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本・八木沢里志 「森崎書店の日々」

2012-11-30 06:18:47 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

            森崎書店の日々 (小学館文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
貴子は交際して一年の英明から、突然、他の女性と結婚すると告げられ、失意のどん底に陥る。職場恋愛であったために、会社も辞めることに。恋人と仕事を一遍に失った貴子のところに、本の街・神保町で、古書店を経営する叔父のサトルから電話が入る。飄々とした叔父を苦手としていた貴子だったが、「店に住み込んで、仕事を手伝って欲しい」という申し出に、自然、足は神保町に向いていた。古書店街を舞台に、一人の女性の成長をユーモラスかつペーソス溢れる筆致で描く。「第三回ちよだ文学賞」大賞受賞作品。書き下ろし続編小説「桃子さんの帰還」も収録。

 この街 古書店にご縁はないけれどプラプラとするのが好きな街。

実は映画が先。と言うか本があるのを知らなかった。たまたまみつけたから読んでみた。

おじさんは大きくはなくてほにょい・・・映画では貴子ちゃん貴子ちゃんって言うのが多すぎ~って観ていたけれど、貴子ちゃんは貴子ちゃんだから。

舞台は古本の街だけれど、古書店に深く深くこだわって書いてあるわけではないし、知っている街の話だから楽しく読めた。

やさしい時間がすごせます。って、すぐ読み終わっちゃうけれど・・・そして、やっぱりいい街だな~・・・

後半は「桃子さんの帰還」
五年前に 「元気にやっていきます 探さないでください」と書置きして出て行っちゃったサトル叔父さんの奥さんが突然帰って来た!ってお話。

不倫
桃子さんは「・・・ずっと切望していた家族というものが、ほかの家族を壊さないと手に入らないなんて、そんなのあんまりだもの・・・」

サブさんは「カップルで古本屋に来るなんて言語道断」連れてこられたほうは退屈して まぁだぁ~・・・で、思い出した。
神保町に行ったら。ぐるぐるの後に必ずと言っていいほど連れて行かれるなんとか堂! 
入ったらなかなか出てこない、ころあいを見て ささま に行き もなか を買って外で待つ。なんて書いていたら ささま に行ってみようかな~なんてことでお脳が満タンになった。

喫茶店すぼうる さぼうる かな・・・

学生時代、古書店ではないけれど、神保町の大きな書店のレジに本を持っていったら、中学の同級生が働いていて おーっ!と、びっくりしたのを思い出した。


映画『森崎書店の日々』予告編



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本・宮部みゆき 「ソロモンの偽証 第I部 事件」

2012-11-29 06:51:53 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           ソロモンの偽証 第I部 事件

 内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落とした―。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。

 人を覚えた頃に1巻が終わる。相関図は出ているからたびたびお世話になり・・・重いっ!と思いながらぐいぐいひかれて読んだ。

ただ、この時代にこんなに人が死んだり怪我したりする中学校って・・・

大出勝 ここまで酷くはないけれど、いましたよ、こういう社長オヤジ!

想像をかきたてるのは・・・始まりのクリスマスイブに交番の近くで公衆電話をかけていた少年・・・声をかけた電気店の店主の「あの子はどこの誰だったのだろうかと、小林修造は考え続けた。」
その後第I部ではまったく触れられていないから・・・いったいどこに?

そっかぁ~バブルのころはまだ携帯なかったのね。ポケベルに公衆電話・・・

続きが楽しみっ!


741ページ 辞書みたい・・・寝っ転がって読んでいたら、怪我するぞー!とご注意をいただいたよ。
うっかり寝ちゃったらバサッ!どころかドサッ!グサッ!ギャー!角が危険。目に危険。手も痺れる。重すぎっ!

もうちょっと薄くして5巻になんてこと・・・図書館で借りているから巻数増えても特に問題ないけれど、買って読むのでは3巻が限度? 買わなくてごめんなさい。 映画化されるかしら?


