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小樽の旅 小樽市指定歴史的建造物 小樽市庁舎へ・・・

2018-07-30 05:50:08 | 2018 北海道 小樽の旅














名称  小樽市庁舎
所在地  小樽市花園2丁目12番1号
建築年  昭和8(1933)年
構造  鉄筋コンクリート造3階建
建築時の用途  市庁舎
指定年月日  昭和60(1985)年7月23日

概要
小樽の有力者土肥太吉の10万円寄付を機に新築されました。
設計者は小樽市建築課長であった成田幸一郎以下の建築課スタッフで、土肥秀二もかかわったといわれています。
外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、重厚な市庁舎となっています。

小樽市ホームページより



お散歩中、あれ?なくなっちゃった?
で、お家の前をお掃除していていらした方に聞いてみて、聞いたものはなくなっていたのだけれど、いろいろお話うかがっているうちに、市役所行った?
はい、以前外から見ました。
中きれいだよ、行ってみて・・・

で、中に入ってみました。
写真撮ってもいいですか?と、観光客丸出しっ!

とっても親切!最終日まで楽しめました。


4/29~5/1


本・西條奈加 「上野池之端 鱗や繁盛記」

2018-07-29 05:34:08 | 図書館本 読書備忘録 
上野池之端 鱗や繁盛記 (新潮文庫)

 内容紹介
騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。無気力な周囲をよそに、客を喜ばせたい一心で働くお末。名店と呼ばれた昔を取り戻すため、志を同じくする若旦那と奮闘が始まる。粋なもてなしが通人の噂になる頃、店の秘事が明るみに。混乱の中、八年に一度だけ咲く桜が、すべての想いを受け止め花開く――。美味絶佳の人情時代小説

               

 読書備忘録 

人柄の良い若旦那と奉公に出たお末のほんわかりんとしたお話かと思いきや・・・

若旦那にはつらい過去があったんです。
復讐したかったのね。

あの時に燃えた桜の木、八年に一度咲く霞桜は燃え残った幹の中心と枝の一本・・・霞のような花をつけました。
そしてお末は女将になって須江と名前も変えていました。

お末の活躍をみていたから、よかったよかった・・・

★★★★☆


本・辻仁成 「立ち直る力」

2018-07-28 08:33:14 | 図書館本 読書備忘録 
立ち直る力

 内容紹介
生きてりゃ普通にみんな無理している! だから……
「弱っているときはじっとしていろ。英気を養い、再起の機会を待てばいい。人間、立ち直る力だ」
人は生きていればつらい目にあうし下を向いてしまうこともある。前に進めないときもある。そんな弱った心にじんわりとしみわたる温かな言葉たち。
紡ぐのは、作家・辻仁成。
もとは中学生の息子へ贈るための言葉だったが本書では、この地球上のすべての人に向けて編纂。
今ある暗い気持ちがふっと楽になる、明日も生きてみようと思える、愛あるメッセージ集。

◆知らないことは、楽しいこと
◆まず自分が幸せになる
◆75%の人生
◆私だってスターじゃん
◆笑顔でスルーの術
◆「消えろボタン」を押せばいい
◆頑張れとか、ふざけんな
◆つらいときは、何かが動いているとき
◆打たれても負けない杭になれ
◆裏切られてもかまわない
◆必要なものは最初からある
◆できれば、愛をあげたい
◆不幸にならないための鉄則
◆気にしたければ、また明日
◆息子よ


               

 読書備忘録 

いろいろあってこうなったの・・・
とても優しい。やさしいお父さん!

