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本・林真理子 「秋の森の奇跡」

2022-04-30 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

輸入家具店店長の裕子は42歳、夫、娘と何不自由のない毎日を送っていたが、実母が認知症になったことから、その人生が大きく暗転する。母親の介護を巡る実兄との諍い、夫の隠された過去への不信感から逃れるように、裕子は妻子ある男との関係を深めていく。不倫ではない、浮気でもない、真の恋愛を求める裕子にとって、その男は、人生の秋に巡り会う“奇跡の恋愛相手”となるのだろうか。魂が触れ合う真の恋を、裕子は掴むことができるのだろうか。
絶妙な舞台設定とハプニング続出のストーリー! “林真理子恋愛文学の最高傑作”と呼ばれる珠玉の純愛小説。


               

 読書備忘録 

母親が壊れて行くのをみていたから?

兄夫婦のことなど、いろんな思いがあふれでるのはわかる気がする。

不倫はこうして始まるのだな!を小説から学んでいる。が、何を今更なお年頃であります。

★★★☆☆



本・青山美智子 「月曜日の抹茶カフェ」

2022-04-29 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

『木曜日にはココアを』待望の続編!

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。

ツイていない携帯ショップ店員と愛想のない茶屋問屋の若旦那、妻を怒らせてしまった夫とランジェリーショップのデザイナー兼店主、恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師、時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン……。

この縁は、きっと宝物になる――。

人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押していることに気づく、
一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。

『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場するシリーズ続編です。


               

 読書備忘録 

連作短編

人との繋がり・・・

そういえばと思うと、なるほど繋がっている。

素敵なお話でした。

マーブル・カフェのマスターの人脈がすごい!

なんとなく丸の内の一保堂を思った。

★★★★☆


本・佐藤愛子 「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」

2022-04-28 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊!

2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。
本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。


               

 読書備忘録 

98才ですか・・・すごいなぁー、しかも面白い!

北海道浦河の別荘のお話は昔雑誌(ノンノでしたっけ?)で読んでいたけれど、そんないきさつがあったことは知らなかった。心霊現象と関係あるのかしら?なんて思った。

昔っから病院嫌いは知っていたけれど、98才今でも嫌い!私も病院は大嫌い!

さよなら、みなさん

本当にもうおしまいにしちゃうんですね。

響子さんがお二階にいるんじゃ安心・・・

★★★★☆



ときどき森へ・・・

2022-04-13 08:51:39 | ときどき森へ・・・

前回、帰りにスマートICを利用しようとしたら途中で案内がちょちょぎれちゃってたどり着けなかった。

ならば次に来た時に出てみたらどう?って事で今回利用したら・・・近いっ!

もっとも森の家に直接行くのだったら、本線から分かれている無料区間を利用すれば、森の入り口まで行くことができるのだけれど食料を買って行くからまちなかから・・・

そんなこんなで、いつもと違うところから浅間山をパチリ

いつもの場所からの浅間山

やぁ!元気だった?

なかなか八ヶ岳のホテルに行かないからお仲間が増えません。

2階はどうなっているんだろう?

気になるところで今回も途中まで行ったけれど上がらなかった。

鳥の餌が空っぽになっていた。

大喜びで補充していた。

そのうち鳥に名前なんか付けちゃうんだろうか?ピーちゃんとか・・・まさかね。

乾燥させるのには日当たり良好の場所にね。

龍のひげ

ホームセンターで買って来た。去年のもその前のもちゃんと根付いているから今年も植えるらしい。

森は生きている。

我が家の方に傾いていて何かのはずみにこの大木が倒れて建物が破損したら、お家は建っていないけれど土地は持っている所有者のね・・・だから、管理の方がお知らせするのに印をつけてくれた木 🌳

同じ時期に買っているからもう30年以上経っているけれど、建っていない。

一度だけお会いしてご挨拶したことがありますが、当時すでに今の私たちくらいだった。

お隣も、全部木を切ったから建てるのかな?と思っていたのに建たなくて、今はすっかり森になっている。

ちょっと離れたところの方は、隣も隣も建っていないからもう2区画買ってひっろーく使おうか・・・だそうで、大きなワンコを2匹連れてお散歩していました。

夜中に、ホーホッホー!と繰り返し鳴いていたフクロウ

あーフクロウ来てるわ!遠くから聞こえたり、うわ、そこにいるんじゃない?って聞いていたら、夜が明けた。せっかくだから起きちゃった。

昼間、お買い物ついでに町に来た時に、いつものきれいな公園でスマホ片手にぐるぐる散歩

夜、ゴロフキン x 村田諒太 の試合をみていた。

全然関係ないけれどその時、徒競走で2位になった時にもう一度走りたい!1位になるからって思ったことない?体育祭大好きだったのよ、なぜでしょうかー?って聞いたら・・・そりゃ走るの速いからだろー!・・・違いまーす。授業がつぶれるからでーす。

そうだ、テニスしようか?コートいつも空いているからと・・・え!?

