

突然現れた妻の旧友は、厚顔で鼻持ちならない女だった。
従順な妻を家政婦のように扱い、平穏だった家庭生活を掻き乱していく。
そんな彼女に夫は不快感を募らせていくのだが……(日本推理作家協会賞受賞作「妻の女友達」)、
ありふれた日常に潜む心の闇と、音もなく忍び寄る恐怖を描いた傑作サスペンス集。
菩薩のような女
転落
男喰いの女
妻の女友達
間違った死に場所
セ・フィニ-終幕








菩薩のような女だと思ったのに、もー・・・びっくりしたよ。
猫を助けようとして、転落・・・
その後がね・・・
男喰いの女
そりゃぁそうとも思ってしまうわね。
妄想は気をつけよ!
妻の女友達
防犯カメラっ!と思ったけれど、なかったんだろうな時代だね。
まさかグルになっていたとはね。
間違った死に場所
あららら・・・としか言えなかったわ。
セ・フィニ-終幕
ず、ずいぶん簡単に殺意を抱いちゃって・・・
これはバレバレでしたが・・・
そう来たかっ!な結末が面白かった。
あとがきによると・・・
「妻の女友達」として文庫化されさらに新装版でこの本が出たそうです。
★★★☆☆

![([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ILcaW9cvL.jpg)

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり…。転機を迎える、大好評シリーズ第三弾!ブクログ1位、読書メーター1位、第5回静岡書店大賞、第9回天竜文学賞、4冠!
チケットと昆布巻き
カナコの歌
庭のアルバム
川の合流する場所で








誰もがうらやむ大会社で死にそうに仕事をするより、そこそこ楽しんでそこそこ生活ができればその方がいい!と思うのはこの年になってから・・・死んじゃったらおしまいだから!
やっぱりね、ちょっと前まではたくさん我慢して一流にいたほうがいいよ!なんて思っていた口だけど、もっと早く逃げていたら・・・と思うよ。いい子ほど・・・
働き方も変わっているから・・・
生きずらいかもしれないけれど、案外たくさんの人がそう思っているかもしれない・・・
で、三日月堂・・・
ここにやってきて、弓子とお話して・・・いいじゃない!
みんな優しい。
そうなの優しいの。優しくなっちゃうの。
素敵な場所だ・・・
お母さんつながりのお話
最後に行きましたね、お母さんのふるさと盛岡に・・・
次は完結編・・・
★★★★☆



ふくらみすぎた「自己愛」でまわりが見えなくなっていませんか?自分の欲望をコントロールできずにトラブルを起こす人が増えている。拒否する相手を追い回すストーカー、店員に土下座を強要するクレーマー、医師や看護師に暴力を振るうモンスターペイシェント…その根底には「自分は特別な存在」という自己愛がある。自己愛がふくれあがる仕組みと背景を、気鋭の精神科医が解き明かす!








いやいや、ちょっとズレてはいるけれど・・・
大きな病院でその科の受付嬢に、いつもレントゲン撮るんですが今日は指示されていないんですけれど、先生に聞いてもらえますか?に、今日はいいんです。
で、診察時間になり部屋に入ったら、あれ?レントゲンは?って言うじゃない。
だから受付でのいきさつを話したら、あ、それはすいません、指示ミスですね。すぐに撮ってきてください、戻ったらすぐに診察入りますからその旨受付けに伝えてください。
そのようにしたのに、待てど暮らせど呼ばれず、受付に言ったら先の彼女が順番ですからっ!
だからその順番ではなく、あなたが聞かずに医者でもないのに勝手なことをいうから先生が指示ミスだから撮ったらすぐに来てください。って言ったの!なのに待たされているの!
と、窓口でもめていたら、腕にお絵かきしている人が、奥にいるベテランらしき人を呼んで代わりに言ってくれた。
もう少しでブチ切れるところだった・・・
それにしてもお絵かきの威力ってのはね・・・そんなのに頼っちゃいけません。が、危ない危ない!ってことがあったわけで・・・
「自己愛は、どんな人の心にも潜んでいる。それとどう付き合うか知っておくことが、破滅を防ぐためにきわめて大事なのである。」
ネトウヨや在日特権に、へぇー・・・
病院で患者の名前に さん ではなく 様に、そうそう・・・
オボちゃんの話に、えーーーそうだったのぉー!
AO入試では、一般入試で入った学生とAO入試経由で入学した学生とは基礎学力の面で大きな差がある。一般入試組のレベルに合わせるとAO入試組が落ちこぼれてしまうし、逆だと授業のクオリティが下がる。
これは身近な人からも聞いていたから、やっぱり・・・
昨今は企業側もそれに気づきも面接などの場でどちらで入ったか尋ねるところもあるらしい。
「身の程を知る機会が減っている」の、美魔女の話も面白い。
「あきらめる」ことは必ずしもマイナスではない。
自分を知ること。
「幸福こそ最大の復讐」と言うことわざがスペインにあるそう。
仕返ししても自分が不幸になるだけ、それより相手がうらやむほど幸せになればいいってこと!
で・・・
かつてそれに近いことがあったような気がしないでもない、若気の至りで済ませたようなことがあったかもしれない、子育て中に子供を守るという名目で、しまった!ってことがあったかもしれない。
あともうちょっと・・・残りの人生、気をつけようっ!
★★★☆☆



