未満となっている状態の事。

気象庁では「強風が吹いてほこりが巻き上がったもので、黄砂ではない」としている。だそうで・・・

そういえば、近くの  ほにゃらら公園  の砂も凄まじく舞い上がっていた。

そうでしたか・・・煙霧(えんむ)ね。覚えておこう。でも、すぐ忘れる。 忍者が使う煙幕を霧にして 煙霧 これでどうだっ!


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本・森登美彦 「きつねのはなし」

2013-03-11 06:13:17 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          きつねのはなし (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

 きつねのはなし  /  果実の中の龍    /  魔    /  水神

ぞわぞわ読んだ。不気味・・・なのに先を読まずにいられない。

四つのお話がつながっているようないないような・・・不思議なお話に引き込まれ、途中置いていかれそうになり、えっと~と読み返したりしながら読んだから、ずいぶんとお時間かかりました。

きつねのはなしが、ぞわぞわ感たっぷりで引き込まれた。

琵琶湖疏水ね・・・見てきたばかり・・・ぞっ!


京都だね~・・・  

 
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本・群ようこ 「小福歳時記」

2013-03-10 06:38:25 | 図書館本 読書備忘録 
                   読書備忘録 

          小福歳時記

 内容(「BOOK」データベースより)
たまに大波、ときどき小波?ごはん、着物、習い事、掃除、仕事、お金、ダイエット。ささやかだけれど穏やかな、同居猫とのこんな感じの毎日。女王タイプ猫“しいちゃん”とのあんなこんなの日常を綴るエッセイ。

 「明日できることは今日やるな」と書いていたけれど、そんな悠長な事はいっていられなくなってきた。・・・ホント!そう思う。切に思う。
とりあえず、何かあったときに身近な人の迷惑をちょびっとに抑えること!ってのはひしひしと・・・

学生時代もアルバイトをしていたし、短大出てから結婚して地方に行くまでずっと働いていたから、自分の収入がなくなった時に、ウワァ!どうしたらよろしいのでしょうかぁ~?なんて思った。
基本自分の食いぶちは自分で稼ぐ!だったから・・・今となっては、お仕事ないから~・・・ってこともなく探せばまだあるんです。でも・・・宝くじ当たりたい  

就職したのに、みんなが上から目線で物を言うから腹が立つ!あったりまえだのクラッカー!新人なんだから・・・我慢するのよ、みんな我慢しているのよ。そして自分が上に立った時に、やられてイヤだったことはしな~い。これ、嫁、姑も。

スーパーの袋は私も三角折派! 貯まってきたらエコバッグ持っていそいそとお買い物に行きます。

ここはスーパーの袋でゴミ出し出来ます。どこかのだれかが儲かるようなゴミ袋の指定はされていないの。

ニャンコのお話はあまりなかったけれど、やっぱり群さんはいいっ!

 
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