作品紹介・あらすじ
24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。
やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。
花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ――
読書備忘録
なんだそりゃ!な、とんでもブラック企業にいたんだね。
縁あってお花屋さんでアルバイトを始め、やっぱり美大出だからそれなりに出来ることがあるからと、夢は捨てずに頑張る素敵なお仕事小説
お花屋さんで働くって、憧れで始めると続かないそうで、李多の思惑通り紀久子はそういうのがなかったから、キラキラと続いたのかも・・・
それにしてもあちらの方がお花をね・・・さらに、縁結びまで・・・いいではありませんか~!私もあちらに行ったらいいこといっぱいしたーいっ!いいことはあちらに行く前にした方がいいですけれどね。
赤いカーネーションの花言葉のひとつには・・・真実の愛
おめでとう!と、勝手に言ってみた。
★★★★☆
素泊まりで予約しても会員だから朝食バイキングが付くこちらのホテル、コロナ対策で朝食はお部屋で・・・
セットになっている中から飲み物、卵料理、パンなどを選んで前日に食事時間と一緒に連絡しておきます。
こんなにたくさん並びました。
こ、これ!食べきれる?と言いつつ特に急ぐわけじゃないから、テレビ見ながら、新聞読みながらのんびりと、さすがにシリアルまでは・・・って全部食べなくていい訳だけれど、残すと捨てるわけじゃない?なんて言いながら・・・
で、この日は夕方までお腹一杯
2日目は、あれとこれとそれと抜いていただきたいのですが・・・
それでもお昼ご飯の時でもお腹一杯
私としたことがどうしたのかしら?・・・食べることは食べたけれど、その後が・・・それは老化でしょ!もう若くはない!と今頃気が付くか?
ってことで、3日目(帰る日)はもうちょっと抜いて・・・
どこそこ行ってあれを食べて・・・ってことが出来なかった。
若い頃は暑いのなんてへいっちゃらだったのが、年々、今年こそくたばるに違いないと過ごしている日本の夏
夏はうろうろしないで冬になるのを待って動きだそうと思っている。が、もうひとつ旅の計画があり、キャンセル!のキャと言った所で、あ、それキャンセルしても戻るのはホテル代だけだからね!と言われちゃった。
🍴
今度泊まるときにはきっと、お客さんも戻ってきて朝食はバイキングになっていることでしょう。
バスを極めると京都はとても楽しい旅ができる。大きなトランクやお荷物を持って乗っている海外のお客さんがいない今がチャンス!と聞いて最終日はバス1日券を買ってバス案内図を観ながら移動した。だいたい座れていたから窓からの景色や、あ、次降りてみよう!ができて楽しかった。
本日もギラギラ
扇風機引きずって移動!どうしても顔に風を当てているから気が付いては化粧水をぺちゃぺちゃしている。
そんな日・・・
よく最高気温が出るところにお仕事で出かけた夫・・・塩レモン飴を持たせ、のど乾いてなくても水分とるのよ!わかった?と、子供に言い聞かせるみたいなことを言い、あーたが休憩しないと他の人休めないんだからね。わかった?・・・わかったんだかどうだか・・・とりあえず出かけた。
2022 6/21~24
2泊3日の予定だった京都旅行・・・
京都旅行日の前日の仕事が急に入り、どうしよっか?いったん帰って予定通り一緒に行こうかとも思ったけれど、帰らず一泊するから〇ちゃん一日早く来る?それとも予定通り来る?