こんなにたくさん子供に言葉をくれるお父さんってそうはいないと思う。

「息子よ」
感動した。
息子を育てているときに出会っていたらなぁー・・・

私もいただきました。
「今日は今日」
ありがとう。

★★★★☆


本・アンソロジー 「猫が見ていた」

2018-07-27 07:53:07 | 図書館本 読書備忘録 
猫が見ていた (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの女の猫が迷い込んできたことで揺れる孤独な女の心。猫にまつわる名作絵本に秘められた悲しみ…ミステリアスな猫たちに翻弄される文庫オリジナルアンソロジー。巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。

「マロンの話」湊かなえ
「エア・キャット」有栖川有栖
「泣く猫」柚月裕子
「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」北村薫
「凶暴な気分」井上荒野
「黒い白猫」東山彰良
「三べんまわってニャンと鳴く」加納朋子
「猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」澤田瞳子

               

 読書備忘録 

「泣く猫」
男の夢中になった母親は、男ができると娘を捨て児童養護施設に預け、男と別れると引き取りにやって来た。
そんな母親が亡くなったと警察から連絡を受けアパートにやってきた。
お焼香に来たのはたった一人のお仕事仲間だったが、野良猫がやってきた。
ずっと餌を与えていたのね。泣いて泣いて泣きまくっていた。猫が・・・

「凶暴な気分」
動物を飼ってはいけないマンション
猫を飼っていたけれど、どこかに行っちゃったって探していたら・・・ってお話。
以前、マンションのお部屋の前に猫がずっといて、どうしたのかと思っていたら、飼い主に虐待され、それでその人の家の前に来ていたと、聞いたことがあった。
未だにホント?なんて思っちゃうけれど、本人がそう言うからって、猫が言っていたわけじゃないけれど、その猫が死んじゃった時には、まったく私たち関係ないのに、とても大人とは思えない普通しないでしょ!って程の八つ当たりをされたことがあった・・・なぁんてことを、お顔が表紙の猫ちゃんそっくりだったから思い出した。イジワル!

「猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」
あら、リトル・アリョーヒンお久しぶり!
ってことで、読んでいる作品もあったのね。
読んでみたい作品もあるから、楽しみっ!

★★★☆☆


本・川上未映子 「ウィステリアと三人の女たち」

2018-07-26 08:00:44 | 図書館本 読書備忘録 
ウィステリアと三人の女たち

 作品紹介・あらすじ
どんな夜にも光はあるし、どんな小さな窓からでも、その光は入ってくるのだから――。真夜中、解体されゆく家に入りこんだわたしに、女たちの失われた時がやってくる。三月の死、愛おしい生のきらめき、ほんとうの名前、めぐりあう記憶……。人生のエピファニーを鮮やかに掬いあげた著者の最高傑作。

彼女と彼女の記憶について 
シャンデリア 
マリーの愛の証明 
ウィステリアと三人の女たち

               

 読書備忘録 

たいして行きたくもなかった同窓会に行った、ちょっとした女優?の話

ちょっと大金をつかんで、もともとイヤな女だったのかはどうでもいいとして、気が合ったふりをしていっとき過ごした老婆に向かって吐いた汚い言葉。なのにタクシーでは・・・って話

よくわからない話

密かに空き家に入ってしまう女にあって自分もはいってしまう。
子どもの話に切ないと思い、友人を思った。
ご主人と一緒に行かないとちゃんとしたことが分からない。
2人の問題なのだからね・・・

なんとなくどんよりなお話が詰まっていた。

★★★☆☆


小樽の旅 小樽市指定歴史的建造物 坂牛邸 へ・・・

2018-07-25 06:05:04 | 2018 北海道 小樽の旅












以前来た時に見学できる日時が書いてあるプレートがあったのだけれど・・・どこかにあったのかしら?

今回は近くに行ったから通ってみようってことでぐるりとしただけ・・・

2014年に訪れたときのもの・・・
https://blog.goo.ne.jp/cocoa3003/e/0b1cf51c2726f064a68a2dfcc014984c


4/29~5/1


本・石田千 「ヲトメノイノリ」

2018-07-24 06:16:17 | 図書館本 読書備忘録 
ヲトメノイノリ (単行本)

 内容(「BOOK」データベースより)
果たして、イノリは通じるのか。七十六歳にしてピアノを習い始める佃煮屋の女将、彼女の願いと挑戦を軽妙に語る表題作ほか、幼児から老女まで、様々な年代の女性の日常と「イノリ」を描いた傑作連作短篇集。

