goo blog サービス終了のお知らせ 

本・姫野カオルコ 「昭和の犬 Perspective kid」

2014-10-31 07:02:05 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

昭和の犬

 内容(「BOOK」データベースより)
柏木イク、昭和33年生まれ。いつも傍らに、犬。犬から透けて見える飼い主の事情。『リアル・シンデレラ』以来となる長編小説!


               

直木賞会見にジャージで首にタオル・・・あ、この人面白いっ!で、興味を持った作家さん。

イクが5歳からこんな感じで49歳まで書かれているのだろうか?まさかね!と読み始めた。
ちょっと、はぁ?の両親で、よくこんなに素直をというかなんと言うか・・・育ったんだね。

「平凡だから幸せなこと……たとえば犬や猫の頭をなでるときの、あの心のやすらかさ」

わかるなぁ~・・・動物触っているとやすらぐもんね。

いろいろな飼い主と犬が出てくるけれど、”ペチコート作戦”のシャム猫がいちばん可愛かった。
その次の次の家は初音清香の家・・・この辺りからのめりこんだ。
下宿にイクの前にいた人との話は面白かった、噂の世界。でもそこの清香みたいな人がイクのお母さんだったらよかったのにね・・・って思ってたらイクもそう思っていたのね。

マロンのお話はちょっと切なかった。

27歳から49歳まで滋賀と東京の往復で大変ねって読んでいた。で、あの注射はいったいなんだったの?って最後まで気になった。

私もスーパーの帰り道、とりあえず今日も無事に終わりそうだっ!って思うと、どんなにお荷物が重たくても幸せ感じます。

トンナンシャアペー・・・ナンがいなかったのはイクがロシア語で南・・・あの家には揃っていたのかって・・・

「ふしぎだ。チワワやプードルやシーズーといった小型犬の飼い主は、なぜ自分の犬を他の人間がかわいいと思うと信じているのだろう。中型大型の犬の飼い主にはない特徴だ。」
そうなんだ・・・ていうか、やっぱり!・・・無関心でいると、こんなに可愛い物を見てもなんにも感じないんだね~・・・って言っている場にいたことがある。私は、いい子で抱かさっていて可愛いと思ったから、可愛いわねーって心底思って言ったけれど、犬嫌いな人だって動物苦手な人だっているからね。
なにちゃんママって、夕方の公園で飛び交っている。犬のママね。


ブログランキング・にほんブログ村へ

十和田の旅 紅葉は・・・

2014-10-30 07:02:16 | まとめて 国内の旅


新青森で借りたレンタカーは借りたお店に返すっていうことで、あちこち見ながら帰ろう  とホテルを出発 



途中、大きな駐車場が現れたからなんだろう?と行ってみた。

奥入瀬渓流館・・・お隣は観光センター



ブナ樹林の回廊



標高が上がったから・・







ここはもしかしたら紅葉しているかもしれないよ~♪と見学先の庚楽館で教えていただいた 

城ヶ倉大橋

全長360mの日本一の上路式アーチ橋です。平成7年10月27日に開通し、「津軽」と「南部」を結ぶ橋として大きな役割をしています。また、十和田八幡平国立公園内有数の景勝地である城ヶ倉渓流を眼下に見下ろすことができ、四季を通して八甲田山系の絶景も楽しむことができる橋






 

紅葉はまだ始まったばかりだったけれど、景色はすばらしかった。

10/4・・・ 

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・中村文則 「A」 

2014-10-30 05:14:01 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

A

 内容(「BOOK」データベースより)
風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家…いま世界が注目する作家が放つ13の「生」の物語。

糸杉
嘔吐
三つの車両
セールス・マン
体操座り
妖怪の村
三つのボール

信者たち
晩餐は続く
A
B
二年前のこと

               

なにこれ~・・・大丈夫?と、読み始めたけれど、なんだか読み終わっちゃった。

面白かったのは「セールス・マン」
お仕事してって言ったら、セールス・マンに・・・
何を売るのかと思ったら、自分の憂鬱
憂鬱買ってください!ったって誰も買ってくれない。ならば交換してください。
家でくもの巣にかかっている妻が待っているから、次々に交換していって・・・
なんか交換したい物あるかしら・・・?って妄想して楽しんだ。

「二年前のこと」は・・・作家のお話
読者は言いたい放題!

