

森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。
最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができてしまい、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ち込んだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?








面白いっ!
伝票みて、ハイ、これダメ!これもダメ!何回言ったらわかるんですかぁー・・・って仕分どっさりのお話かと思ったけれど・・・
そりゃぁ、毒を吐くことは必要。
口に出さないのが沙名子!でもね。言いたいよね。
会社ではバスクリンみたいなものを扱っているから、温泉ね・・・
出てくる人が少ないから、えっとーこの人は?をしなくていいのと、ま、どこにでもいるね・・・で、読みやすい。
「優しくされるのはいい。たとえ商売であっても」
そ!、それ大事!一日が違ってくるから・・・
で?今後太陽とは・・・?
って所で終わって、続きが出ていますね。
★★★☆☆



大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった。布目の現地調査に同行して7月の遠野へ。取材対象が現れたら、姿を映像か写真に記録したいという布目の希望により、“座敷わらし"を撮影するため、子どもが8人いる家庭を訪問。スイカを食べる子どもを数えると、ひとり多い!?「座敷わらしの右手」より。ハンサムらしいが風変わりな大学教授と、映画製作を夢見てアルバイトに励む女子大生の迷コンビ。座敷わらし、河童、天狗と日本人の心に棲むあやしいものの正体を求めての珍道中を描く連作「座敷わらしの右手」「河童沼の水底から」「天狗の来た道」を収録。ふたりに芽生えた恋の行方も読みどころの、笑いと涙のなかに郷愁を誘うもののけ物語。オリジナル文庫。
座敷わらしの右手
河童沼の水底から
天狗の来た道








座敷童はいると思います。
かっぱはね~・・・ヤマちゃん
見間違いかな?
天狗はね・・・そう、トロールね。いましたね。
布目と真矢!
いいと思います。一緒になっちゃえばいいのに・・・と、無責任なことを言う。
あかなめとお手々つないでいた子知っています。
何してんの?
手、つないでんの。
おばちゃん見えないんだけれど、誰と?
あかなめくん!
ふーん、そういう子がいるんだ。
下の子の同級生の弟はあかなめくんとお友達でした。
因みにそのお母さんは見えちゃう人でした。
★★★☆☆



両親が亡くなり、解体した実家の物置の床下から白骨死体が発見された。
娘である早紀子は、25年前の記憶を辿るうちに、ある事件に思い当たる。
この骨は過去の犯罪を告発すべく現われたのか……。
繊細なタッチで描く戦慄の長編サスペンス。








そうだと思ったのに・・・そうじゃなかった。
追い詰められ方が怖いなー・・・
なんかしたんでしょ?って兄妹でも知らないことはたくさんあるからね。
亡くなった母親にしても、歯科医の父親にしても・・・
悪いことするとお巡りさん来るよ!
って小さいころ育ったから、どうもお巡りさんを前にすると、何にも悪いことしていないのに挙動不審になる。
こんな時さぞかし私は怪しい人物になるのだろうなー・・・口裏合わせなんて絶対にできないや!と読んでいた。
ぽっや~んと浮かんだのが、谷崎潤一郎の白日夢だった。
浮かんじゃったんだからしょうがない・・・
★★★★☆



紅雲町にある小さな商店街が改装されることに。だが様々な思惑が絡んで計画は空中分解寸前に。お草さんはもつれた糸をほぐせるか?
牡丹餅
貫入
印花
見込み
糸切り








お草さん!どうやら酸いも甘いも噛み分けている人なのでしょう。
何ていうと謙遜されるのでしょうが、ただもんじゃない!
久実も大したもんです。頼もしい。いいコンビだわ。
ロールスロイスに跳ねられそうになり、人気者のプラスチックマスコットのドリ坊倒してしまい、人間よりマスコットの方が大事かいっ!などツッコミ入れながら始まりました。
ロールスロイスおじさんの事も徐々に明かされ、こんな小さい商店街にそんなにもめごとがあるのかい?そりゃ大変だっ!
毎度いろいろありますね・・・と読んでいた。
お店の器素敵ね。
★★★☆☆



