goo blog サービス終了のお知らせ 

本・池井戸潤 「ロスジェネの逆襲」

2012-10-03 06:45:51 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           ロスジェネの逆襲

 内容(「BOOK」データベースより)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。胸のすくエンタテイメント企業小説。

 ほんと、半沢だ。あの小気味いい半沢!

第1章 椅子取りゲーム 第2章 奇襲攻撃 第3章 ホワイトナイト 第4章 舞台裏の道化師たち 第5章 コンゲーム 第6章 電脳人間の憂鬱 第7章 ガチンコ対決 第8章 伏兵の一撃 第9章 ロスジェネの逆襲

目次を見ただけで、わくわくしますわ。そして、やっぱり おもしろいっ! 

バブル世代の出向組みの半沢とロスジェネ世代の部下、森山ががっつり組んでやってやります。
じわじわ引っ張られていき、ホワイトナイトあたりから、えーーーーーーっ! と、のめりこむ。

※ 銀行という組織を知り尽くした男、半沢の言葉「世間的には紳士面をしてみせるが、銀行の実態はヤクザと大して変わらない」

ガチンコ対決では、いいぞいいぞ、やれやれー、とその場に居合わせて煽っているんじゃないか?ってほど面白い。

※ ひと皮剥けば海千山千のベンチャー経営者

週間プラチナのスクープに度肝をぬく、株価がどんどん上がっていく・・・

※ 「・・・銀行員ってのはさ。ついでにいうと、実力もないのにプライドだけは高い奴ってのが一番手に負えないんだ。しかも、そういう奴は掃いて捨てるほどいる」

半沢に言われたね。ロスジェネの逆襲を期待しているって・・・辞令が発令されておしまい!

銀行に痛い目にあった人はたくさんいる筈。そうとは知らない人もたくさん。でも実際、中に入ってわかっちゃったし、大昔OL時代は財務部にいて銀行は身近な存在だった。
銀行からおいしそうなお話があったとしても・・・上手に利用すればいいの、ご自分でちゃんとお勉強してから。

池井戸さんの作品は・・・難しい言葉をわざわざ選んで、回りくどく、あん?どうだ?おいらの書いていることわかるかい?・・・ってのがなく、わかりやすい言葉で読みやすいから 好き!

Tシャツ、ホワイトナイト、粉飾、整理ポスト ・・・ あの人が浮かんだ。紙切れになっちゃったからさぁ・・・!

この作品も イッキヨミ! 切れ者半沢ですからね、つづき あるでしょ?


御茶ノ水の書店に 半沢直樹に会えてうれしい。 だったかな? そんなことが書いてありました。
それは・・・池井戸さんの色紙です。 みーっちゃったぁ~♪


今朝パソコン開けたら、「流通ジャーナリストの金子哲雄さんが2日午前1時18分、肺カルチノイドのため亡くなった。41歳だった。所属事務所によると、かねてより療養中だった・・・」
わかりやすい解説を面白おかしくテレビで話されていて、そっかそっかと聞いていた。最近お見かけしなかったのは忙しくてテレビに出られないのかと思っていた。
若いじゃない!なんだいその病気はっ!・・・残念です。ご冥福をお祈りいたします。


ブログランキング・にほんブログ村へ

信越本線 横川駅

2012-10-02 00:02:37 | ときどき森へ・・・






  



長野新幹線が開業したから横川駅が終点。その先の軽井沢まで行くのだったらバスです。

20代のOL時代はこの駅を通って軽井沢に行っていたわけで、 峠の釜めし  を楽しみにしていた。サッと降りてサッと買って戻る。

峠越えをする為、お支度に時間がかかります。その間に買いに出る・・・横川駅の風景でした。

今は軽井沢までは新幹線で行っちゃうから横川駅は通りません。

横川駅の「峠の釜めし」の思い出のある方はたくさんおいででしょう。出発するときに売り子のおじさんたちが帽子をとって、深々と頭を下げたのです。

国道沿いには大きなドライブインありますし、佐久インターのまん前にもどーんとお店はありますね。

横川駅前のお店・・・こちらが発祥の地。 


ブログランキング・にほんブログ村へ

本・小川洋子 「とにかく散歩いたしましょう」  

2012-10-01 07:28:36 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          とにかく散歩いたしましょう

 内容(「BOOK」データベースより)
締切前の白紙の恐怖。パン屋での五千円札事件。ハダカデバネズミとの心躍る対面。何があっても、愛する本と毎日の散歩ですべてのりきれる…心にじんわりしみるエッセー集。

 高原の家はテレビが映らないから、DVDを見ている時以外はラジオをかけている。で、たまに小川洋子さんがおしゃべりしている番組にあたることがある。そんなときのお話っぷりがこのエッセイのようで、楽しく読んだ。

家庭科が苦手でお母様に宿題を任せていた。と、書いてあるのを読んで、喜んだ。

パン屋5千円札事件ってなんだろう?は ”ねにもつ部分” 翻訳家、岸本佐和子さんの「気になる部分」と「ねにもつタイプ」2冊のエッセイ集に・・・へぇ~かわいらしいではありませんか。

歩くという言葉からは 「ノルウェーの森」あ!っと思った。途中であきらめたんだったかな?

本にからめたエッセイ。読んでみようかな?があった。

あとがきがとてもよかった。というのも変だけれど、そう思った。

そう、歩くのはいい。空っぽにするのって難しいって言うけれど、歩いていると空っぽになる。
もともと空っぽ!といわれたら・・・私の場合、そうかもしれない!と答える。そしてうらやましいでしょ?と言ってやる・・・ 


ブログランキング・にほんブログ村へ

ロシア ペトロザヴォーツク 夕食前 ホテル近くをお散歩

2012-10-01 06:56:31 | 2012 ロシアの旅


 

 

 



 



 

       オネガ湖               カレリアホテル 



ホテルの部屋から外を見たら・・・あー馬だ! さっそく坂道を下りお馬さんをみた。すぐその下は湖が広がっている。いいねぇ~♪ 湖畔散策。

夕方ですから肌寒いです。なのにお水に入っている人発見!お魚でもとっているのかしら?
あ、泳いだ、平泳ぎ。あ、今度はクロール、あ、又平泳ぎ・・・って見ながら歩いていたらなんとなく近くまで来ていた。おじいちゃんでしたねー

馬にも乗れます。もう夕方だったから写真に写っている人たちが最後のお客さんだったみたい。お散歩帰りに通ったらお馬さんはしまわれていました。

遊園地で現地のお子ちゃまが何を思ったのか、人のお洋服って、私のなんだけれど・・・ちょっとつかんでふりふりしながらパンフレットみたいな物をみせて、お手々をちょうだいみたいにしてフガフガと何か言って来た。
たとえばこれが日本語だったとしたらと妄想するに・・・
あたちね、コレに乗りたいんだけれど、ほらコレなのね、でもママがダメって言うの。でも乗りたいからお金ちょうだい。
はぁ!?まさかママに間違え・・・るワケはないとして、おばあちゃん?それもない。彼女のおばあちゃんはのっぺり顔ではない。で、うっかりかまっていると誘拐犯に間違えられそうだから、他あたってくれぃ! と、バーイバーーーイ  した。 いったいなんだったんでしょう・・・?

湖畔にある素敵なオブジェはキジ島に行く船の出る場所の先にあります。そこには島から帰ってみんなで歩きました。


ブログランキング・にほんブログ村へ  ロシアの旅 2012 8/10(金)~ 8/17(金)