一部官能小説の特集に書いた物で、少しだけ他の作品と根幹のようなものが異なっている。ってあとがきに書いてあったけれど・・・そうなんですか・・・

読者は言いたい放題!してしまいました。


ブログランキング・にほんブログ村へ

奥入瀬渓流へ・・・

2014-10-29 07:18:48 | まとめて 国内の旅












 









到着したのが夕暮れ近くになっていたので、どこかに車を置いて遊歩道を歩き倒す!というのはちと無理となり、そこここにある車をおけるところにとめて、そこから水辺に下りていくということを繰り返し子ノ口まで・・・

夕方が幸いし車もさほど多くなく、止められなくてもちょっと待てば前の車が出て行くから順番でそこに止めて・・・

とても美しいところだった。
紅葉の頃はさらにきれいになることでしょう。

奥入瀬も十和田湖も高校の修学旅行で来たはずだけれど・・・と、まるで初めて来たみたいなことを・・・記憶にないから・・・
記憶にあるのは寝台列車に乗ったことと、誰かがどこかの水場に落ちたことだけ。

短大時代、羽田の国際線ロビーの売店でアルバイトをしていたときにミッション系私立の高校生がぞろぞろと制服姿で通った。修学旅行にハワイ!と聞いて、いいなぁ~と眺めていた。
その2年後、OLの私はハワイに行った。そしてハマッタ。以降独身時代はハワイハワイ!
そして今、日本の四季に魅せられている。


10/3 の景色


にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・曽野綾子 「野垂れ死にの覚悟」

2014-10-29 05:15:01 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

野垂れ死にの覚悟

 内容(「BOOK」データベースより)
大量老年難民の時代を前に思い通りにならない人生を後悔しない、潔い生き方とは?治療しない医者と医者にかからない作家の異色対談。

目次

第1章 野垂れ死にの覚悟(百歳を超えて元気な人は医者に近づかず肉が好き;風邪は薬で長引く がんの九割は治療で命が縮む;医者に近づかないのが健康長寿の秘訣 ほか)
第2章 治療しない医者と、医者にかからない作家(いかに老いて死ぬか、全責任はその人にある;生きのびる秘訣はサボる。早寝する。なんでも食べる;長寿の資質に恵まれた人 ほか)
第3章 一生ジタバタ、でもサッパリおさらば(ベルリンフィルを聴きに単身バーデン・バーデンへ;観光ではなく、日常から離れる時間を楽しむ海外旅行;棄てられた女は全部拾うという原則 ほか)


                 


曽野綾子は昔読んだことがあるけれど忘れた。近藤先生は言わずと知れたがんもどき先生。

医者の数も増えすぎているから、病院も経営の為に、必要のない検査や治療にはしりやすい。

日本人の平均寿命は世界のトップクラスですが、要介護の高齢者の割合が、欧米の五倍以上。

お話は切羽詰っている団塊にも及びます。団塊の為に箱物増やしたら、その後どうなるのか?

少子化で大学がつぶれるって時代に・・・誰が面倒を見るのかってことですよね。
頑張ってこの国引っ張ってきたのに、お荷物扱いされてしまっているでしょ?・・・引っ張ってこなかった人もいるかもしれないけれど、ちょっと気の毒。そのあとをボーッとついて行った世代だから・・・

胃ろうを造ると意識がないまま10年以上生き続ける患者さんがいっぱいいます。
私は半世紀以上生きてきたからそんなことまでして生きようなんて思わない。口から食べられなくなった時はおしまいにして下さい。

日本には「とにかく長く生きることが良い」という価値観がある。
生きているんだか死んでいるんだかわからなくても・・・

そんなこんなで第2章にすすむと・・・

必要な医療 不要な医療
苦痛がとれる手術だそう。そうよ、痛いのはいやですから・・・

ちょっとブラック出てきます。
あ!私が思っていたのと方法は同じだった。
死に対して私はちょっと変わった考えのようで、人様にその話はしないほうがよろしい・・・なんて言われておりますの。

第3章は・・・
人は死んだあと どこへ行くのか
私も近藤先生と同じだ。

痛み止めの薬で呼吸困難に
新しい鎮痛剤って、危ない物もの認可されていますよ。って先生!
新しい薬ほど副作用が強くなるんです。って先生!
医者向けの添付文書にしか書いてない、重大な副作用。って先生!
そんなわけで医者にかからず、薬も飲まずってのがいいらしい・・・病気しないってこと。