愛による呪縛と、愛に囚われない生き方とを探る。野心的長篇小説!
長らく疎遠だった父が、死んだ。「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」。不可解な遺言に、娘の明日香は戸惑いを覚えたが、医師であった父が最期まで守っていた洋館を、兄に代わり受け継ぐことを決めた。25年ぶりに足を踏み入れた錦野医院には、自分の知らない父の痕跡が鏤められていた。恋人の冬馬と共に家財道具の処分を始めた明日香だったが、整理が進むに連れ、漫画家の仕事がぎくしゃくし始め、さらに俳優である冬馬との間にもすれ違いが生じるようになる。次々現れる奇妙な遺物に翻弄される明日香の目の前に、父と自分の娘と暮らしていたという女・妃美子が現れて――。愛情のなくなった家族や恋人、その次に訪れる関係性とは。気鋭の著者が、愛による呪縛と、愛に囚われない生き方とを探る。喪失と再生、野心的長篇小説!








家族って最終的にめんどくさいものなんだよね。
そこには複雑に絡まった 愛 なんてもんがあるからね。
家族じゃなければどんなによかったかしら?さっと切れるから冬馬だって妃美子だって・・・なんてことを思うことだってあるんじゃないの?と、読んでいて思った。
幸せになっちゃうと作品はダメなの・・・?
そうそうピアノのカギ
あの子はいったい・・・
父親が不在となった今、あの子には明日香が必要だったのでは?明日香でなければダメだった?
余談・・・
駅の階段を下りていたら真後ろの人が前のめりに転んだみたいで、巻き込まれて倒され、一回転して足首を階段にたたきつけて・・・骨折!
私も右腕ぶっらぁ~ん事故は駅だったから、変なところに食いつきました。
そして、今は必ず手すりに付かず離れずってところを注意深く上り下りしています。
★★★★☆



人気月刊誌「STORY」連載の好評エッセイ。四十代、美の格闘録!








初出は「STORY」2009年8月号~2014年2月号
ちと古いお話に読んでいてときどき え?
そんでも同世代のちょっと昔のお話
メンテナンスのお話に、この時点で修整、整形などのお直しは一切していないけれど、ヒアルロン酸注入は3回したって・・・ヒアルロン酸注入は整形の範疇には入らないのね。
元に戻すこともできるんだ・・・しわくちゃになったみたい。
注入したばかりです。ってパンパンなお顔でテレビに出てる人ときどきみますよね。
交友関係がすんばらしいでしょ?だから、ほー・・・と楽しく読んじゃうのですよ。
知らない世界だから・・・別に知らなくてもいいんだけれど、癖になっています。
今回は・・・
キーッ!こいつー・・・と思った時の対処は、踏んばる。
相手がDVとか、浮気とかお金とかの問題を起こしているんじゃなったら、じっと耐える。
何日も口をきかなくてもいいから別れるのだけはやめる。そうするとまた「結婚していてよかったかも」という日々がやってくる。
ま、大方の夫婦にはあることだからね。人並みってことでしょ?
ストーカーの話に へぇー・・・もー正直なんだから・・・なんかわかるなー、私も死ぬまで許せない男いますよ。死んでもかな・・・ストーカーにはならなかったけれど化けて出てやる。どこにいるかも生きているかもわからないけれど・・・プッ!
★★★☆☆



敵はヤクザ、刑事、そして国家権力――
この仕事、ブラック過ぎて 腹が空く。
芥川賞作家・羽田圭介だから書ける限りなく危険なお仕事&犯罪小説!
「グリーンゾーン」
茨城のガソリンスタンドに務める萌衣は、働き始めて三年半のベテランアルバイト。
昼休憩も取れないくらいに休みなしの労働環境だが、ここでの仕事に責任感を持って臨んでいる。
ある日、客としてやってきたヤクザの車のバンパーにどす黒い血痕を見つけるが……
「内なる殺人者」
リョウジは休みもとれないほどのプロの殺し屋。
小麦アレルギー持ちで、食事には気を付けて生活をしている。
いつものように殺しの依頼を受けたが、殺害の一歩手前で逃したことから、
逆に自らも命を狙われることに……
「誰が為の昼食」
写真週刊誌の女性編集者として昼も夜もなく、ターゲットを追い続ける紀世美。
ある外国人犯罪グループと警察との癒着を探っていた同僚が襲撃を受けた。
引き継いで調査を進めていくと、意外な黒幕が……








