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本・白石一文 「道」

2022-12-30 08:26:28 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

一枚の絵が、世の中の仕組みを大きく覆す。 男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか‐‐。かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、交通事故が愛娘に起こる直前の三軒茶屋の交差点にいた。構想10年。満を持して放つ、アンストッパブル巨編。


               

 読書備忘録 

ニコラ・ド・スタール「道」

3本の道・・・念じて飛んでいく?行くにあたってはすでにそこにいた人を弾き飛ばす?

初めはタイムマシンのようなもの?と読んでいたが、読んでいるうちにパラレルワールドを思った。そうでしょ?やっぱりあるでしょ?と・・・

とにかくややこしい。

もう一つの世界で生きている人たちの人生も変えてしまうという恐ろしいこともあるけれど、それはそこに行ったから見たことで、行かなければ、行けなければ、知らなったこと。

面白すぎてイッキョミ!寝ずに読んだ。

そうそう、未だに混乱しているコロナ!そもそも中国武漢市の海鮮卸売市場で始まったのだ・・・

そして今年、ロシアの独裁者は戦争を仕掛けた。


★★★★★


草津温泉 ♨ 1日目の夕ご飯 🍴 

2022-12-28 07:07:19 | まとめて共立リゾート温泉の旅×3

説明聞いて、どうぞ・・・に、いただきます。してしまったので、アミューズの画像ナシ、その後も、さぁいただこう。してしまいナイフとフォークを持った後に、あ、写真ね!してしまった。

前回泊まった時に楽しみにしていたマノスのキャベツロールをがっついて写真撮り忘れていたのを、今回はしっかり記録できました。

食後の珈琲はマノスのコーヒーを・・・

12/19~21


草津温泉 ♨ 貸切露天風呂 源泉へ

2022-12-26 08:25:38 | まとめて共立リゾート温泉の旅×3

チェックインしてお部屋に着いたら、すぐ温泉へ・・・

ぜんぶ空いていましたから、森の湯へ・・・

お風呂上りはお決まりの 🍺 ビールと私はチョコレートドリンク

朝は牛乳

何処もお掃除が行き届いていて・・・

2泊3日、充分温泉を楽しんで来た。

 

12/19~21


草津温泉 ♨ お宿は ラビスタ草津ヒルズ・・・

2022-12-23 08:45:22 | まとめて共立リゾート温泉の旅×3

ドイツの「グリム童話」からとったお部屋は・・・

ヘンゼルとグレーテル 赤ずきん 白雪姫 の3種類

前回、赤ずきん のお部屋に泊まったけれど、3人で泊まれる部屋だったから、2人だと無駄に広かった。その分料金も高かったから、今回はいちばん小さい ヘンゼルとグレーテル を予約した。ふたりだったからこちらで充分だった。

最上階にある4種類の貸切露天風呂へは、朝、昼、晩の3回、あとはちょっと弱い、どの部屋にもヒノキ造りの浴槽の天然温泉露天風呂「湯川の湯」にちょいちょい入っていた。

コーヒーミルのセットは借りられるからと、カリカリやっていたけれど、最上階には ☕ 珈琲 も 🍺 ビール も サービスがあるから、エレベーターで上がるだけでいいのだから、廊下はお散歩代わりにプラプラ行っていた。

従業員さんは以前同様とても感じよく、安心してのんびり過ごせました。

 

12/19~21


グラコロたべて温泉へ・・・🚘

2022-12-22 06:48:47 | まとめて共立リゾート温泉の旅×3

大掃除を・・・と思ってはいるのに毎日の小掃除で済ませ、冷蔵庫を動かしたり、洗濯機の下とかは・・・いつしたか忘れている。こんなのは思い付いたときにちょちょっと一か所済ませておくといいとは思いますが、それをしないのが私でして・・・

押し迫ってのんきに温泉

自分ばっかりお出かけして悪いなと思ったかどうかは知らないけれど・・・

帯状疱疹後遺症神経痛に温泉がいいと聞いて行ったら、なんかいいかもしれない。と言っていたからか、雪の温泉もいいよね!と言っていたからか、今年一度行った草津温泉に・・・雪は残っていたけれど、降ってはいなかった。

夕ご飯は付いているからと、前回と同じくマックみっけ!してグラコロセットでお昼を済ませ・・・

途中の  道の駅八ッ場ふるさと館  で、花豆の  塩あま納豆  を買って、👀 花豆みて、うわっ大きい! 