熱、セキ、痰、下痢、出るものは出し切れ
ただしジンマシンは治してもらいましょう。

老人が入院すると一週間で車椅子生活に
本当にそうだ!母は歩けなくなった。いつまで入院しているんですか?って聞かなかったらいつまで病院にいたんだろうね?って話になって、そのときだけは私によくぞ言ってくれたと感謝のことばをのべている。

★ 遺書とリビングウィルは書いておこう ★

実家に行った時に、私は散骨だから・・・って言ったら雲行きが怪しくなった。
でも散骨!これは譲れない。
そんなわけだから、子供達が困らないように、ちゃんと書いておこう。

結婚適齢期っていうけれど、死亡適齢期って・・・その適齢期に入ったと自分が思ったら、そのときが来たら、じたばたしないで もういいです。っていえるようになっていたいと思った。自分の意思が大切。
親戚や近所の人に残った家族が何を言われることやら、なんてことは放っておけばいい。だいたいその場限りにいい人ぶっているだけだから・・・自分にふりかかってこない人は勝手な事を言う。


この本のおふたり・・・面白いくらいバッサリ斬っているっ!

こういう本はあまり読まないのだけれど、がんの事はおいといて、近藤先生のお考えはどうなのだろう?と、興味があったから読んでみた。



ブログランキング・にほんブログ村へ

十和田湖~黒石市~十和田湖・・・

2014-10-28 07:56:03 | まとめて 国内の旅


十和田プリンスホテルをチェックアウトし黒石市へ向った。



途中の橋を渡っている時に・・・誰かいたわよ!って、誰かじゃなくて何かあった。ほら~と写真を見せて、車がいないのをいいことにバックした。なんだろう?



女の子のオブジェだった。



黒石に入った。
こちらでは街並み見学を・・・



青森りんご



ナビなしレンタカーだったから地図を見ながら探す、探す!
ナビに毒され感あり・・・土地勘ないところではナビ車を借りてください。
喧嘩しないですむから!と言っても、お年もお年だから殴りあいの喧嘩なんかはしませんが 



見学終えて帰り道・・・女の子が居たんだから男の子もいるんじゃないかしら?



みっけ・・・







その後十和田湖をぐるりとし、展望台とかいてあったり、絶景ポイントにはちょこっと車を止められるところがあったりで、紅葉にはちと早かったけれど、美しい景色を眺めてきた。


10/3 の景色 お天気は  たり  ったり  だったり・・・


にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・角田光代 「夜かかる虹」

2014-10-28 07:47:49 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

夜かかる虹 (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
ひとり暮らしの私を突然男連れで訪ね、男を置いて帰ってしまった妹リカコ。外見はそっくりで性格は正反対、甘い声で喋り、男に囲まれ、私を慕いながら、一方で恋人まで奪おうとする妹。痛くて切ない姉妹関係をリアルに描く表題作をはじめ、人とのつながり、自分の居場所を誠実に問う作品集。

 

夜かかる虹

女兄弟がいないから、この姉妹・・・メンドクサイっ!と読んでいた。
幼い頃姉が妹にしていたことって・・・これ小説よね?ってほど物騒な姉。で、その姉が妹の事を話しているわけで、その妹はなんでも姉の物を取るのが好きと姉は思っているらしかった。というメンドクサイお話だった。


草の巣

なんなんだ!この人たちは・・・唯一はっきりしていたのが榎本。
榎本がいなくなったらまた・・・なんなんだ!この二人は・・・
で・・・は?もうお終い?で終わったお話


そうだ!解説を読もう・・・解説書いている人も・・・解説も私のオツムではわからんちんだった・・・


ブログランキング・にほんブログ村へ

街道散歩 群馬県下仁田の本宿 姫街道

2014-10-27 07:32:30 | ときどき森へ・・・
















まず目に付いたのが 姫街道 
街道の脇往還。大名行列では利用されなかったけれど険しい道を避け、女性が通りやすいということで姫街道と呼ばれ、通りやすい分、物資の往来は盛んで米を中心に生糸や麻、楮、煙草、漆などが取引されて各宿場は活気があったそうです。