映画観ていたのに、あ、始まる!と変えられた。

えー!観てんのにー・・・だったのに、夢中でみていた。

🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳

今回は庭仕事・・・

蚊取り線香ぶら下げてお庭をきれいにしていたから遠出はせずに過ごした。

 


本・吉川トリコ 「余命一年、男をかう」

2022-04-12 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

幼いころからお金を貯めることが趣味だった片倉唯、40歳。ただで受けられるからと受けたがん検診で、かなり進行した子宮がんを宣告される。医師は早めに手術を進めるも、唯はどこかほっとしていたーー「これでやっと死ねる」。
趣味とはいえ、節約に節約を重ねる生活をもうしなくてもいい。好きなことをやってやるんだ! と。病院の会計まちをしていた唯の目の前にピンク頭のどこからどうみてもホストである男が現れ、突然話しかけてきた。「あのさ、おねーさん、いきなりで悪いんだけど、お金持ってない?」。
この日から唯とこのピンク頭との奇妙な関係が始まるーー。


               

 読書備忘録 

え、え、えーーーっ!

がん検診が無料だったから軽い気持ちで受けたら、なんと・・・

そこでたまたまお金に困ったピンクヘアーのホストに出会い、なんでそうなる?で始まった。

そういう選択もあるけれど、人それぞれだからね。

ただじゃなかったら検診受けなかったんでしょ?

そもそもただのケチではなかった、することはしていた。不倫もしていたことだし・・・その相手がね。

男をかう・・・買う でも 飼う でもなく かう!


★★★★☆



本・大崎梢 「バスクル新宿」

2022-04-11 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

たくさんの人々が行き交うバスターミナル「バスクル新宿」。
それぞれの目的地を持つ人々がひととき同じ時間を過ごし、同じ事件に巻き込まれてーー
「メフィスト」掲載の連作短編集が待望の書籍化!


               

 読書備忘録 

長距離バスで移動したことがないから、そうなのね?

ちょっとした事件・・・ちょっとしたね。

おトイレのない長距離バスは、それだけで緊張してしまいそう。先の短い私は乗ることはないでしょうね。用もないし・・・

まさかそこに住み着いているわけじゃなさそうだったから・・・あの男の子は妖精?

乗った気になり読んでいた。

★★★☆☆



本・小林聡美 「聡乃学習」

2022-04-10 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

間もなく50歳を迎えようとした頃にスタートし、5年に渡って書き続けたエッセイが、ついに書籍化。
トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考え、美空ひばりさんと同い年になったことに感慨し、体調に不安を覚えホットヨガや健康体操教室に参加、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しみ、長く一緒に暮らした愛猫を看取り……。
歳を重ねても、無理せずに、でも興味のあることに飛び込みながら、軽やかに丁寧にひとりの日常を送る様子を綴った、くすっと笑えて清々しいエッセイ集。


               

 読書備忘録 

五十過ぎたら順不同・・・なるほど、そうだわ。

食い意地という幸せ・・・そ!私も聞いたことあります。欲の強いひとは生命力も強い。

どうでもいいはなし・・・そういえば最近、電車内お化粧を見なくなった。人のふり見て気がついたのかな?

そうそう「化粧」に反応して、渡辺美佐子さんのひとり芝居の初演を観たのを思い出した。はっ!と気合を入れて客席をまるで鏡のようにして化粧をし始めた。見せ場ね。すっごい迫力で一度目は三越の株主から招待状をもらって観て、感動して同じ場所で自腹でもう一度観た。

社会人入試で4大に入ったんでしたっけ、お母さん世代で大学生!若いお友達との交流がとても楽しそう。

★★★★☆



本・小池真理子 「月夜の森の梟」

2022-04-07 10:00:52 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介

作家夫婦は病と死に向きあい、どのように過ごしたのか。残された著者は、過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイ。『朝日新聞』連載を単行本化。


               

 読書備忘録 

長く一緒にいた分悲しみは深いのでしょう。

計り知れない思いはわが身の事と読んでいた。

いずれ必ず来る悲しい別れとはわかっているけれど、すべて聞いた話で自分の事となった時の思いがあふれていた。

そう、私もしばらく離れていると夫の声を忘れている。ただいまー・・・に、そうだ、この声だったんだ。って、私は変な人かと思ったけれど、そうでもなかった。

そしてやはり一緒に過ごしている時間が長いから、ひとりがあれ?と忘れていても、ひとりが覚えている。

そして、「かたわれ」を読んでいて、そっか!そっかも知れない!私たちも、かたわれ・・・

★★★★★



本・久坂部羊 「R.I.P. 安らかに眠れ」

2022-04-04 08:08:11 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

優しかった兄が、三人もの自殺志願者を殺めた――。世間から極悪人と糾弾される村瀬真也。連続凶悪事件を犯した兄が語り始める不可解な動機を解き明かそうと、妹の薫子は奔走するが、一線を越えてしまった真也の「知らなかった一面」に衝撃を受ける。自殺志願者を次々殺めた男の告白から見えてきた真実とは――。行きすぎた正義と、無関心な親切は、どちらが正しいのだろうか。誰もが目を逸らしたくなる問題に、著者自身も懸命に向き合い書き下ろした長編小説。


               

 読書備忘録 

いったいこの子はなんでそんなことをしてしまったのか・・・が、最後にわかります。と言っていいのかとも思うけれど、サイコパスの怖さがわかります。

まさかのまさか・・・その人は言いました。

善良なサイコパスと邪悪な健常者がいることを・・・

死にたい人を止めたところで、責任ってとれるか?とも思うし、だいたいの人は止めると思うけれど、その先のことはね、ずっと見守ることってできるのだろうか?

本当の思いやり・・・って、なんだろうね。

人間の尊厳って・・・

難しいー!

オランダの事も書かれていましたね。

★★★★★