アメリカにいるから、考えること。そこにいないから、考えられること。2016年11月8日、わたしはアメリカで歴史的瞬間に居合わせた、はずだった――。世界各国から作家や詩人たちが集まる、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した著者が、英語で議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した3ヶ月。現地での様々な体験から感じたことを描く11の連作小説集。








へぇー・・・そんなのがあるんだ。
過去に中島京子さんも・・・
こういうプログラムに参加するのだから・・・と思っていたけれど、あんまり英語は得意じゃなかったみたいで、あら、大変!
なんかホテルが・・・そのお部屋じゃヤダわ!
タクシーの運転手も・・・怖いな!
ウェイトレスもチップを見た途端に不機嫌顔から満面の笑み・・・
道端に置かれた木製のピアノは道が広いから邪魔にならず、弾いていた人もいたって、雨ったらどうするんだろう?
あちこちたぶんどうでもいいようなところに食いつきました。
MOMAには行ったこともないのに、「クリスティーナの世界」を知っていたのはなんでだ?で調べたら、原田マハさんの本 「モダン」からでした。
★★★★☆



真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。希実の母・律子の死から五年の月日が経ち、暮林や弘基の周辺には様々な変化の波が訪れていた。それは、常連客である斑目やソフィアやこだま、美作親子や多賀田たちにとっても同様だった。そしてもちろん、希実にとっても……。累計140万部突破のベストセラー「まよパン」シリーズ、ついに完結!!
Open
Mélanger-材料を混ぜ合わせる-
Pétrissage & Pointage-生地を捏ねる&第一次発酵-
Tourage & Façonnage-折り込み&成形-
Cuisson-焼成-
Closed








ドラマをみていなかったのはちょっと残念でした。
最終章だけあって、あらあらと出てきて世界中からってことでもないけれど、日本を離れてみんなが語っています。
へぇーそうだったのか・・・がたくさん。
希実が国立大学に受かっていたのに足に根っこが生えちゃったように行けなかった時期・・・大変だったね。
ま、もともと大変だなぁーこの子!とは思っていましたけれど、周りにいい大人がいたから救われていたのに、そうだったのか・・・
とにかく終わっちゃいました。真夜パンっ!
★★★★☆



遡ること20年前、マンションの片隅で保護した子ネコ、それがしいとの出会いだった。小さな体ながらも隣室の飼い猫(オス)に襲いかかったり、外ネコとも渡り合ったり…そんな最強の“女王様”も、今や立派な老齢猫に、キャットフードの懐石食い、夏の朝の早起こし、爪切り問題、台風の日の大はしゃぎ、外出後のアフターケアなど、自称・“世界一、飼い猫に叱られている飼い主”の著者が贈る、笑いあり怒りありの日々の記録。








お子ちゃまの代わり・・・
相変わらずの猫愛物語
それにしても女王様だからね、わがままであります。
こるらぁーっ!とは叱らないの。
獣医さんのところではとってもいいニャンコっぷりを発揮して、小憎らしいです。
こんだけ甘やかしていたら女王様にもなりま~す。
ご自身、「世界一、飼いネコに叱られている飼い主」がギネスに有ったら絶対に一位に慣れると思っているんだから、しょうがない。
人間の子供を育てるとなるとそうはいかない!
ネコちゃんだからね・・・
群さんに拾われて・・・しいは幸せもんです。
猫って昔は拾って飼うもんだったのよね。
ゴキブリの話はね・・・
実家の東京を離れてから、ゴキブリをみることはあんまり・・・
人生最後の猫は「しまいネコ」だそうで・・・
もたいさんのビーは亡くなっていたんでしたっけね。
★★★☆☆


















国の重要文化財
文化庁ホームページは・・・こちら
去年は土砂降りの中傘をさしたまま外から眺めただけだった。
中は、使用中のホールに入れなかっただけで、だいたいみることができた。
10/27~10/29



芥川賞受賞から2年、本谷有希子が描くSNS狂騒曲!
海外旅行でインスタにアップする写真で"本当”を実感する僕たち、ネットショッピング依存症から抜け出せず夫に携帯を取り上げられた妻、自分たちだけの"印”を世間に見せるために動画撮影をする夫婦――。
SNSに頼り、翻弄され、救われる私たちの空騒ぎ。