ここ本宿は中山道の脇往還、下仁田街道
上州姫街道中、最も古い町並みを残している宿場町

上州姫街道などとも呼ばれ、中山道本庄宿から分岐し、藤岡宿、吉井宿、福島宿、富岡宿、一ノ宮宿、宮崎宿から小坂坂峠を経て、下仁田宿、本宿宿、初鳥屋宿。そこから鰐坂峠を越え借宿で中山道へと戻る。
中山道古道のひとつであるが、別ルートが中山道本道として指定されたことから、脇往還となった。下仁田宿から砥沢宿を経て、信州へ繋がる脇道もあった。そうです。


帰り道、お天気が良いので高速は使わず山越えをした。

途中に本宿があるから見学していこう  ってことになりお散歩してきた。

街並みが残されています。


にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・森絵都 「屋久島ジュウソウ」

2014-10-26 06:57:13 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

屋久島ジュウソウ (集英社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
ゆるゆる・和気藹々・のんびり楽しいグループ旅行のつもりで屋久島を訪れたモリエト一行。ところが、待っていたのは九州最高峰への登山だった!急勾配に泣き、杉に癒され、脳内麻薬でハイになる。初心者チームが挑むいきあたりばったりトレッキングと、海外でキレた瞬間や忘れられない味など、世界中を巡って出会ったエピソード14本の詰め合わせ。旅気分満載のエッセイ集。

               

「屋久島ジュウソウ」

本を書くための旅・・・だからいろいろとあったほうが面白いって・・・

屋久島は以前、行ってみたいと思ったところ・・・今は・・・

山小屋の話には・・・絶対無理!って、山登りはしない人なのでした私。

伊豆七島に向う船の二等船室よりひどい!十代の頃だったからまだ我慢できたけれど、今は無理!だから行かない!って誰にも行って下さいとは言われてはいないけれど・・・ 

とっても詳しく書いてあるから、行った気になり、屋久島終了・・・よかったわ。

で、そこからマラソンが始まるってのがすっごくいいなぁ~と思った。


「slight sight‐seeing」

海外でキレる・・・なるほど~・・・

私もタイのトゥクトゥクでは怖い目にあったし、たまったマイレージで夫婦二人だけで行ったロンドンでは駅の切符売り場のおじさんが突然キレて怒鳴りだした。かと思ったら、ふんふふん♪とご機嫌に鼻歌歌いだしたり、この人変なんだ!で、納得したり・・・
コッツウォルズを現地ツアーでまわったときの現地在住日本人ガイドの老女は、これでもかと日本の悪口をしゃべり、そんな国によく住んでいますね。って。
私は日本は大好きだしこの国に生まれてよかったわぁ~って思っているくちだから・・・結婚なんかしていません!と言った老女はなにかあって逃げだしたんだろうなぁ~・・・と勝手に思ったし、ガイドさんがそんなこと言うかなぁ~、他のガイドさんだったらもっと楽しく過ごせただろうなぁ~・・・
などなどおかしな目にあったことは幾度か・・・

それでもたった一人の人に親切にされると、コロッと印象がかわる・・・わかるなぁ~
海外旅行は何度か行っているから・・・そうそう あったあった  と読んでいた。


  
ブログランキング・にほんブログ村へ


本・吉本由美 「列車三昧日本のはしっこに行ってみた」

2014-10-25 06:37:36 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

列車三昧 日本のはしっこに行ってみた (講談社+α文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
いじらしくも、愛らしい。開発とは無縁の街で、地味だからこそ輝きを放つ、魅力的な人と景色。「鉄道・船・バス・足」を駆使して、都会から遠く離れた土地を追い求め続けた、驚きと喜びに溢れる6つの旅。日本中を旅した「はしっこ・隅っこ」好きの人気エッセイストが、辿り着いた先で見た「趣」に満ちた日本の姿を描く。「わびしい地方」への旅で、女はラクになれる。見栄と無理を捨てたい女性に、このうえなく快適なニッポン旅。


            

1997から1999にかけての旅だから・・・

「釧網線遠景」

駅員もいなく売店もない川湯温泉駅で、アノラック姿のカップラーメンを啜っている青年は東京の学生・・・彼、夏は日本の最南端を自転車で回り、冬は日本の最北端を徒歩で回るって計画で・・・
徒歩ぉ・・・?徒歩と聞いて顎がはずれた。ってところを読む前に驚いた。今でもいるのかな~?なんて思った。
わが息子、いつも友達と一緒だから夏休みは東北をひとりで旅したんだって・・・な、なんとうっかりビーサンで!ってオバカ丸出しな事を言った。で、どうしたの?
道間違えて困っていたらおばあさんが近寄って親切に教えてくれた。って・・・そんな奇妙な若者に声をかけてくれるなんて・・・いい人にたくさん出会えたって喜んでいた。そりゃ、東北だったからだよ!
なんて話をしたことを思い出した。