そんなことをしながら、前回とは違うルートで草津到着

2泊3日 温泉三昧  

 

週一古巣でフルタイムの夫はすでに出かけている。

洗濯物の部屋干しを済ませ、こんなことをしている。

 

12/19~21


本・井上荒野 「小説家の一日」

2022-12-21 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介

小説、メモ、日記、レシピ、SNS…。すべての「書くこと」をテーマに、さまざまな日常の忘れられない瞬間を描いた短篇集。表題作のほか、「窓」「つまらない湖」など全10篇を収録する。『オール読物』掲載を書籍化。

緑の象のような山々 

園田さんのメモ 

好好軒の犬 

何ひとつ間違っていない 

窓 

料理指南 

つまらない湖 

凶暴な気分 

名前 

小説家の一日


               

 読書備忘録 

やばい。で始まったお話。メールのやり取りが面白い。そうなるのよね。だいたいねー・・・妻がいて子供がいて、もう壊れているからすぐ離婚するからって!そんなら今すぐ離婚したらどうよ!しないでしょ?ってことなのですよ。もうね、早く気が付いて!って、娘はいないけれど、むきになって読んでいた。ほぅらね。・・・緑の象のような山々 

いじめ方ひどすぎ!ここまでやられたら、もうないんだから助けて!すればいいのになぁー・・・でもトイレの落書きに救われちゃったのかな?・・・窓

まただ!愛人してたらずっと愛人でいる覚悟ってどうなんだろうね?子供は生みます。と言ったら態度変わったでしょ?私もきっと凶暴な気分になるでしょうね・・・凶暴な気分

離婚の話し合いが進んでいるから!子供出来ちゃっているのにまだ話し合い?親だったらもうっ!と地団太踏んじゃうねきっと。だって何言ってもダメなんだもん。お金がなくても愛する人と一緒になって幸せです。なのかもしれないけれど、そんなもんいつまで続くもんでしょうかしらね?やっぱりお金はないよりある方がいい!と思うようになるかもしれない。親は言うでしょう。ほらみなさい!と・・・名前

あ!これはいい!・・・小説家の一日

面白くて、あららと、あっという間に読み終えちゃった。

★★★★★


本・畠中恵 「こいごころ」

2022-12-20 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない! 「しゃばけ」シリーズ最新刊!! 剣呑なお願いをする妖狐(ようこ)・老々丸と笹丸が現れて、またもや若だんなは頭を悩ましているってぇ! しかも笹丸は妖(あやかし)としての力が尽きかけているようで、兄(にい)やも長崎屋の妖たちもいつもと様子が違う……。あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。シリーズ第21弾。


               

 読書備忘録 

そう・・・笹丸はかわいそうでした。

そんなグスンなお話に始まり、若旦那の主治医である源信先生が隠居するってことになり代わりの医者をね・・・

そして、いつものように若旦那が問題を解決していくお話が続き、最後の妖百物語は特別面白かった。

まぁ何というかいつの時代にもいるんだねぇーの放蕩息子と言うかどら息子!それは置いといて、楽しみにしていた百物語がめちゃくちゃにされてしまった。でも、まぁドタバタが面白かったわけで・・・だって、本物の妖がいるのだから!