ぶらんこ 
うぐいす 
青嵐 
梅雨明け 
風鈴 
素麵 
球根 
木枯らし一号 
ヲトメノイノリ 
去年今年

               

 読書備忘録 

好きだわー・・・千さんのお話

「ヲトメノイノリ」
特に好き
ホント、今の子は大変だ。
親にもできなかった文武両道を望まれて大忙し。
習い事は六十六歳の六月六日から・・・佃煮屋の女将さんは春には喜寿です。ピアノ、始めちゃいます。
76才の潮子さんの演奏が終わったときには拍手しそうになった。
どんだけのめりこんでいたんでしょうね・・・
とってもとってもとぉーっても素敵なお話

乙女の祈り・・・どこかで聞いているでしょ?
どこかから聴こえてきたらきっと、潮子さんを思うんだろうなぁ~

★★★★★


本・小池真理子 「死の島」

2018-07-23 07:38:10 | 図書館本 読書備忘録 
死の島

 内容紹介
文藝編集者として出版社に勤務し、定年を迎えたあとはカルチャースクールで小説を教えていた澤登志男。女性問題で離婚後は独り暮らしを続けているが、腎臓癌に侵され余命いくばくもないことを知る。
人生の終幕について準備を始める中、講師として彼を崇拝する若い女・樹里は自分の抱える闇を澤に伝えにきたが-―
激情に没入した恋愛、胸をえぐるような痛恨の思いを秘めて皮肉に笑い続けた日々。エネルギーにあふれた時代を過ぎて、独りで暮らし、独りで死ぬという生き方は、テレビで繰り返し言われるような「痛ましく、さびしい」ことなのか。
ろくでもない家族でも、いさえすれば、病院の付き添いや事務処理上の頼みごとができて便利なのだろうか。生きているうちから、人様に迷惑をかけないで孤独でない死を迎えるために必死に手を打ち備えることは、残り少ない時間を使ってするようなことだろうか。
プライド高く、理性的なひとりの男が、自分らしい「死」の道を選び取るまでの内面が、率直にリアルに描きつくされる。
人生の幕引きをどうするか。深い問いかけと衝撃を与えてくれる小池真理子の真骨頂。『沈黙のひと』と並ぶ感動作。

               

 読書備忘録 

樹里の祖父と母の話に、そんなぁ・・・
がん患者の澤の話にも・・・

余命いくばくもないとわかったまま生活しなくてはならない。

もし自分が向き合わなくてはならない時が来たら、きっと思い出すんだろうなー・・・澤登志男が昔付き合っていた貴美子を思ったように・・・

自分らしい死ってなんだろう?自殺ではなく自決!

医者は案外、自殺するものが多い
それがヒントとなって脱血死

「おれのことを書け」

感動した。いいお話でした。

ベックリーンの「死の島」


澤の別荘・・・
あらやだ・・・ここはまさしく!

★★★★★


本・吉永南央 「名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ」

2018-07-22 06:10:52 | 図書館本 読書備忘録 
名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある“事件”をきっかけに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評第3弾!

長月、ひと雨ごとに 
霜月の虹 
睦月に集う 
弥生の燈 
皐月の嵐に 
文月、名もなき花の

               

 読書備忘録 

コーヒー豆を卸してくれていたミトモ商会
今までは前社長が草を個人的に気に入り特別薄利で卸してくれていたのが、代替わりでどうなるんだろう?と、訪ねて行ったところからお話がはじまりました。
そんななか、ちょっと嫌な奴が出た来たけれど、まぁ、そういう事とわかってよかった。

雨の日の美容室の看板はいいお話でした。

舞台はポンヌファン・・・
いろいろありますわ。

季節感のある小蔵屋がとても素敵。
近くにあったら行ってみたい。ってことは前にも書いたかもしれない。
そしてその小蔵屋でもお品がなくなることもあり、密かに返す者もいて・・・ダメですよ。

