



経営していた会社も家族も失い、川辺の空き地に住みついた家具職人・東口。仲間と肩を寄せ合い、日銭を嫁ぐ生活。そこへ飛び込んでくる、謎の女・奈々恵。川底の哀しい人影。そして、奇妙な修理依頼と、迫りくる危険―!たくらみとエールに満ちた、エンターテインメント長篇。

疫病神のおっしゃることは・・・

伝説のマタギのお言葉・・・「すぐに忘れることは、記憶するに値しないこと」
目隠しをして連れて行かれたとき、ビールにシュウ酸入れたとき・・・どうなることかと思ったけれど、目標が出来てよかった、よかった。
素顔を隠して生きている ハーレキン どうせ素顔を覆うなら、笑顔で覆ったほうがいい・・・

わかった!どうやら私は・・・
”ナマステ”・・・人は死んだ数だけ生き返る。ヒンズー教の教えらしい。前世はもしかして・・・余談






テッセイの『新幹線劇場』。新幹線清掃のスタッフたちがつむぎだす、本当にあった心温まるストーリー。おもてなしの心、最強のチーム力の原点がここにあります。

むか~し昔、信越線の横川駅で釜飯の売り子さんが帽子をとって、列車にご挨拶しているのを見たとき以来、久々の感動だった。
そして、あるとき、その方達の事が書かれていると言うこの本をみつけた。図書館の順番がなかなか来なくて、待ちくたびれていたところ、やっとのことでやってきた。
素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございました。道徳の教科書に!って、今は道徳ってなかったんでしたっけ?
地味なお仕事だけれど、誇りを持って、楽しんでされているんだ~いいなぁ~・・・働いている側からアイデアを出して、採用されて・・・「会社を楽しもう!」精神がぶっとく真ん中にあるのですね。
そうそう、ご挨拶はこちらから根気よく続けていると、いつか返ってくるのですよね。親は挨拶できないのに、こどもが元気にご挨拶!なんてことよくあります。子どもを見習いましょう。なんて思うことがありますけれど・・・
使う側も、自分が汚した分はきれいにして出たいですわね。女性のトイレって、ギョッ!



人が汚した分まできれいにしようなんてさらさら思わないで来たけれど、ま!いっか!とたまにはやってみるかな?なんて思った。おい、女っ!なんて思いながら・・・
先日は修学旅行の団体が乗った新幹線がとてもきれいに使われていて、こちらのスタッフから、きれいに使ってくれてありがとうってお手紙のことをテレビで見ました。埼玉の学校でしたよ。いいぞ、埼玉っ!なんて思ったわけ。
人間関係だって、上に立つ人次第なんてこともあるから、きっと酸いも甘いも噛み分けた方々なのでしょうね。大人のいじめなんて・・・ま!いじめるほうがお気の毒な人なのですから・・・そのようなことはなさそうでした。皆さん、まろやかそうで

いいことばかりではないとは思いますが、お掃除の天使たちは、大人っ!
今でもそのお仕事があるかどうか知らないけれど、東京駅には赤帽さんでしたっけ?1個いくらだったかどうだか・・・お荷物運んでくれるおじさんもいました。
山盛りのお荷物抱えて、紐で肩からもぶら下げたりして、階段使ってお仕事されていましたよね。





アパートの裏階段。太陽も当たらず湿ったその場所には、秘密の生き物たちが隠れ住んでいる。タマネギを食べるネコ、幸せと不幸をつかさどる笛を吹く蜘蛛、身体の形を変えられる煙お化け。好奇心いっぱいの子供たちは、奇妙な生き物たちを見逃さず、どうしても友達になろうとするが…。子供ならではのきらめく感情と素直な会話。児童文学から出発した著者、本領発揮の初期作品集。

タマネギねこ
また現れた、ノラそっくりの猫・・・今度はニンジン?
ラッキー・メロディー
笛吹く くも
モクーのひっこし
モクーはけむ
裏階段ではいろんなことが起きる。楽しいよ 裏階段!
子供の頃、こういう場所があったのを思い出す。それは町内会の子ども御輿をしまってある場所だった・・・なつかし~~~

そう!子どもやっていたときがあったのよ。忘れちゃったわ

生まれたときから大人だったみたいに生きちゃっているけれど・・・こらっ!