次回作お待ちしております。

★★★★☆



本・垣谷美雨 「あきらめません」

2022-12-19 07:41:35 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

「一人では何もできないが、一人でも始めなければいけない」
定年を迎え、悠々自適なセカンドライフを送るつもりだった郁子は、突如、夫の実家に戻ることになった……。
気持ちを切り替え、田舎暮らしを楽しもうとしていた矢先、なぜか市議会議員に立候補することに!
年齢も性別の地方も越えて、日本のリアルを描く痛快エンタメ小説誕生!


               

 読書備忘録 

面白い!イッキヨミ!

東京育ちの妻が夫の実家の地方に移住するってお話だけれど、田舎に行ったら、あれしてこれしてと夢みていたのに、ある日郁子は気づいちゃうんです。田舎の実態に・・・!

そこからは早かったですね。

あれよあれよと・・・仲間が集まり・・・そりゃ簡単にはいかなかったけれど、あきらめなかったのね。

義母さんがとてもいい人で救われましたね。

★★★★☆



本・林真理子 「死ぬほど好き」

2022-12-18 06:53:52 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

生まれ育った小さな町での結婚を前に、言いようのない憂鬱をおぼえはじめた由希。そんな折、高校の後輩と再会し、心が大きく揺れだして-(「果実」)。熱烈に口説かれ、引きずられるようにして克己とつきあいだした妙子。だが、いつしか恋の主導権は逆転し、不安に駆らけた妙子は執拗なまでに恋人を追いかけるが…(「死ぬほど好き」)。女たちが抱える愛の闇を鮮やかにうつしだす八つの物語。


               

 読書備忘録 

まぁ何というか・・・いろいろ!

表題の「死ぬほど好き」がいちばんのめり込んだ。

わからないこともないけれど、やめなさい!それ以上はダメ!なのに・・・ってお話。

昔、知り合いに、振り向かせるのが好きで、ガンガン押して振り向いてくれたらもう満足しちゃって興味がなくなる。って、悪魔のような女がいた。ってのを久しぶりに思い出した。

★★★☆☆



本・青山美智子 「ただいま神様当番」

2022-12-15 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!
突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えないようで……?

「お当番さん、わしを楽しませて?」

幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。

奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか主人公たちの悩みも解決していて……。
笑えて泣けるエンタメ小説です。


               

 読書備忘録 

ぐるっと回って葵ちゃん!そっか、あの社長がね・・・

どのお話もほんわかして、ほら左手が何かするよ!と楽しみに読んでいた。

外国語教師のリックの生徒の反省

零細企業の社長の所から部下が内緒で独立を企んでいて・・・葵ちゃんが活躍しますね。

あっという間に読み終わっちゃって、もっとお話聞いていたかった。

そして、私の腕にも神様当番現れないかしらね・・・なぁんて思ったの。

★★★★☆


本・林真理子 「李王家の縁談」

2022-12-12 06:58:36 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

皇族華族の内面をこれほど正確に描ききった小説は
読んだことがない。傑作である。――歴史学者・磯田道史

いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――
梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。
方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。

聡明で率直、そして行動力に溢れた伊都子妃は、誰も思いつかなかった方法で、娘の方子女王を〈皇太子妃〉にする道を見つけ出すが……。そのために乗り越えなければならない課題は、伊都子妃の想像を越えるものだった。

高貴なる人々が避けては通れない縁談を軸に繰り広げられる、ご成婚宮廷絵巻が幕を開けます。


               

 読書備忘録 

梨本宮伊都子妃が日記を残していて、ノートが手に入らなくなっても手作り日記帳に書き残していた。

李王家のことは何かで読んでいただけで、詳しくは知らなかった。そう言う事だったのですね。

興味のある人はとても面白く読めると思う、さほど興味のなかった私でもイッキヨミしたのだから・・・

宮家は家が残されているところは、外から眺めたり見学したりしていた。

赤阪プリンスの駐車場わきに残されていた旧李王家邸も外からぐるりと・・・

★★★★☆


本・芦沢央 「神の悪手」

2022-12-07 07:56:59 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

破滅するとしても、この先の世界が見たい――将棋に魅せられた者たちの苛烈な運命。棋士の養成機関である奨励会。年齢制限による退会が迫る中でも昇段の目がない岩城啓一は、三段リーグ戦前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられるが……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、丹念に描き出す将棋ミステリ。

弱い者 

神の悪手 

ミイラ 

盤上の糸 

恩返し


               

 読書備忘録 

弱い者・・・復興支援に将棋を!そこで出会った少年かと思っていた少女の話が悲しい。そんなことをする大人がいたなんて驚いたわ。ふざけるなっ!

