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本・秋吉理香子 「終活中毒」

2023-03-31 07:59:40 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

人生は、いつでも大どんでん返し。
たとえ、余命わずかでも――

最高の最期(エンディング)、始めますか?  
あなたの心に火を灯す驚愕×号泣ミステリ―!

ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…
4人の〈終活〉に待っていたサプライズとは?
40代女性―余命をSDGs活動につぎ込む資産家の妻に望むのは…(「SDGsな終活」)
60代男性―妻の三回忌のため息子と家のリフォームを始めたが…(「最後の終活」)
60代女性―ベストセラー作家の遺品に心を乱された理由は?(「小説家の終活」)
40代男性―売れない芸人の終活はお笑いグランプリの挑戦で…(「お笑いの死神」)


               

 読書備忘録 

いろんな終活がありますが・・・

やろうとしたのにやられちゃった。

やはり痴呆だったか!とは言えいっときでも幸せだだったってことだったから・・・それにしても奥さんのお着物がたくさん。それに関してテレビでよく着物買取のCMをみるけれど、着物着ている人をめったに見ないからずっと不思議に思っていたことが解決した。

ずっと気になっていたのね。死んじゃってからじゃね。

死神の正体がわかった時には、読んでいたそれまでの感情があふれちゃった。お笑い芸人さんは無職なんですか?

他の作品も読んでみたい・・・

★★★★☆



本・柚月裕子 「月下のサクラ」

2023-03-27 05:42:43 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ私は前に、前に進む――。
組織に巣くう不条理な倫理。
刑事・森口泉が闇に挑む。

事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。
森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。
自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。


               

 読書備忘録 

草彅君のドラマと重なった。

あちらは国会議員、こちらは警察

そしてまさに特殊詐欺事件・・・

それにしても泉にはハラハラさせられた。なんで?ここまでやるか!?

イッキヨミ ぐいぐい読まされた。

★★★★☆



本・凪良ゆう 「汝、星のごとく」

2023-03-20 05:48:31 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。


               

 読書備忘録 

そういうラストになっちゃったかぁ・・・

どちらもお母さんの大変な時期を若い頃過ごして、どんな大人になっていくのかと読んでいた。

そう来るか・・・と言う場面が多く、まるで映画を観ているようだった。

「自分で自分を養える。それは人が生きていく上での最低限の武器です。・・・」

良い作品に出会えました。

★★★★★



本・山口恵以子 「焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん10」

2023-03-16 08:34:29 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

焼き魚定食、冷やし茄子うどん、串カツ、茄子と胡瓜の糠漬け、ウニ載せ煮玉子、マグロの漬け丼──
姑の一子、嫁の二三、若頭の万里、三人で営む佃の「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋。
メニューが豊富で、なんでも美味しく、財布にも、疲れた心と身体にも優しい。
だが、常連のはなの姿が最近見えない。どうやらストーカーされているらしいと万里に相談があり……。
続々重版の大人気シリーズ、第十弾。文庫オリジナル。

第一話 食育は豆腐ハンバーグ 

第二話 空き家とタコライス 

第三話 おにぎり、ふしぎ 

第四話 焼肉で勝負! 

第五話 運命のスコッチエッグ


               

 読書備忘録 

発達障害子の子供たちはこだわりのある子もいるから、一緒に作ったらいいんじゃない?の第一話、給食が食べられなくてずっと残されていたという話に、担任に恵まれればそんなことなかったのになぁと思いましたわ。アメリカから夫を亡くし帰って来ようとしている二三の同級生の京子に、空き家にしておくのは物騒だからと紹介したり、上司がストーカーだったり、と、今回も納得のお話が存分に詰め込まれていた。

お料理も美味しそうで、またしてもスマホに巻末のレシピをパチリと入れといた。

順番飛ばして読んでいるけれど、まだ追いつきません。

★★★★★





京都の旅 ☂ 散歩して花見小路~帰ります。

2023-03-10 08:34:41 | 2023 京都の旅 冬

 

お食事後はぷらぷらと傘をさしたり閉じたりしながら花見小路まで・・・

花見小路には左右の道に写真や動画撮影を禁止する立札が設置されていたので、カメラをしまい散歩

その後、雨も派手に降り始めたから地下鉄の駅まで歩いて京都駅まで地下鉄に乗り、さてどうする?新幹線の時間までまだあるし、お昼が早かったのでお腹空いたようで喫茶店に入った。

そろそろ新幹線の時間となったので、カード会社のラウンジに預けておいた荷物を受け取り、どのみち又何か食べることになるのだろうとしずやでパンを買って新幹線に乗り込んだ。

新幹線も電車も遅れることなく、私達も何事もなく帰り着いた。

今後は又以前のような混雑した京都に戻るのだろうから、行っておいてよかった。

息子に、また京都行って来たの?何しに行ったの?と聞かれ、何しに行ったんだろうね?と言ったら、夫が、安かったから・・・。

2/8~10


本・近藤史恵 「幽霊絵師火狂 筆のみが知る」

2023-03-09 07:32:13 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草子や赤本を読む生活だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」という彼は、怖い絵を描くだけではなく、ほかの人には見えないものが見えているようで……。絵の中の犬に取り憑かれた男(「犬の絵」)、“帰りたい”という女の声を聞く旅人(「荒波の帰路」)、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君(「若衆刃傷」)。彼らの想いに触れることで、生きる実感のなかった真阿は少しずつ変わっていく――。