ありがとう・・・いい言葉です。

★★★☆☆


本・久坂部羊 「ブラック・ジャックは遠かった」

2018-07-21 06:04:13 | 図書館本 読書備忘録 
ブラック・ジャックは遠かった: 阪大医学生ふらふら青春記 (新潮文庫)

 内容紹介
手塚治虫の母校、『白い巨塔』の舞台でも知られる大阪大学医学部。アホな医学生にとってそこは「青い巨塔」だった。個性的すぎる級友たち、さまざまな初体験、しょうもない悩み。やがて解剖実習を体験し、研修医として手術に立ち会うことに。若き日に命の尊厳と医療について悩み、考えたことが作家・久坂部羊の原点となった。笑いと深みが絶妙にブレンドされた青春エッセイ!

               

 読書備忘録 

知らない世界・・・へぇーがいっぱい!

解剖実験で人体をパーツに分け・・・え?なんて思っても医学部のお話だったのだな、と・・・裏の標本室の話にも・・・へぇー!

大学病院は、治る患者のための施設、治らない患者は転院していただく。

旅の話は、ちょいと無謀とも母親の立場として思ったけれど、人の事だから面白たのしく読んだ。

そうそうそういえば私も、学生時代医学部の先生の何だったか忘れたけれどアルバイトしていた記憶が・・・
血圧かなんか測ったりしていたのよね。あれは何だったのでしょうね?

面白く読みました。

★★★★☆


本・山口恵以子 「食堂メッシタ」

2018-07-19 06:23:04 | 図書館本 読書備忘録 
食堂メッシタ

 内容紹介
目黒にある小さなイタリアン「食堂メッシタ」。満希が、ひとりで切り盛りする超人気店。ライターの笙子は、母親を震災で亡くして意気消沈していた折に、偶然「食堂メッシタ」の心と体に染みいる美味しい料理に出会い、元気を取り戻した。それ以来の常連客だ。そんな、満希が、お店を閉めるという――イタリア料理を愛する人々の幸福な時間と人生を描いた書き下ろし長篇小説。

               

 読書備忘録 

メッシタとは酒場を意味する言葉だそうで、たっくさんのお料理が登場します。

私は、このたくさんのお料理はちんぷんかんぷんでした。
美味しいんだろうなーと読んでいました。

何でフライパン投げたり、そんなに威張るのだ?ってところで、昔テレビのドキュメントだったかの三國清三が浮かんだ。
名人上手と呼ばれる人間は、劣った人間に対して容赦がない。だそう・・・

ナポリの話には、ベッドの中に馬が・・・のゴッドファーザーを思ったし、注意していたのに物取りにあい、ピアス欲しさに耳たぶ切られた話に、かつて時計欲しさに手首ごと切って持っていかれたという話を思い出した。怖いんだわイタリアって・・・

最後に角川春樹が登場したくだりに、背表紙見て・・・あぁ・・・

巻末で感謝している鈴木美樹さんの実話のようです。

★★★☆☆


本・門井慶喜 「銀河鉄道の父」

2018-07-17 07:56:10 | 図書館本 読書備忘録 
銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

 内容紹介
明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。


               

 読書備忘録 

銀河鉄道の父は子供二人に先立たれてしまったのです。

賢治の看病は病院がするからしなくていいと言われているにもかかわらず、病院に泊まり込み自分が病気になってしまう。
すごい愛情!その後も事あるごとに感動してしまった。

もしも男の子だったら、そうして賢治よりも先に生まれていたら、商才を発揮したかもしれない長女トシ・・・賢治と同じ病で先に亡くなっていくその長女トシに聞かせたくて賢治はお話を・・・

トシはとても魅力がある。
優秀でおもしろい。
祖父当てに書かれた別紙では、要するに臨終の床にある祖父、喜助に向かって、きれいに死ね。と・・・

宮沢賢治は知っているけれど、では何を知っているのか?と言われたら、実は何も知らなかった。ということがわかった。

なかなか読み進まず、まずい!が、トシに惹かれ何とか読み終えた。
そう読み終えたら感動していた。

★★★★☆


本・原田マハ 「スイート・ホーム」

2018-07-16 06:47:36 | 図書館本 読書備忘録 
スイート・ホーム

 内容(「BOOK」データベースより)
幸せのレシピ。隠し味は、誰かを大切に想う気持ち―。うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる、愛に満ちた家族の物語。さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた、心温まる連作短篇集。