「本当の旅」
わさわさ感が半端ない!
ただ、これ中年の話って所がね。もういい加減にしな!って呼びかけたくなった。
誰の作品だったか忘れたけれど、若い男の子が沖縄に行ってやはりSNSにUPしようとやっきになって、地元のやくざに・・・って話で、たぶん帰れなくてどこかでどうにかされちゃったんじゃない?って終わった。これもそうだよね。
これはマレーシアの話・・・やはりタクシーはホテルから出ているやつかブルータクシーが安全って書いてあるのを見ているのに、流しのタクシーに乗ったのね・・・・
タイもそうだった。やはり怖いよ。
で・・・?そんなにSNSって・・・?こうやってはまっていくんだね。
三人のうち一人でもネガティブキャンペーン・・・だったら?
「奥さん、犬は大丈夫だよね?」
何で行った?と思っていたらやはり奥さんは何で?
犬の毛とか不味い珈琲とかが、変わっちゃったのね。
で、ご主人どした?やはりあれだったのかな?
「でぶのハッピーバースデー」
なんか汚い・・・と思いつつはまって行った。
全部が夜だった・・・ような。
★★★★☆



義母の葬式で男は思い出す。22年前に、義母の起こした事故のこと。義母を責めた自分のこと。そして--(「千日のマリア」)。
会社に長文の手紙を送りつけてくる女。意を決して女の家を訪ねた男が見たものは(「修羅のあとさき」)。
森に囲まれた土地で暮らして20年。引っ越しを間近に控えたその日、はじめて庭に現れた美しい琥珀色の生き物がいた(「テンと月」)。
ほか、生と死、愛と性、男と女を見つめた珠玉の8篇。








過ぎし者の標
白い巨塔や高原へいらっしゃいの俳優を思った。
つづれ織り
わさわさと読んでいて予感が当たって・・・そうなりましたか。
落花生を食べる女
父親が愛人をつくるのもどうかと思うが、その愛人と!って話よ。
呆れますでしょ。
修羅のあとさき
これはとても切ないです。
何のお約束をしたわけでもないのに、思わせぶりなことを・・・
現実にそういう話知っています。純粋だから傷つく?もっといろんな意味で経験積んでおけばよかったのに、一途は怖い。
このお話は女が狂っちゃったのね。
ひどい話だとは思わない。
ただただ切ないだけ。
常夜
あ、このチャペルは小布施の新生礼拝堂で新生病院・・・
そっか・・・
テンと月
そう、やたらペンションが流行ったころがあったっけ・・・
去るのが決まってテンが現れた。
我が家の森の家の天井裏にもテンがいるんだわ。ムササビかと思っていたらどうやらテンだって。
見たことないけれど・・・足音うるさいの。
千日のマリア
そんなぁー・・・
確かに助手席に乗せたのはそうだけれど、そんなにいつまでも言われて、そんなことまでされて・・・
同一人物である嫁と娘が気の毒。
解説の小川洋子さんは沼の深さと・・・そっか。
凪の光
同級生に会っちゃった。
そんなことがあったのか・・・でも、ありがちな話だけれど、なにもそこで会わなくても・・・
ここに出てくる画家は熊谷守一ですよね。
小川洋子さんの素敵な解説に得した感じ!
★★★★☆



人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業――これぞ江戸怪談の最高峰!
江戸は神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋で、風変わりな百物語を続けるおちか。 塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。 亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。人の弱さ苦しさに寄り添い、心の澱を浄め流す極上の物語、シリーズ第一期完結篇!
開けずの間
だんまり姫
面の家
あやかし草紙
金目の猫








開けずの間
いきなりの強烈さに、後がやさしい。
これは怖いです。行き違い神!
願って生き返らせてもらっても、そんなんで生きていたって・・・
真っ赤な振り袖を着た花魁のように髷を結い上げた女が出て行った。
それで瓢箪古堂さんね・・・ちかがお嫁に行きました。
百物語はどうなる?
あーおちかのあの人があの世から現れたのね。
来られてしまったからにはやるしかないってことで、小旦那が継ぎ手になるようです。
ってことで、シリーズ第一期完結!
面白かったねー・・・
こんなの読み聞かせしたら面白い!
白石加代子さんが・・・
★★★★★



私はいつまで生き延びればいいのだろう。いつか、生き延びなくても生きていられるようになるのだろうか。地球では、若い女は恋愛をしてセックスをするべきで、恋ができない人間は、恋に近い行為をやらされるシステムになっている。地球星人が、繁殖するためにこの仕組みを作りあげたのだろう―。常識を破壊する衝撃のラスト。村田沙耶香ワールド炸裂!








読み始め一瞬児童書?まさかね・・・
みんな一緒は生きやすい・・・
が、
そんなのおかしい!洗脳なんかされないからっ!
言いたいことはとってもよくわかります。
ただ、村田沙耶香 破壊がすごい!
わわわ・・・やるなこれは!
あーーーやっちゃった。
それで終わったかと思いきや・・・
まだやるか!
読んだねー・・・村田沙耶香
思い出したことは・・・
息子が小学生の時によく行ったり来たりして遊びに行った友人の家の隣から聞こえた母親の声!
見た目上品、お話も上品、子供なんか絶対に叱らない?暮らしっぷりもとても丁寧そう。
窓越しに聞こえたのは、テメーコノヤロー〇んじまえ、ぶっ〇すぞ!
だ、誰?まさかの人?
そ、まさかの人。
知らない人は騙されるよねー・・・
何だか知らないけれど、思い出しちゃったわけ。
★★★★★
