ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・中脇初枝 「きみはいい子」

2012-10-06 05:12:38 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          きみはいい子 (一般書)

 内容(「BOOK」データベースより)
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。心を揺さぶる感動作。

 みんなこの町に住んでいます・・・連作短編集・・・テーマは虐待

 サンタさんの来ない家
大学出たての新任先生は1年生の担任に・・・小学校の先生は競争率が低い。知ってる。楽だからって高校の先生、小学校よりは楽だからと中学校の先生。
学級崩壊しちゃった。でも、親に虐待されていた神田さんをこの先生が救うのよ。 神田さんは神田君、男の子・・・今は男女とも さん なのね。出席簿も男女混合。
息子たちの時代のある年の運動会。徒競走で走ってきてゴールテープの前でいったん停止。みんながそろっていっせいにゴール。信じられなかった。親席がざわざわ、変だよねっ!
誰が言い出したのかってことになって、翌年は普通の徒競走になった。なんてことを思い出した。

 べっぴんさん
親に虐待されていた子がお母さんになりました。。。はなちゃんのママは近所のおばあちゃんに救われたって・・・

 うそつき
PTA会長の優介のお父さんが語っている。

 こんにちは、さようなら
いちばん響いたおはなし。いつかは・・・そう遠くない・・・

 うばすて山
おかあさんはずっと先生でいたかったのかしら?もし子供が生まれていなかったら、夫が単身赴任にならなかったら・・・定年までいたのかな。
私も年子の子供たちがうんと小さい頃、上の子に、下の子と同じに笑って。って、言われてハッとして、ごめんごめんとギュッとしたことがあったのを思い出し、ドキッ!とした。


ここに書かれている虐待って、どこかではきっとあるんだろうな、とは思ったけれど・・・
悪いことしたり、間違っていると親が思ったらきつくしかるのは当たり前だと子育てして来た・・・が、ちょっと行き過ぎるともしかして?

今、子供にやらせたい放題でちっとも叱らない親がいるけれど、家に帰ってこんなことしている親もいるのかしら?なんて思った。

あんまり酷いのを見ると、ピンッ!としないとわかんないんじゃない?って思う人です。
男の子しか育てたことないから、女の子の事はよくわからないけれど、本当はみんないい子なんだよ。きっと・・・と、きれいごと言っている場合じゃない!だからちょっと読んでみてよかった。


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ロシア ペトロザヴォーツク 夕食前 住宅街をお散歩

2012-10-06 00:00:04 | 2012 ロシアの旅
 

 

 



      

 

歴史あるロシア正教の教会があると聞き、ホテル近辺の散策の前にちょっと住宅街へ行ってみました。

人口が少ないので歩いている人にもほとんど会わず。住宅街ですからね。

教会の前にいた ほどこしを・・・の女の人にコインを渡して入っている方がいたので、そのようにしたら、なにかお祈りをしてくれました。ロシア語わからないけれど、たぶんそう。

教会の中は女性は髪を隠さなければなりません。入り口にあるスカーフを・・・

ホテルに戻り、記事が逆になっておりますが、湖畔散策をして、夕食です。

夕食後もまだまだ明るいので、私たちが近所を散歩している間にお急ぎ駅まで行って来た方が、明るいからまだ大丈夫と・・・じゃ、行ってみよう。で、2時間ほど街中散策を・・・


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