どうしようかね・・・?1泊増えると荷物増えるしって、そんなでもないのに思ったりして・・・
どのみち私はひとりでジパング会員割の、ひかりで行くわけだからどうでもいい!と言いたいところ、どっちでもいいよ。ってことで、一日早く、新幹線はお昼過ぎに変更して向かったのでした。
到着日はホテルで待ち合わせしたから、その時間からどこかに出かけるのもめんどくさいからどうする?に・・・お仕事一緒にした京都の方から、京都には美味しいラーメン屋さんがたくさんあるんですよ。って聞いたよ。って言うもんだから、ラーメンモードに入っちゃって・・・ホテルのご近所で美味しいラーメンを・・・
帰りは・・・そんなに時間に帰るの?な時間の切符を取っていたけれど、ギンギラギンに晴れていて、これ見て!焼けちゃったわ!で、予約していたのより2本前の新幹線で帰って来た。
おいおい記録するつもりだけれど、お米をひと粒も食べていなかったから、帰りの新幹線での夕ご飯はお米のお弁当
外国からの客さんが来る前の少しは空いている京都に行きたいね。と言っているうちに梅雨入りしてしまった・・・そんなこんなの3泊4日 京都で過ごして来た。
今日は洗濯を3回・・次から次へと乾いて行くので、扇風機をつけてアイロンかけをし、掃除機かけて気が付いたら、あら、お昼どうしましょ!?
扇風機を止めると汗がジワーっと出て来る。冷蔵庫はほぼ空っぽ!そこのスーパーに行きたいけれど、暑いっ!
2022 6/21~24
作品紹介・あらすじ
稀代のストーリーテラーが綴る7編、7匹の物語。
時間は有限。出逢いは無限。
『旅猫リポート』外伝2編も収録!
猫の浩太は、一家の長男・浩美と生まれたときからずっと一緒。
もう二十歳を超えるけど、年齢を感じさせないピカピカの毛並みがご自慢。
いつも醤油にひたした肉球で、テーブルクロスにハンコをペタペタ。
さて、念入りな肉球ハンコのわけは――?
きっとあなたの宝物になる。猫とあなたの7つの物語。
読書備忘録
猫の島・・・沖縄らしいなぁーと読んでいたところの、あーやっぱり=^_^=猫ちゃんでしたね。このお話がとっても良かった。すごくよかった。
粉飾決算・・・お、お父さんっ!
『旅猫リポート』外伝2編・・・そうだったのね。
「旅猫リポート」映画もよかった。
内容紹介
日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…。温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、9年ぶりのエッセイ集。新聞、雑誌などに掲載した作品をまとめる。
読書備忘録
ラブラドールの毛とヤモリの話、近所の階段を上がりきった時の風景の話、お洒落なお嬢さんの耳たぶで揺れているアクセサリーの話、聴力検査のヘッドホンからの話などなど、小川さんの小説の世界が現れたようでにんまりした。
小説「ことり」「小箱」などの話も聞けて良かった。
”言葉を捨て去る”
私もそう。相当注意しなければいけない。夫婦喧嘩の場合にそうそうそうなのですよ。
「まず口を利かなくなるのは、互いの傷をこれ以上深くしないためには黙っているのが一番、という本能が働くからだろう。一旦口を開いてしまうと、どこまでも相手を追い詰める危険性がある」
あっぶない!と思っていても、言わなきゃ気が済まなくてとことんやって、結果紙切れ一枚までハッテンする。気をつけよっ!