ランチの時間にお昼ご飯を食べられない人たちのお話・・・
ガソリンスタンドに行ったらきっとこれ、思うんだろうなぁー・・・その人たちのいないところがいいなぁー・・・怖いもん!
小麦アレルギーの話は勉強になりました。
やはり女性のトイレの心配をしました。
男の人ってペットボトルでできるんですか?便利でいいですね。
羽田さんが表紙をTシャツにして番組で頑張っておられたので、読んでみました。
図書館本だけれど・・・
★★★☆☆



書店員は超多忙。品出しや客注をこなし、レジ対応の合間に万引き犯を捕まえ、閉店後には新作を読んでPOP書きやイベントの準備。でも、本と本屋が好きだから、今日も笑顔でお店に出るのだ。でも時には、お客様から謎すぎる悩みが寄せられて…。ここは町の本屋さん。名物店長と個性的なバイトの面々が、本にまつわる事件を鮮やかに解決します。本屋さんよ、永遠に。
7冊で海を越えられる
全てはエアコンのために
通常業務探偵団
本屋さんよ永遠に








何の本だったっけ・・・?
やはり背表紙でメッセージ発信していたのがあったような・・・
それにしても厳しい本屋さん事情
万引き犯を警察に突き出さなかったときに、何で?と思ったら、半ばやけっぱちだったの?
切羽詰まっていたとはいえ、そんなことまでしなくてもよかったのに。
本からお知恵は拝借できなかったのかしら、残念です。
とは言え、バイトさんたち、一ノ瀬さんのおかげ?で次に行けてよかったです。
書店員さんはみなさんだいたいこんな感じなんでしょうかしら?
とても親切ですもんね。
聞くとピッ!と案内してくださって、こちらです。
よく行く書店はデパートのほぼワンフロアだから探すの大変。
だから、どこだどこだ?を途中でやめて聞いちゃう。
小説以外は買っていますが・・・図書館本を読んでいます。💦
★★★★☆








行ったことないから行ってみよう・・・
えーえーえー・・・
連れて行かれた。
通天閣
お写真撮りますけれど、買わなくてもいいです。関所を通過し、どうした?ってくらいエレベーターは到着しない。
なっが~いことかけて上に行き、くるくる見学らしいことをして帰りは長い行列に並びエレベーターに乗り、降りて出口かと思っていたらくるくるお土産物売り場を通って、地上に出た。
国の登録有形文化財
解説文: 難波の東南に位置する。脚部をSRC造とした103m高の鉄塔で,塔の東側には円筒形の補助塔を設ける。四角形から八角形に平面形状が変化する塔身に独特な形状の展望台を戴き,四周に広告用等の施設を付設し,大阪のシンボルとして広く親しまれる。
文化庁WPより・・・
10/27~10/29



同情は美しい? それとも卑しい?
優しくたって、美人だって、幸せになるのは一苦労。第6回大江健三郎賞受賞作。中編2作収録。
「許せないなら別れる」――恋人の隆大が求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。愛しているのは私だけと彼は言うけれど、奇妙な三角関係の中で悩む樹理絵。これもすべて彼の優しさゆえ、と思ってみたり、帰国子女同士の彼と元彼女の間には日本とは違う習慣があるのかも、と自分も「アメリカナイズ」を目指してみたり。「就職が見つかるまでごめんね」と悪びれない元彼女のアキヨや優柔不断の彼氏に、ついに我慢しきれなくなった樹理絵がとった「最終手段」とは?
綿矢節ともいえるキュートで黒いユーモアと、週刊誌連載中から痛快なラストが話題を呼んだ、笑えて切ない恋愛小説。
併録の「亜美ちゃんは美人」は、美人の親友が隣にいるせいで、いつも〝二番〟に甘んじるしかない女子の複雑感情に、「あるある! 」と思わず頷いてしまう傑作。著者の観察眼が光る恋愛小説。読後は女子会が盛り上がること請け合いです








