作品紹介・あらすじ
「綺麗な人でしょう。心はもっと美しいんだよ。ほんと、憧れの人!」「カリスマってああいう人のことを言うんだろうな。」
「あの人はカリスマ性がある反面、ものすごく傷つきやすい人。」「うちの家族はまだ、あの人に心を操られたままなんです。」
「そういえば、ルミンさんて、プライベートなことは話さない……。」
16人のさまざまな証言をもとに、女の正体にせまる1作。
女は一体何者で、なぜ嗅ぎ回られているのか…?読めば読むほど謎が深まり、ゾッとするラストは頭から離れない……。
読書備忘録
うっわ!無視していたじゃないの!?
なるほど・・・
息をはくように嘘をつく・・・私、嘘つけない人だから、嘘ついたことないわよ、嘘なんかついてもいいことないでしょ?・・・へー嘘つき!
「ガスライティング」出てきましたね。誤った情報を与えることで、ターゲットを精神的に追い詰めていく。餌食になった人は、事実と違う情報を「事実」として伝えられたり、事実を「誤り」と、伝えられることで、自分の認識を信じられなくなって、不安でおかしくなってしまいます。
信者になっちゃったらまぁまぁそうでしょうが、逆も然り!少しは疑うことをしてみてもいいかもしれない。
だいたいそれって、トモダチ?
なんだかんだ言っておりますが、面白かった。
★★★☆☆