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本・アンソロジー 「エール! 1」

2012-11-28 05:51:25 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           エール! 1 (実業之日本社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
旬の作家六人による、お仕事小説アンソロジーシリーズ第1弾。漫画家、通信講座講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツ・ライター、ツアー・コンダクター―六人の「働く」女性たちが、ときに悩み、へこみながら、自分らしい生き方を見つけていくさまを、気になる職業の裏側や豆知識も盛り込みながらいきいきと描ん。オール書き下ろし、文庫オリジナル企画。

 タダのOLってないのね。タダのOLじゃお話にならないか・・・

1 ウェイク・アップ 漫画家 大崎 梢/著

2 六畳ひと間のLA 通信講座講師 平山 瑞穂/著

3 金環日食を見よう プラネタリウム解説員 青井 夏海/著

4 イッツ・ア・スモール・ワールド ディスプレイデザイナー 小路 幸也/著

5 わずか四分間の輝き スポーツ・ライター 碧野 圭/著

6 終わった恋とジェット・ラグ ツアー・コンダクター 近藤 史恵/著


近藤史恵さんのが良かった。というか他のお仕事の事は知らないから・・・ へぇ~とかほぉ~ とか読んだ。
ツア・コンのお話は面白い。いろんな人が集まっていますからね。話には聞いています。まだお目にかかったことはありませんが、って、そんなに添乗員付きのツアーには行けてないのです。大変そうー!ってのは見たことありますけれど 

いろんなお仕事があるのね~

エール!はシリーズ化するみたいだから楽しみっ!


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本・小路幸也 「探偵ザンティピーの惻隠」

2012-11-28 05:23:01 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           探偵ザンティピーの惻隠 (幻冬舎文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
大学職員のエヴァの依頼は、祖父から託された古い写真の持ち主探し。その裏に書かれた数字で買った宝くじで大当たりをした彼女は、賞金で日本へ渡り、持ち主に写真を返したいという。祖父の遺した「ゴシック温泉」という言葉から、ザンティピーは持ち主の割り出しに成功。だが、写真からは驚愕の事実が浮かび上がる。書き下ろし大人気シリーズ。

 ザンティピーは元刑事の探偵 妹の嫁いだのは北海道 日本語はフーテンの寅さんで覚えたから・・・粋

北海道の景色がとても綺麗 アメリカから来たエヴァとシモーヌも温泉は気に入ったみたい。

そういうことでしたか・・・そういうこともあった時代なのね。

温泉の権利ってそういうものなのですか。

図書館の本だから電車読みはカバーをつけていたのだけれど、読み終わってカバーをはずしたら、なにやらイケメンっぽいお姿が現れた。話しっぷりから、ちとおっさんが登場していたから・・・

 探偵ザンティピーシリーズ三作目だそうですが、こちらがお初。


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本・長野まゆみ 「猫道楽」

2012-11-27 05:42:19 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           猫道楽 (河出文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
学生課で紹介された猫シッターのアルバイトで、一郎は“猫飼亭”なる屋敷を訪れる。家主とその美しい兄弟の奇妙な注文に応えるうちに、彼は不思議な世界をのぞくことになり…庭の桜に誘われた“猫飼亭”を訪れる者たちが見た「極楽」を描く、4つの物語。

 BL・・・知らない世界だから ほー とか へー とか ふーん とか あーそー とか・・・妖しいぃ~

猫シッターのアルバイトなんて面白そうな本ではありませんか?しかも不思議?・・・なんてだけで読んだとしたら、びっくりです。

基本、ブクログレビューを見てから図書館で予約しているから、びっくりはしなかったけれど、そういう世界にびっくりした。

思っていたほどエロくはなかった。ま!みんな美少年が大きくなったってことで・・・不細工だったらどうだったかな?美しいってことだけでお得なのよね。

偶然装っちゃったりしてさぁー・・・特典として、もれなくお風呂のシーンが付きます。でしたね。

猫が主役と思いきや・・・そういうことっ! 不思議・・・

お話としては描写が美しく、案外さっぱりで面白かった。


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本・アンソロジー 「旅の終わり、始まりの旅」

2012-11-27 05:19:53 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

            旅の終わり、始まりの旅 (小学館文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
高校の卒業旅行で、太宰治が好きな作家志望の親友と太宰の軌跡を辿る『泣く女』。訳ありの過去を持つ恋人たちが、とある古びた教会で神父に独白する『捨て子たちの午後』。男二人旅の道中で、耳の聴こえない少女と出会い、失踪した少女の母がいる恐山へと向かう『下北みれん』。事故で亡くした婚約者を供養するため、恋人が五所川原にある不思議な霊場を訪れる『死霊婚』。風変りで有名な民俗学者とその教え子が、弘前へフィールドワークに出かける『寄り道』。本州最北端の地を舞台に、五人の人気作家が実際に旅をして描いた、読めば旅に出たくなる恋+αのアンソロジー。