「姫島ーコンコンさんの宵祭り」

読んでいたら見たくなった・・・探した。

大分・姫島「きつね踊り」


ほんとだぁ~可愛い!
島は観光客でイッパイになるって・・・
大分かぁ~ちと、遠い!


知らないことがたくさん・・・楽しく読めた。

鶴ね~・・・


因みに私がいちばん好きな盆踊りは秋田県羽後町の西馬音内の盆踊り
秋田時代、せっかく秋田にいるのだったら是非行ってみて!と当時借りていた教員住宅でお隣だった先生にすすめられて行った。
鳥肌がたった。なぜだかわからないけれど、感動してじわーっときた。 

西馬音内盆踊り



ブログランキング・にほんブログ村へ

本・佐藤優 「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」

2014-10-24 05:11:56 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

 内容
本書は、著者の目が捉えた事件の内幕を赤裸々に綴った手記である。逮捕前夜に渦巻いていた外務省内部の権力闘争や自民党の内部抗争、さらには本件を「国策捜査」であると明言したという検事とのやり取りを、冷静に再現していく。また、政治家・鈴木宗男を著者は極めて高く評価している。バッシングにさらされた“腹黒い政治家”というイメージとは対極にあるような意外な人物像が浮かび上がってくる。


            

鈴木宗男・・・読み終わったら さん がついた。

国策捜査・・・検察・・・外務省・・・どろっどろ

ほんの少しだけ、わかったところがあったような・・・気がする。

最近、ご自身の親戚筋の行事はかかさないけれど、お立場上、せねばならぬお仕事になるとご病気が・・・って方のその組織のパパの事を思った。
この方もどうやらどっろどろらしいとは思っていたけれど、そうなのね!と思うようになった。

外務省は伏魔殿って言った大臣いたんだっけ・・・

検事の助言が面白い
裁判官達はプライドが異常に高いので政治的な事を言われると嫌がる。特に今回の裁判長になった木口は典型的な司法官僚で自分がいちばん頭がいいと信じているタイプ。だから気をつけてね。

アイスクリームのお話も面白かった。
ちゃんと冷凍庫に入れておいてくれたって・・・感動した。
食べ物は体によさげで美味しそうでした。

こんなに良い本を読んだのに、変なところに食いついた。

とても読みやすくわかりやすい。

ロシア旅行の時に、現地ガイドさんがとあるロシアの政治家を顔を真っ赤にして興奮し非難していた。
そういう事をこんな所で言うかなぁ~?とちょっと引いたんだけれど、言いたくなった気持ちがわかったような・・・気がした。

へぇーそうだったの? が たくさんっ! 知らないことばかりだ。
一方通行の情報だけでなく、色々な方面から見たり聞いたりしないと間違いをおこす。
政治だって、のりで投票しちゃったとしたら、大変よ。すでに大変な事になっちゃっているんだから、いったいアナタ様はどちらを向いて政治をしているのでしょうかぁ~ってこと見極めて大事な一票を投じないと・・・
一生懸命働いても生活は困窮しております。ナントカしてください!ったって、生まれてこの方、パパのおかげでお金に苦労したことは一度もありませんっ!ってんじゃ・・・わかりますかね?・・・   


ブログランキング・にほんブログ村へ

軽井沢建物散歩 軽井沢ユニオンチャーチ

2014-10-23 06:41:05 | ときどき森へ・・・








明治30年(1897年)軽井沢合同基督教会として、ユニオンチャーチが設立されました。国籍も教派も問わず誰もが集える教会として作られましたが当時は外国人のために作られたもので日本人の利用は有りませんでした。現在でも夏になると大勢の外国人の方が集っています。今でも設立当時の思想を守り続けている教会です。教会そのものは夏期以外は閉まっていますが、日本語学校は通年開校されています。有名な建築家ウイリアム・ボーリスの設計で改築されています。
軽井澤銀座商店会公式Webページより


この辺りに教会があったのは知っていたけれど、ボーリズとは知らなかった。

お庭は駐車場になっているのね。


にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・北村薫 「八月の六日間」

2014-10-23 06:13:13 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

八月の六日間

 内容(「BOOK」データベースより)
40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして…。生きづらい世の中を生きる全ての人に贈る“働く山女子”小説!



