作品紹介・あらすじ
六十代の主婦・雅美は、大谷選手が書いたマンダラチャートを真似て、マス目を埋めてみる。
もし、人生をやりなおせるならば、「女性が胸を張って生きられる世の中にしたい」。
そう記した途端、雅美はマンダラチャートに飲み込まれ、中学生に戻ってしまう……。
同じくタイムスリップした、かつての憧れの人・天ヶ瀬とともに、昭和の古くさい価値観を変えようと、奮闘する雅美だが……。
読書備忘録
いったい何が起こった!ふたりして・・・
この時代は確かにそうでした。親元通勤ね。面接で2~3年で結婚してやめます。なんて平気で言っていたし、そういう子だけが受かった。4大生はコネだけで、びっくりするようなお家の子がいたり、お爺さんが常務だったり・・・
雅美は頑張っていい大学は行ったのにね。
まさかそうなるとは思わなかったから、雅美には期待していたんだけれど・・・
何でこんなもの作る?とか、お風呂のエプロンなんとかならんかい!とか、このスペースに何を入れろというのか?とか、出来合いマンションだから、前の家とちぃーっとも変わっていない。
まぁ何と申しましょうか・・・携帯電話の番号を教えあっていて良かったです。
マンダラチャート・・・
ちょっと書いてみたらヒューくるくると吸い込まれたら・・・私の天ヶ瀬に会えたらどうする?私!
いい時代になったんだか、悪い時代になっちゃったんだかわからないけれど・・・
おもしろかったわ~・・・