劣等感とやり場のない怒りを溜め、埠頭の冷凍倉庫で日雇い仕事を続ける北町貫多、19歳。将来への希望もなく、厄介な自意識を抱えて生きる日々を、苦役の従事と見立てた貫多の明日は―。現代文学に私小説が逆襲を遂げた、第144回芥川賞受賞作。後年私小説家となった貫多の、無名作家たる諦観と八方破れの覚悟を描いた「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」を併録。

生々しい わさわさと読んだ。
そう、昔そんな番組がありました。我が家の近所にもやってきましたよ。
ご近所さん誰も知らなかったのにウィークエンダーのレポーターが、知っていますか?知らない!と言うとあれこれ言って大騒ぎして引っ掻き回して行った。そして面白おかしく番組は作られていた。
知らなければそのままの日常が続いたのに、近所に知られてしまったから・・・お気の毒でした。
ウィークエンダーの・・・貫多も被害者!
杉並、世田谷の話には笑えた。
どこの人と聞かれ東京と言うと、世田谷?杉並?と聞かれたことは昔はよくあった。ってことは前にもここに書いていたと思うけれど・・・東京に人が住んでいるのは杉並、世田谷だと思っていたのね。
Y市出身の方とちょっと前に同じ趣味の時間を過ごしていた。なんでY市に住まなかったんですか?って聞いたら、嫌いだから・・・えーーーっ!

地方から出て来た方って、結構あこがれて住みたがる土地じゃないんですか?
だからちょっと。って・・・ふ~ん!変なの!なんて言ったと思う。飲み屋で


そう、貫多は江戸っ子だったのだ。
ぎっくり腰の作家の話・・・へぇ~と読んだ。








発売日: 2004/07
群ようこ、人生最大のピンチ!?
やかんを空焚きする自分に怯え、ネコのワクチン摂取に右往左往。莫大な税金の支払いに翻弄される地味な日常を描く爆笑エッセイ集




夢のお話なんか、ホント、ホント やっぱり同じね。どなた様も同じなのね・・・と、うれしくなった。
おじさんのお話は・・・おじさんというのはお母様が飼っているうさぎのお名前なのだけれど・・・このうさぎさん、我が家のココアとは大違い、先代のらびちゃんに近いわね~と読んでいた。
が、走りまわっていて、突然のパタッ!は良くあることだけれど、まっさか本気のパタッ!とは・・・

歩くだけじゃ筋力つかないの? やっぱり筋トレ? そっかぁ~・・・マンション住まいだから戸建てのように2階に掃除機持って上がったり、お布団干しに上がったり、洗濯物を干しに上がったりという、上がったり下がったりがありません。外に出たら、階段使って上がったり下がったりをしましょう。・・・ふむっ!お勉強になりました

それにしてもよく歩きますね。都内だと歩ける。私もなぜか都内だと歩く


楽しかったっす














明治/1903頃 木造、建築面積678.4m2、桟瓦葺、正面玄関ポーチ付 1棟
香川県善通寺市文京町二丁目1番1号
重文指定年月日:20010615
「旧善通寺偕行社は,陸軍第十一師団の開庁に伴い,師団将校の社交クラブとして創設された。陸軍省営繕組織の設計で,明治36年の竣工と考えられる。現在は善通寺市立郷土館となっている。
東西に長い木造平屋建で,主体部は桁行約41.8mの規模をもち,北面中央は突出してその中央に玄関ポーチを付ける。南には芝庭が広がっている。
平面は,北面突出部の中央を玄関とし,その左右に同形式の応接室を設ける。廊下を挟んで南側中央に大広間,東端に南北二室の貴賓室,西端に食堂を配する。
旧善通寺偕行社は,簡明なルネサンス様式の意匠でまとめられた洋風建築で,陸軍省営繕組織の確立期における建築作品の作風をよく伝える貴重な遺構である。
保存状態も良好で,四国地方における洋風建築の普及を知る上でも重要である。」文化庁ホームページより
偕行社の見学は使用中でなければ、無料で見学ができます。開館時間は午前10時から午後4時まで





15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?―「まぶた」。母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまった―「バックストローク」など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。


飛行機で眠るのは難しい / 中国野菜の育て方 / まぶた / お料理教室 / 匂いの収集 / バックストローク / 詩人の卵巣 / リンデンバウム通りの双子
「中国野菜の育て方」
これはまた・・・不思議!こういうお話が好き
「まぶた」
あれ?コレ知ってる。どこかで読んだ。

「バックストローク」
やだー・・・本当に?・・・そんなわけないのにどっぷり入り込んでいた。
「詩人の卵巣」
なんとも気味の悪いお話・・・なのに・・・こういう夢に出そうなのを読みたくて小川洋子を読む。
読み終わって イッヒッヒ と言ってみたりする。





かりん、という琺瑯の響き。温泉につかったあと、すっぴん風に描く眉。立ち飲みで味わう「今日のサービス珈琲」。四十八歳、既婚者で「中途半端」な私が夢中になった深い愛―さりげない日常、男と女の心のふれあいやすれ違いなど、著者独自の空気が穏やかに立ち上がる。虚と実のあわいを描いた掌篇小説集。