九月の五日間
二月の三日間
十月の五日間
五月の三日間
八月の六日間

私は山には登らないからね・・・危ないから 

で、読み終わって、山に登ってみたい・・・

なんてことは、やっぱり・・・思わなかった。私が登るということは・・・危ないから・・・お姿を見ているだけで十分です。

って、そういうお話ではないのです。

ひとり歩きが好きで、自然とか運動とかが好きなわけではなかったけれど、働くもうすぐ40歳の女性が、山を登り始める。

コートは・・・また今度。ってメールしたお相手が、病死した幼なじみ。
同居を解消した恋人のカメラマンが結婚って・・・
円形脱毛症になったり・・・

山登りの準備は読んでいて楽しそうだった。そぉんなに持って行くんだ・・・本まで。

思い通りの道を行けないことがあっても、いいのね。それでいいの。

直属の上司だった仙崎さんが素敵な女性でした。

山には登らないって書いたけれど、ちょっとだけ誤って登ってしまって、大変な思いをして下りてきたところがあった。
五月の三日間で・・・かすっていた。お布団を干していた姿を思い出した。

忙しいとは心が亡びると書く。

輝星って書いてなんて読む?女の子のお名前は スピカちゃん。

夢に色はないという。だが感受性の強い人は、色のついた夢を見る。・・・だいたい夢は色が付いている。そう言われると目覚めてから着色しているのだろうか?なんて思ったけれど・・・やっぱり色は付いている。ような気がする。


ブログランキング・にほんブログ村へ

軽井沢建物散歩 軽井沢会テニスコートクラブハウス

2014-10-22 07:05:44 | ときどき森へ・・・






軽井沢にテニスコートが出来たのは明治25年(1892年)ごろと歴史の本には記載されています。当初は2面のテニスコートから始まり、序所に増面されて、現在のようになったみたいです。現天皇陛下もこのコートでテニスをされていました。歴史あるクレイコートは今でも丁寧にメンテナンスされています。クラブハウスも当時のものでこれもウイリアム・ヴォーリスの設計です。会員制になっていて一般の人はプレーすることが出来ません。現在コートは12面あります。
軽井澤銀座商店会公式Webページ より

あまりにも有名なテニスコート!

ここのお向かいに中山農園がありまして、大昔、軽井沢にテニスに行くとお土産に買ってきていました。
いろいろと買っていっても、何で中山農園じゃないの?困った子だねぇ!と言われちゃって、次に行ったときは忘れずに買っていたんだっけ・・・ジャムって重いのよね  
ってことを思い出したけれど、思い出したのは帰り道だったからジャムは買えなかった。


にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ

本・角田光代 「ロック母」

2014-10-22 05:23:09 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

ロック母 (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
作家としての苦悩のはじまりに“しょぼんとたたずむ”忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と“壊れた”母親だった。―川端康成賞受賞作、「ロック母」など、十五年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。

ゆうべの神様
緑の鼠の糞
爆竹夜
カノジョ
ロック母
父のボール
イリの結婚式


          

いいっ!

きれいごとばかり言ってたってねえ。言うのは勝手だけれど・・・真に受けているとある日突然、え?そんな事思っていたの?やだ、言っていることと違うじゃない・・・おっどろいたなぁ、もー!なんてことだって・・・

きれいごとをきれいごとではなく自然にいえる人って、よほど育ちがいいとか、外気に触れずに育ったとか、しっかり修行をされたとか、どこか超えちゃっているとか・・・?

だから、家庭がごちゃごちゃだったり、家族がとっちらかっていたり、ご近所のうるさがたに殺意を持っていたり、大喧嘩したり・・・めちゃくちゃに発散している!そんな事がわんさか書かれていて、そうでしょうとも・・・それはやりすぎっ!ってのがあったけれど、黒は放出しないと病む。上手に放出できればいいのにね!と小気味よく読んだ。

人間だもの・・・

「ゆうべの神様」 「ロック母」 「父のボール」 がよかった。


ブログランキング・にほんブログ村へ