 

「泣く女」 西 加奈子
太宰治の「津軽」を辿って竜飛岬まで。思い出に浸りながら・・・野球部の男の子二人旅。
本当は東京に行きたかったのよね。でも青森に来てよかった。いい旅できたみたい。
演歌好きじゃないのに・・・しまったっ! 上野発の夜行列車ぁ~降りたときからぁ~♪ 歌っちゃったわ。

「捨て子たちの午後」 島本 理生
神は許しても、自分は許さない。
弘前の教会を見学したときに2階が畳敷きだったところがあったのを思い出した。

「下北みれん」 井上 荒野
断末魔のゲイカップルだって・・・

「死霊婚」 嶽本 野ばら
戸来 へらい ヘブライ 三浦しをんさんのエッセイにも書いてあった。処刑されたのは弟で本当はここに渡ってきていた。だからお墓があるって。の話はおいといて・・・
ありそうでなさそうであるわけない!と思うお話

「寄り道 」 夏川 草介
そこに行くには理由があったのね。エスカレーターに乗らずに足が悪いにもかかわらず階段を使うのも・・・いつものように「旅の準備をしたまえ」ではなかった。

「泣く女」は良かった。男の子のお母さんしているから、男の子の話になるとどうしても、がんばれーっ!としたくなるのね。次は「寄り道 」かな・・・


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本・小川洋子 「ことり」

2012-11-26 06:21:35 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           ことり

 内容(「BOOK」データベースより)
世の片隅で小鳥のさえずりにじっと耳を澄ます兄弟の一生。図書館司書との淡い恋、鈴虫を小箱に入れて歩く老人、文鳥の耳飾りの少女との出会い…やさしく切ない、著者の会心作。

 小鳥の小父さんが死んだ時・・・ではじまる。

時には少々うるさくなるけれど、やさしく静かであたたかな時間が流れています。そしてちょっと切なく美しいお話

子供の頃から兄弟で聞いていた小鳥の声・・・ポーポー語を話す兄は特別。母は医者に連れて行くけれど母にもわからない言葉は、のちに小鳥のおじさんとなる弟にだけわかる。

ずっとふたりでことりをみていたけれど母がなくなり、大学教授の父もなぜか海で・・・父がなくなってからバラ庭園のある洋館の通いの管理人となり23年続く兄と二人暮らしがはじまる。

二人の生活で大切な事は、「昨日と同じ一日を過ごすこと」

鳥の事はまったくわからないけれど、鳥って、そういう時に、そういう鳴き方をするのですね。

 12年ぶりの書き下ろし長編小説だそうです。

この亡くなり方は私にとっては理想的。いいお話が読めてとてもよかった。


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ロシア サンクトペテルブルグ 2つ目のホテルはマリオット

2012-11-26 06:08:22 | 2012 ロシアの旅




 

   

   

 

                 朝食はバイキング 

 

                    ロビー 

  

              ホテルに入っていたお店 

案内には「コートヤード サンクトペテルブルグ センター プーシ」と書いてあったけれど 「コートヤード マリオット」と言うみたい。 ホテルは1~2日目よりちょっとだけ豪華なホテルに2連泊

立地は・・・なんでここに マリオット? 

ガイドさんが治安のいい所は小さい犬を飼っていて、治安の悪い所は大きな犬を飼っているから、”街を歩くときの参考に”と言っていたけれど、2泊目の夜にお食事終えてあちこち見ながら歩いて帰った時・・・

希望者はスリに気をつけて自由にってことで、お散歩する人はバスには乗らずに徒歩でホテルまで帰ったのです。まっすぐ帰れば2~30分かかるかどうか・・・

あちこちより道をしてお散歩したのだけれど・・・暗くなるから早くしようよっ!って言っているのに、まだ大丈夫と!(この人はいつでもそうなのです。だから毎度道端で大喧嘩をする。)
白夜の名残もある時間、案の定真っ暗になってしまい多少道に迷ったら、お散歩に連れている犬がどでかい。しかも口に輪っかをはめられている。
ビンを持った酔っ払いや、ちょっと変な人もいて・・・ホテルはマリオットだよね?すごいところにあるじゃない?

