



覚醒する新世界。目覚めつづける女の不定形な日常を描いた短編『眠り』が、21年ぶりの“ヴァージョンアップ”を経ていま再生する―ドイツ語版イラストレーション、日本版のためのあとがきを収録した、村上世界の新しい「かたち」。

プールから上がるとまわりの人々にじろじろ眺められたのはなんでだろう?
エンジンがかかりにくくなっていたんだから、直しておけばよかったのに・・・警察官に注意されていたのに行っちゃった。
こんなに眠れなかったら怖いだろうな~、寝るのに苦労したことは一度もないから。
眠れないのにきちんと日常を過ごしているのね。眠れないというだけで他に何か支障でも?別に寝なくても大丈夫なんじゃない?って、思わされた。
眠くなったらいつでも眠れる環境にあるのだから眠ればいい。
車をゆすられて・・・眠るのか・・・永遠に・・・
余韻に浸るって、こういうこと?