”答えのない問い”
「・・・分からなくて当然なのだ、と自らの未熟さを認めることが大切な気がする。分からないところからはじめれば、一気に視界は広がる。理屈で取り繕えない、人間の心の混沌に潜ってゆける。そもそも理屈から自由になるために、文学は生まれたのだ」
たまぁにラジオを聞いている。
ラジオと同じほんわかりんとしたエッセイで,小川さんが小川さんの声でお話していました。
作品紹介・あらすじ
早期退職したキョウコは、相変わらず古いアパート「れんげ荘」で暮らしています。
キョウコが愛してやまない近所の飼いネコ・ぶっちゃん。
キョウコの兄夫婦のところに、突然やって来たおネコさま御一行。
「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼いはじめたイヌのえんちゃん……。
無職でひとり身のキョウコは、将来に少々不安を感じながらも、ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間、
図書館で借りた図鑑……などに気もちを和げてもらいながら、日常にささやかな喜びを見つけて生きていく――。
読書備忘録
日々のだらだら・・・それが普通っちゃぁ普通かもしれない。
代り映えのないお話が続いていて、今回はあまり引き込まれなかった。
書き下ろしでしたね。
★★★☆☆
作品紹介・あらすじ
しゃばけシリーズには、おいしい料理場面がいっぱい。若だんなも妖も大好きな卵焼き、仁吉や佐助が給仕してくれる小豆粥。豪華な花見弁当、宴会の葱鮪鍋、やなり稲荷。宿場町の奈良茶飯、天狗と食べた夜鷹蕎麦。三春屋の茶饅頭に、栄吉の辛あられ……しゃばけに登場する美味なる江戸料理、全33品をお手軽なレシピで再現。若だんなが食べたあの味を、あなたもおうちで楽しんでみませんか?
読書備忘録
なるほどね・・・
長崎屋の一太郎のお食事はこんなに美味しいものを食べていたのね。ご馳走!
どれも美味しそうだったけれど・・・
とりあえず 雷豆腐 茶巾たまご 醤油豆 はコピーしておいた。
いつも、やなりにこっそり渡している、お菓子も 楽しみだったけれど、おやつはちょっとだけね。
作品紹介・あらすじ
貧困と虐待の連鎖――。母親という牢獄から脱け出した少年は、女たちへの憎悪を加速させた。ジャンルを超えて文芸界をリードする著者の新たな傑作予定調和を打ち砕く圧倒的リアリズム!小学校にも通わせてもらえず、日々の食事もままならない生活を送る優真。母親の亜紀は刹那的な欲望しか満たそうとせず、同棲相手の男に媚びるばかりだ。そんな最悪な環境のなか、優真が虐待を受けているのではないかと手を差し伸べるコンビニ店主が現れる――。ネグレクトによって家族からの愛を受けぬまま思春期を迎えた少年の魂は、どこへ向かうのか。その乾いた心の在りようを物語に昇華させた傑作長編小説。
読書備忘録
読んでいる間にもネグレクトのニュースが流れ、またか・・・
優真が、捨てるのなら下さい。とコンビニ弁当をねだる姿に何とも言えない、ただ可哀そうと思う。まったくもって母親の信じられない行動に怒りを感じるが、ケロッとしている姿に、何を言ってもダメなんだろうね、この母親は・・・。
ただこのコンビニ店長のお陰で・・・って、光が見えたところで終わる。
大丈夫、この夫婦なら・・・
里子になってからはハラハラドキドキしながら500ページ近いこの本には、ぐいぐい読まされた。
ほぼイッキヨミ!
作品紹介
鹿島穂花は相続した古い民家をシェアハウスにするが、想定外のリフォームで借金を負う。さらに工事中に床下からとんでもないものを発見してしまう。そしてシェアハウスには6人の女性が入居し…。『小説宝石』連載を単行本化。
読書備忘録
うっわぁー・・・イヤミス残酷物語
シェアハウスと言えばテレビドラマの「すいか」を思い出す。シェアハウスではないけれど・・
あれは良かった。
もっともこちらは、今話題の持続化給付金詐欺に引っかかったというか、企んだというか・・・とんでもシェアでした。
キラキラネームが・・・いろいろあるんですね。
占有屋ね・・・宮部みゆきさんの小説で知りました。
いろいろと複雑でしたが、大変お勉強になりました。
と言っても・・・私が詐欺師になるお勉強をしたのではなくてね。
あとどのくらい生きるかわからないけれど、くれぐれも詐欺にあわないよう、車にも、怖い人にも、ぶつからないよう、へらへら笑って死ねればいいや!