               

 読書備忘録 

恐い絵を描く有名な絵師が居候すると、一人娘の真阿は興味津々。

実の母の妹である今の母親に入ってはいけないと言われていても、こっそり行くようになり・・・そのうち火狂から絵を習うようになる。

何と言ってもその真阿は不思議な夢を見る。

以前、幽霊画を見に行ったことがあるけれど、絵と見学者の間に結界がはられていたことがあった。これらの絵は悪さをするのだろうか?と、思ったことを思い出した。

★★★★☆



京都の旅 名建築で昼食を・・・🍴

2023-03-08 08:14:05 | 2023 京都の旅 冬

フォーチュンガーデン キョウトでランチ

以前、オークラ京都に泊まった時に建物をみていたら、レストランであることがわかって、また京都に来たならこちらでランチしよう!と決めていた。

帰る日だったから、開店時間に予約を入れた。なので、数名しかお店にはいなかった。なのに少ししたらどんどん入って来て、すぐに満席になった。

ランチでもお洒落をしていくレストラン

今度はもっと気合を入れておしゃれをして行こうと思った。

 

近代建築の巨匠・武田五一氏が手掛けた、過去と現在が融合した伝統ある洋風・名建築

昭和2年に手掛けた島津製作所旧本社ビル。アーチ形の正門、3階の円窓、蛇腹式のエレベーターなど時代を超えた空間・重厚感はそのままにリノベーションされました。クラシカルな雰囲気に、上質な時間「FORTUNE」=幸運を感じられる空間です。中は京都であることを忘れさせる心地の良い空間が広がっています。テラス、パリのビストロを表現したテーブル席、個室、スタンディングBarなど様々なシーンに合わせたお席をご用意しております。ウェブサイトより

2/8~10


京都の旅 京都国立博物館へ・・・

2023-03-04 07:21:17 | 2023 京都の旅 冬

国の重要文化財

国の登録有形文化財

付き合って写真を撮っていたら、あれ?とみつけたこちらの建物

脇の散歩道を登って行くと茶室があったのね。

あとで気が付いたから、またの機会に・・・

特別展ではなかったからほとんど人がいなかった。

なので、ゆっくりじっくり見た来た。

ひな人形展をやっていました。

私のお雛様は、通っていた幼稚園と保育園が混ざっているようなところに寄付していたので、何年かは祖母と母に連れられて見に行っていた記憶はあります。

子供の頃にちょっと怖い話を聞いてから、ずっと引きずっております。

3月3日は誕生日なのにね・・・60代最後の年に突入しました。

 

2/8~10


本・坂木司 「ショートケーキ。」

2023-03-02 08:58:21 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

星の数ほどあるケーキの種類のなかでも、不動の人気を誇る「苺のショートケーキ」。「和菓子のアン」シリーズなど、甘いものを描いた作品に定評のある著者による、誰しも思い出のひとつやふたつはあるだろうショートケーキをめぐる5篇の連作集です。
大学生の<ゆか>と<こいちゃん>はどちらも、母との二人家族。父が出て行ってから買えなくなったホールケーキを求めて、ふたりは<失われたホールケーキの会>を結成、切れていないケーキを楽しんでいる。ある時、離れて暮らす父親から、「大事な話がある」と連絡があり……。(「ホール」)
俺が働くケーキ屋では、残りがちなホールケーキを予約なしに買ってくれるお客さんを天使と呼んでいる。天使の中には常連もいて、女子大生と思しきその二人組が俺は気になっている。どうやら彼女たちは、丸いホールのケーキにこだわっているようなのだ。(「ショートケーキ。」)
ケーキ屋で働く私には、嬉しいことがあったときにひとりで行う「趣味」がある。ケーキを冒涜しているようで人には言えないのだが……。
(「追いイチゴ」)
ママになった瞬間からさまざまなことがままならなくなった。大好きなショートケーキをもう一度ひとりでゆっくりと味わいたい。その願望を実現すべく、<あつこ>は二人のママ友と互助会を結成する。(「ままならない」)
央介の口癖は「嫁に行きてえ」、何事にも受け身で生きてきた28歳の会社員だ。ある時、領収書の不備を指摘されたのをきっかけに、会社の経理担当の女性のことが気になり始める。弟の学費を捻出するために倹約弁当を続ける彼女だが、どうやら本当はショートケーキが食べたそうなのだ。 (「騎士と狩人」)


               

 読書備忘録 

そうなの・・・家族が増えると大きなホールケーキが食べられるようになり、減っていくとだんだん小さなホールになり、そのうち・・・

それだけでも家族の歴史を感じます。

コージーコーナーのカジモトくんの粋な計らいに、良い子だ~・・・

「追いイチゴ」なるほどね、追いね。したことなかった。

「騎士と狩人」あら、ひとりじゃなかったか・・・

ちょっとビターな美味しいお話です。

ケーキ屋さんで選んでいる時はみんないい顔しています。私はそこでプリプリしている人を見たことありません。

並んでいる時に、行列長くてプリプリ感だしていても、順番来ると嬉しそうに選んでいますでしょ?

★★★☆☆