               

 読書備忘録 

不動産会社のホームぺージのために書いたお話

さりげない毎日をこの場所でどうでしょう。
素敵な街ですよ・・・って。

ケーキ 美味しそっ!
こういうお店がすぐそこにあったら楽しいやら、なにやら・・・毎日は行かなくても行っちゃうんだろうなぁ~。

そんなわけで、いい人ばかりのいいお話でした。

★★★☆☆


本・久坂部羊 「反社会品」

2018-07-15 07:30:24 | 図書館本 読書備忘録 
反社会品

 内容紹介
法に護られた高齢者と、死にものぐるいで働く若年層に分断された社会。若者は圧倒的な劣勢で。(「占領」)「働かないヤツは人間の屑!」と主張する愛国一心の会が躍進した社会で、病人は。(「人間の屑」)七編。
医療の近未来を描く、キケンな短篇小説集!

人間の屑 
無脳児はバラ色の夢を見るか? 
占領 
不義の子 
命の重さ 
のぞき穴 
老人の愉しみ

               

 読書備忘録 

無脳児はバラ色の夢を見るか? 
調べるかもしれないね。
結果そうだったら、やはり生まない選択をするかもしれない。わかっていて生むのって・・・
もっともその時にならないとわからないけれど・・・ただ医者たちの脅迫めいた物言いにはどうかと思った。
いろいろとわかってきても業界が圧力をかける。よくあること!
で、結局・・・なんだよっ!

占領
優先席は現役世代のためにある。
シニアコンビニ・老村
長生きするようになると若者の負担が増えるわけ、若者は一生懸命働くけれど、遊んでいる老人のためじゃねー・・・
元気な老人でまだ働きたい!には働く場所をつくらないと・・・老人が多くて支える若者が少ないんだから・・・
老人から学べる事はたくさんあると思いますよ。
若者から学べることと同じくらい・・・
年寄りと若者って分けずに、人としてぐじゃぐじゃで働いたらいいと思う。

いろいろあります。ってこと・・・

ハチャメチャと言えばハチャメチャだけれど。案外そうでもない・・・

★★★★☆


本・森博嗣 「集中力はいらない」

2018-07-14 06:42:49 | 図書館本 読書備忘録 
集中力はいらない (SB新書)

 内容紹介
――「失敗するのは注意散漫だったから」は本当か?
1日1時間労働の人気作家が明かす、発想力のコツとは?
私たちは「一つに集中するのはすばらしい」という思い込みにとらわれている。
「だらだら」「非効率」を排除しようとする風潮の中、累計1600万部超の人気作家が提唱する「アンチ集中力」のすすめとは?
人間のもつ本来の力を発揮するには?
誰もいわなかった情報過多時代の<知的生産術>。
これから結果を出したい社会人から、大学生まで。
全世代におすすめしたい、常識のとらわれない頭の使い方を1冊にまとめました。


               

 読書備忘録 

注意力散漫
家事をするものとしては、結構いい。
あれやこれや家の中で行った先々で、あ、これしなくちゃ!それをやっている途中で、あ、あれしなくちゃ!結果・・・全て終わる。集中はしていない。なので、ダメだな!と思っていたけれど、本書を読んで、それでいいんじゃん!

集中できないことに集中するのってすごい人・・・

AIの話が面白かった。
今後、機械化がさらに進み、AIが人間に代わって多くの仕事をこなすようになる。
仕事がなくなると危惧する声も多いが、仕事なんてなくなれば良いのではないか、機械に任せられるのであれば、任せれば良い。
人間は今よりも自由になる。自由になったら、無駄な道草をして楽しめば良い。

習慣を考える。
分散思考・・・

愉しかった・・・

私、オノマトペ星人です。

★★★★☆