もっとも、観光客はバスで連れてこられてバスで去っていくから場所なんかどうでもいいんだ。

朝のお散歩時はちっともわからなかった。夜歩いて初めてわかった。


ガイドさんは地域密着話を聞かせてくださるから、政治の事は んーーー!だったけれど、とても面白かった。
添乗員さんはロシアはご自分の好きなところ片手に入る。と言っていたけれど、ツアー中ずっと一緒のガイドさんが毎日ついているし、行く先々でその地の美しいガイドさんもつくから のんびりして楽ちんそうにみえた。
たまたまアクシデントがなく、文句たれ客もいなかったら本領発揮ができなかったのかもしれないけれど・・・ほとんどのお仕事はロシア人のガイドさんがやっていたから・・・

そんなこんなで”添乗員の本音話”なんかしちゃってた。と~っても参考になりました。な~るほどね、そういうことでしたか・・・ 


ブログランキング・にほんブログ村へ  ロシアの旅 2012 8/10(金)~ 8/17(金) 

本・小路幸也 「リライブ」

2012-11-25 07:04:42 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           リライブ (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
死に逝くあなたの“思い出”をいただくために参上しました。代わりに、人生で失ったものを一つだけ取り戻すことができます。“バク”が誘うもう一つの人生とは―二人の学生から告白された下宿屋の娘・輝子。研修医の恋人に手料理を振る舞い、幸せを夢見た亜由。そして幼なじみの二人が親子になった真理恵と琴美…それぞれが迎える温かくもせつない「終焉」に息を呑む7つの物語。

 目次  輝子の恋 / 最後から二番目の恋 / 彼女が来た / J / 生きること / あらざるもの / すばらしきせかい

 何の為の バク? この人生よりいやな人生になるかもしれないのに、そんなことする?
どの道死んじゃったら何もなくなるわけだから、思い出なんかあげてもいいよ。長く生きていると失ったものなんか忘れてしまうほど多いから、ひとつだけと言われても~と書いたところで・・・そういう人はそのままで良いんだ!きっと・・・と、思った。

それぞれのお話は感動できるところがあるけれど、バクがなんだかよくわからない・・・誰?

言いたかったことってなんだろう? ちゃんと読めてんのかな・・・?チャンスの欲しい人のところに現れてくれるといいのだけれど。思い出を食べて新たな思い出を作る夢を見させる?

生まれ変わるとかではないからね・・・だから私のところにバクは現れなくていいよ。と言っておこう。今の今だったらと注釈つけて。

先の事はわからないけれど・・・ もういいかな?な人だから、さめています。たぶん・・・


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本・恒川光太郎 「ゆうれいのまち」

2012-11-25 05:55:01 | 図書館本 読書備忘録 
                      怪談えほん 

          ゆうれいのまち (怪談えほん4)

 内容(「BOOK」データベースより)
真夜中にともだちがまどをノックした「あそびにいこうもりのむこうにゆうれいのまちがあらわれるんだ」恒川光太郎と大畑いくのが奇妙な世界へと誘い込む。

 絵本というのはちょっとの文章と絵で想像を膨らますから楽しい。最も私の場合は妄想ですが・・・

夜中に窓をノックした友達は・・・友達さっさと逃げちゃったでしょ?
お母さんじゃないお母さんに捕まっちゃった。あら~と言っているまに大きくなって、小さくなって・・・

恒川さんの本がなかなか出ないなあ~と思っていたら・・・11/30には出るらしい。怖いかな~・・・

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本・群ようこ 「衣もろもろ」

2012-11-24 06:29:01 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           衣もろもろ

 内容(「BOOK」データベースより)
年齢相応、快適、お洒落な衣類や小物はどこにある?中高年女子すべてに贈る衣類探索修業エッセイ。

 群さんとはお洋服の好みはたぶんそれほどあってはいないと思うのです。が、群さんの本だから読んでみた。

賛成っ!

「年相応に、まっとうになれ」・・・パチパチパチィ~ 

若作りしてイタイおばさん・・・どうだろう? 娘と同じ格好はしていないからたぶん大丈夫っ!って、娘はいないんだったっけ 

そうそう洋服売り場の人は適当。わかる。まずサイズ合っていないよね?に、今は細身が・・・
なんか変っ!には、そんなことありません、よくお似合いです・・・売れりゃいい?んな人だって確かにいます。

えーーーっ! ハウスマヌカンにそんな事言われていたの? 驚いた  たしかに ナニサマ ではありましたね。

そのハウスマヌカンは、あのときの子が作家の群さんになっていたなんて事は夢にも思わないでしょうね。

私も 衣もろもろ ちゃんと考えましょ! 