何年か前に、電車で橋を渡るときにお子ちゃまが「あーさぎだぁー」と川にいたシラサギを見て叫びました。前に立っていた人が急に妙に落ち着かない様子に陥ったのをみて、サギなの?なんて思ったもんでした。こういう偏見はいけません。が、思っちゃったんだからしょうがない。
★★★☆☆
作品紹介・あらすじ
『悪名の棺 笹川良一伝』などで知られるノンフィクション作家の日常は怪談だった! 衝撃の文豪怪談実話「三島由紀夫の首」ほか怪談専門誌『幽』連載エッセイをまとめた傑作が待望の文庫化。解説・角田光代
読書備忘録
そう、ただ居るだけで何もしないから・・・ったって、私だったら毎晩ギャー!と叫んでお祓いしてもらうって言ったら、お祓いしてもだめよ、行くとこないから来てるんだから。話しかけちゃダメなのよ、あ、居るなって思ってるだけでいいの。
それにしても三島さんがあのお姿で座っていたら、ギャーどころじゃなくて卒倒します。川端夫人はすごいです。
そのお屋敷は岩〇さん・・・?
以前図書館から一度来て、恐れをなしてそんまんま返却した本・・・勇気を出して読みました。全部が怖いってことではなかったけれど、角田さんの解説読んでいるうちに、やっぱ、恐いわ。
私も角田さんと同じ!こわいのに好きなのである。なぜなら知らないところの話だから・・・そっか、そっかも知れない。
勘違いであるとか、そんな気がしたとか・・・
虫の知らせって・・・あれはたまたまなんでしょうか?不思議です。
ただ同じ場所の話をまったく接点のない方から同じ話を聞いた時には、それはそれは恐かったことがありました。私は相当なビビりだから、その話を聞く前なのに怖くて入れなかったことがありました。歴史的建造物に行くことが多々ありますが、恐いところは怖いです。絶対に一人では行きませんから・・・
子供が誤診で入院した時に、夜トイレにひとりで行けず点滴スタンドがらがらしている幼稚園生の息子に一緒に行ってもらった、とんでも母親なんですわ。
移築の際に木に入って一緒に来たんだな!って話ご存知ですか?見学時間が終わり戸締りをしに行くと、ふわふわ遊んでいたそうで・・・
遥か昔、京都に修学旅行行った際のバスガイドさんが、ある所で角を曲がるとマネキンがたくさんいますけれど、その中のいくつが本物でしょうか?・・・ジーっと見ていると耐えられずに動くことがあるかもしれません。私達は人間かと思ってわいわいしていたのに、違ったんですね。ガイドさんはあちらのことを話していたんです。バスに戻って聞いて みんなしてキャー・・・とはいい思い出ですが、私はずっと引きずっていて、そこの前のホテルに泊まるたびに思い出します。他でもマネキンがあるとギョッとしますけど!💦
★★★★☆
作品紹介・あらすじ
昭和18年、戦時下の日本。国家のために死ぬことを夢見る軍国少年・勇二が出会ったのは、歴史学者の娘・涼子。日本が戦争に負けると言い放ち、自由奔放に振る舞う不謹慎な彼女が、大学生の兄の恋人だと知ったのは、学徒出陣が近付く頃だった…。
「どうして俺が生き残っちゃったんだろうな」
「生き残ることは罪じゃないでしょう」
自由が統制され、夢を見ることさえ叶わない社会で、少年少女はどこへたどりつくのか。
秘密の図書館、真夜中の帝都、出征の朝、西へ向かう夜汽車、真っ白な日の丸。
『平成くん、さようなら』の著者による書き下ろし本格青春小説。
読書備忘録
「幸福だから笑うわけではない。むしろ笑うから幸福なのだ」
あの時、お兄さん笑っていましたよね。
好きな人がこの世界からいなくなることは悲しい。だけどこの世界にいるはずの好きな人に、もう二度と会えなくなることも悲しい。だからね・・・
読みやすく引き込まれ、イッキヨミ!