ミイラ・・・このお話はすごかったね。

恩返し・・・将棋を打つ人だけではなく、駒を作る人にも戦いがあるわけで、このお話はとてもよかった。

将棋のことはまったく知らないけれど短編だったからか楽しめた。でも、厳しい将棋の世界を少しでもわかっていたらもっと楽しめたと思う。

★★★★☆



本・大森顕・山本衛 「痴漢を弁護する理由」

2022-12-05 08:01:21 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

「痴漢」という犯罪に関わる者の苦悩と葛藤を通して、痴漢事件の内実、日本の刑事司法の問題を描き出す小説。


               

 読書備忘録 

第一話

逃げちゃダメ!なのかな?とにかく弁護士を付けないと自分でできるか?って事でしょ?

身長差とか繊維恨とかさぁーと、読んでいたら、先輩弁護士にどうなの?って聞かれていましたね。

当番弁護士をそのまま選任したから、やる気あんのか?と思ったけれど・・・

結果、どうなったんだろう?

第二話

妹弁がいてよかった。病かも?とは・・・

三度目の痴漢だと聞いた奥さんのショックがね、お気の毒でした。

まぁいろんな人がいるから、本でも読んでふむふむするしかないのよね。

読んでみたら事情も分かりましたから・・・

弁護士になれてよかったんだわーい!なんて思っていないでどっさり勉強してよい弁護士さんになってください。

 

弁護士さんの知り合いが一人や二人いればいいと思うけれど・・・知っている弁護士さんは私と同い年だから・・・まぁベテランと言えばベテランなんだろうけれど、おっとっとと階段踏み外したときには、体の衰えは一緒なんだなぁーと当たり前のことを思った。もっとも刑事事件はやっていないらしいから紹介ね。それはしていただけるでしょう。その前に、お世話になることがないようにと思いました。

平等じゃないもんね~・・・

★★★★☆


本・恒川光太郎 「箱庭の巡礼者たち」

2022-12-01 08:42:49 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

洪水で流れ着いた黒い箱は不思議な別世界と繋がっていた。王族が圧政を敷き、竜が生まれ、吸血鬼が人知れず夜を歩く、そんな「箱庭世界」の観察が少年・内野聖の青春だった。ある日、恋人の絵影久美が箱の中に行くと言い出す。二度と戻れないとしても、箱の外から見ていた自分にしかできないことを果たすために。ただ箱を見つめるだけだった二人の人生は、箱の中と外で目まぐるしく変わり始める(「箱の中の王国」)。時を越える時計、超強力な接着剤、意思を持った機械、そして不死の薬。異能の道具が紡ぐ一繋ぎの連作集。

箱のなかの王国 

吸血鬼の旅立ち-物語の断片 1- 

スズとギンタの銀時計 

静物平原-物語の断片 2- 

短時間接着剤 

海田才一郎の朝-物語の断片 3- 

洞察者 

ファンレター-物語の断片 4- 

ナチュラロイド 

円環の夜叉 

最果てから未知へ-物語の断片 5-


               

 読書備忘録 

黒い箱の中のお話は壮大でどこに行くのだろう?が、手に入れた銀時計で追ってから逃れようと度々時空を超えていたスズとギンタが再び登場したころから、箱の世界で繋がっているのだね?

ならば、心して読まねば置いて行かれてしまう。

そう言えばそんなことがあったな?そんな人がいたな?とわかってきてからどんどん面白くなった。

ほぼイッキヨミ!

★★★★☆