



暇を持て余していた、小学五年生の加納圭太は、弟の広太を誘い昔通った「バスの図書館」へ行ってみる。管理人のおじいさんが亡くなって以来使われずにいた「バスの図書館」は、かつての面影を失い荒れ果てていた。こっそりとバスに忍びこみ「秘密基地」にした二人だったが、ある日、家出少年の富士田順平が押しかけてきて…。少年たちの成長が瑞々しく描かれた、ひと夏の青春ストーリー。

児童文学として書かれたそうですが、大人でも楽しめます。って、楽しみました。
男の子は秘密の基地を作って遊ぶのよね。圭太と広太も・・・それがおじいさんのいなくなったバスだった。
アルコールランプでどうにかなっちゃうかと思ったけれど、児童文学でしたね。

一人残されたおばあさんのやさしいこと・・・
息子達の小さかった頃を思い出した。