かわいそうだね?
何言ってんだろうね、隆大は・・・アキヨもそうだ!
アキヨみたいな子は大嫌い。不倫ってこういう子がするんだろうね。
おい!樹理絵っ!って読んでいたら、やりましたね。関西弁で!いいよいいよ!
だがしかし、お部屋に残されたのは樹理絵・・・あのアキヨまで隆大と一緒に出て行っちゃって。
アキヨの荷物ゴミ袋に入れてしまえばよかったのに、もー・・・
亜美ちゃんは美人
よくあるはなしだけれど、やだ、亜美ちゃん!入れ墨?タトゥか!
そりゃぁご両親はがっかりだわ。
ぽやーんと夫婦でいるのだろうか???
なんか、さかきちゃん次第のような気がする。
おもしろかった~・・・
★★★★★




これ何?おっ!たこ焼きっ!

お野菜がたくさんあってよかった。2日目の感想も同じだ!
いただく場所が2ヶ所に分かれているため、結構な混み具合でも混乱はなかった。


ここでお食事したくて1泊増やしたの。



ちょっと食べてしまってフランスパンが沈んでおります。



夫はハンバーグを頼んでいました。
あとは一緒!






予約してきたけれどしなくてもよかったのね。
なぜなら外壁工事中で窓側のお席取って置いてくださったみたいだけれど、しまっておりましたもの・・・
カレーを食べている人がたくさんいらした。
昨年の見学時にカレーが好評と聞いていたのにうっかりした。
また!はないだろうなぁ~・・・遠いもん!



昨年イケフェスでガスビルを見学したときの記事は
こちら


さぁーーー帰ります。
街歩きは忘れないうちにおいおい記録します。
カテゴリーが独立しているから、後から、はやくはやくされなくていいのです。




【鼎談】(ていだん)とは、三人が向かい合って話をすることである――。
本書は雑誌『婦人公論』で1年半にわたり掲載された女優・小林聡美による大人気連載「いいじゃないの三人ならば」を1冊にまとめたもの。さまざまなゲスト二人と小林聡美が語り合う、読むと気持ちがちょっと豊かになる鼎談集。
小林聡美だからこそ聞き出せた、誰もが知るあの人たちの意外な素顔。
【ゲスト】 井上陽水、川上未映子/小泉武夫、飯島奈美/もたいまさこ、片桐はいり/松岡享子、群ようこ/柳家小三治、酒井順子/長塚圭史、西加奈子/加瀬亮、前田敦子/南伸坊、江戸家小猫/大橋歩、小野塚秋良/宇多喜代子、森下圭子/市川実和子、市川実日子/坂崎千春、坂本美雨/大貫妙子、畠山晶/板谷由夏、平岩紙/白旗眞生、野村友里/役所広司、光石研/甲斐信枝、本上まなみ/石田ゆり子、中谷百里








映画「かもめ食堂」から10年
もたいまさこ、片桐はいり
ヘルシンキはそれから流行ったの・・・
片桐はいりさんの「かもめ食堂」から変わったのは さん がついたことだって。
大人の姉妹力
市川実和子、市川実日子
読んでいて、どっちがどっち?
お姉さんがいて三姉妹、楽しそうでした。
太い女
板谷由夏、平岩紙
ふたりとも好きな女優さん
素敵に太い女優さんだ。
板谷さんの奮闘ぶりに脱帽!
九州男児と語らう
役所広司、光石研
博多にこだわるんだわね。
小倉の友達に博多と一緒にしたら、博多に怒られるって言ってたっけ・・・
ためになるお話も聞けて、さらに小林聡美さんの魅力もずるずる出ていた。
★★★★☆