疑惑 敦子/初枝 初枝/夏也 夏也/敦子 と グッピー と ハヅキさんのこと と 動物園の裏で が、特に好き
なんじゃらほい!この雰囲気は・・・好き・・・妙に 好き
テレビは子供の頃本当に中に入ってお菓子を食べたり、遊んだりすることが出来ると思っていた。そんなまんがだって・・・あったよね?
それにあの箱の中が不思議で不思議で、どうやったら入れるのかとずっと考えていた子供だった。
まわりの大人が、後ろに飛び出しているところにたくさん入っているから、小さくなったら入れてやる。と言っていたっけ。みんなどうやって小さくなっているのか聞いたことがあった。大人は小さくなれないから知らねーと、言われたのはしっかりと覚えている。






















いただいた案内に出ていたので中には入れませんが、寄ってみました。
明治38年(1905)~40年代にかけて建てられて物。年代によってデザインが微妙に違う、南、北、東の順番でレンガ棟は建てられています。


お茶にしましょう~♪ と入ったのは、偕行社に隣接している




偕行社の入り口で街の案内をいただけます。
とても丁寧で効率の良い道案内をしていただいたおかげで、予定していた列車に乗ることができました。ありがとうございました。
行く先々、皆さんとっても親切でした。








「男の本分は仕事」 それは幸せな人生ですか? 歳月を経て、夫婦がたどり着いた場所。働くとは、結婚とは、幸福とは-。激動する時代の「家族」の物語。『毎日新聞』の「日曜くらぶ」連載を書籍化

最後はそうなるかな?は題名の「銀婚式」を見て思ってはいたけれど、途中、なんだなんだぁ?そうくるか?と・・・あれぇ?どなたの銀婚式?・・・エリートサラリーマンだった高澤のもがきっぷり!
離婚した奥さんの親・・・妻とは離婚していても父親・・・確かにそう。離婚しても切れていない。
米国駐在中の話は・・・海外生活は向き不向き?適応できるかなんて行ってみなきゃわからないし、行っている人の事はわからない。
自分からベラベラしゃべる人はきっとあっていたのだと思うけれど、自分から話さない人には聞かないことにしていた。いろいろ大変な事があったんだろうなぁ~言えないんだなぁ~・・・
良かったわ!この本






税金の支払いに苦労しつつ、母と弟の新居のローンと母の小遣いに月八十万円が消えてゆく。なのにまったく治まらない母の物欲。おまけにその家に私の部屋はなかった。もはや天涯孤独と思いたい。だけど…。「ぢぞう」の心を癒すのは愛猫しいちゃんやご近所猫のぷくちゃんにビー。でも、しいちゃんはこの頃めっきり家出がち。身辺の出来事を赤裸々に綴った抱腹絶倒、怒髪天衝きエッセイ。

相変わらずお母さんは・・10年前はすごかったのね。
イッセイ・ミヤケにジル・サンダー、コム・デ・ギャルソンを買ってもらって持っているのに、ホテルのスイートルームを予約して京都に行っても、中国の工場で働く女性のような格好でやって来る。って・・・お母さんっ!

いつ倒れても・・・
そうそう、こんな話をしたこと・・・ある。あった。

下着は最後まで使わない、ほどほどで捨てる。普段からおかしなことをしていてはいけない。
一緒にスポーツクラブに入る時、水泳帽が初めてだったからお風呂でかぶって潜ってみた

その時になにかあったら、そのまま発見されるんだよ!どうする?何でこの人お風呂でこんなのかぶっているんだろう?って消防士さんに言われるよね。ウン、ウン!って笑っていたら白玉のどにつかえさせて、目を白黒させている前で、こんな時は救急?お年寄りじゃないのに、それに白玉?
そんな話を、しっ!静かに!って、他にお客さんいないじゃない?って時間にわいわいしていたけれど、今は・・・もう・・・言えない、笑えない・・・できない


思い出話がわんさか出てくるくらい人間やっているから・・・

群さんのお話を読んでいると、あーそれあるわぁー!そうそう! と、楽しっ!





本の街・神保町で近代文学を扱う古書店「森崎書店」。叔父のサトルが経営するこの店は二年前失意に沈んでいた貴子の心を癒してくれた場所だ。いまでは一時期出奔していた妻の桃子も店を手伝うようになり、貴子も休みの日のたび顔を見せていた。店で知り合った和田との交際も順調に進んでいたが、ある日、貴子は彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまう。一方、病後の桃子を労う様子のない叔父を目にし、貴子は夫婦での温泉旅行を手配するが、戻って来てから叔父の様子はどこかおかしくて…。書店を舞台に、やさしく温かな日々を綴った希望の物語。映画化された「ちよだ文学賞」大賞受賞作品の続編小説。



神保町はこういう物語ができる場所なのね。どこかにあるのかな? 森崎書店

トモちゃんも、大変な時期があったのか・・・
桃子さんは桃子さんらしく・・・感動した。
貴子は・・・そういうことでしょ。だと思った。
素敵な人がたくさん出てくる。 最後は