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本・辻村深月 「ツナグ」

2012-11-24 06:00:47 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           ツナグ (新潮文庫)

 内容説明
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

 アイドルの心得 / 長男の心得 / 親友の心得 / 待ち人の心得 / 使者の心得

3編はお話を聞いている・・・が、二つ目の長男の心得は近いところにいる気配を感じた。

使者の心得 は圧巻!鏡の話を聞いたときに、やっぱりと思っていたことがあたって、にんまりしたが、やっぱり、まだ奥があったのね。そっか・・・ 


 図書館予約でながながと待ちそうだったから、文庫に乗り換えた。というかリクエストしたのだけれど、いちばんではなかった。発売日にリクエストしてもなかなかいちばんは取れない。


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本・川上弘美 「パレード」

2012-11-23 06:39:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          パレード (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
お昼のそうめんでお腹がくちくなり、センセイとてのひらを重ねまどろむうちに、ツキコさんの心にぽっかり浮かび上がる少女の日々。ある日突然あらわれた「モノ」たちとの交わりと、胸の奥が小さく波立った教室でのあのこと。忘れかけていたけれど、ずっと心の底に残っていた不思議な出来事を、愛らしいイラストとともに描く、名作「センセイの鞄」から生まれ出たもうひとつの物語。

 「センセイの鞄」を思い・・・「作者も知らなかった。物語の背後にある世界。そんなものを思いながら。本書をつくりました。終わってしまった物語のよすがとして読んでくだされば、さいわいです」あとがきより

「昔の話をしてください」とセンセイガ言った。そのお話にはちょっと意味不明な者達がでてくる。ツキコには天狗がふたり・・・その天狗たちが仲間はずれにされていたゆう子ちゃんにさわると、ゆう子ちゃんのからだが、夜のパレードみたいに光ったんだって・・・

センセイの鞄をずっと読んでいたかったから、パレード読んでみました。

最後のページの、哲学者の書いている解説が・・・
解説なのに何言ってんだか、ち~っともわっかんな~いっ  

もっとも哲学者の言っていることは、私にはもともとちんぷんかんぷんですからね・・・わからなくてもいいの。


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ロシア ミュージカルコメディ劇場

2012-11-23 06:04:16 | 2012 ロシアの旅














   

 





 ミュージカルコメディ劇場(ロシアンックラシカル・バレエ・パレス劇場) 

なんてことない入り口にバスが横付けになり、すぐ入ってしまったので外観がどのようになっているのかわからなかった。が・・・中に入ってびっくりっ!ご、豪華っ!

一番乗りだったから写真はとってもいいのかガイドさんに聞いたら大丈夫と。バレーはだめですよね?ダイジョウブデス、シャシントレマス、タクサントッテクダサイ。

客席に入って、またびっくり。小さい!えーあの舞台で踊るの?と・・・

帰りまで気がつかなかったのだけれど、非常口って・・・?

バレー終了後当たり前に入ったところから出たのだけれど、殺到する。一瞬、火事になったらどうするんだろう?建物古いものね?口をついた・・・あきらめる? 

ブログランキング・にほんブログ村へ  ロシアの旅 2012 8/10(金)~ 8/17(金)

本・乾ルカ 「蜜姫村」

2012-11-22 06:39:02 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          密姫村

  内容(「BOOK」データベースより)
変種のアリを追って、東北の山村に迷い込んだ、東京の大学の講師で昆虫学者の山上一郎は、瀧埜上村の仮巣地区の人々に助けられ、命をとりとめた。翌年、山上は医師でもある妻の和子を説得し、一年間のフィールドワークのために、再び仮巣地区を訪れた。この村には医師がいなかったため、和子にとってもそれはやりがいのある仕事に思えたのだった。優しくて、親切な村の人々。だが、何日かその村で生活していくうちに、和子は違和感を覚える。―みんな健康的過ぎる…医師もいないのに…。

 じっとり怖い。

蟻はどうした?

はじめのページが・・・まだ幼かったおゆうと大蜂

ミツツボアリと思っていた蟻は・・・壷

医者がいないのに、あるところに行って帰ってくると、病気が治っている。
不思議。なぜ?見たい!山上さん、行っちゃったよ~、もーーー!ダーメって言われていたのに・・・

で、会えた時は壷に。

映画 グリーンマイルでコフィが悪い物を吸い取って、キラキラと吐き出すシーンがあったけれど・・・壷に入れちゃうのよね。壷っていうのがね・・・グロイ!

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